著者:MINKABU PRESS 2019年11月22日更新

ポイント投資比較ポイント投資とは?各社のメリット・デメリットを紹介

ポイント投資サービスを比較

ポイント投資のおすすめポイント

  • 貯めたポイントで投資家になれる
  • 取引を通じて投資知識を得られる
  • コツコツ続けて株主優待や配当も貰える

Tポイント、dポイント、楽天ポイントなど、最近は様々なサービスでポイントが貯まります。 今回は貯まったポイントの使い道の1つとして「ポイント投資」を紹介します。

ポイント投資とは文字通り、貯まったポイントを利用して株の売買などの投資ができるサービスです。 現金で投資すると思うとはじめにくい投資ですが、ポイント投資なら気軽に投資をはじめられるのではないでしょうか。

今回はポイント投資の魅力、ポイント投資の種類、どのような投資ができるのか紹介していきたいと思います。 ぜひ、ご自分の持っているポイントについて確認してみてください。

あなたが持っているポイントは?投資ができるポイントと主な提供会社

Tポイント

他、SBI証券

楽天ポイント

  • 投資信託
  • 国内株式

LINEポイント

  • 投資信託
  • 国内株式
  • 国内ETF

dポイント

永久不滅ポイント

  • トラノコ(TORANOTEC)
  • auWalletポイント運用(KDDI)
  • Pontaポイント運用(Pontaカード)
その他

ポイント投資とは?「ポイント投資型」と「ポイント運用型」

ポイントを使った投資には大きくわけると「ポイント投資型」と「ポイント運用型」の2種類の投資方法があります。

「ポイント投資型」は、手持ちのポイントを証券会社を通して現金化し、株や投資信託などを実際に売買し、現金を増やしていく投資を行います。

一方、「ポイント運用型」はポイントを増やすために運用します。ポイント投資型と違い、現金化せずポイントのまま運用します。 これから、この二つのポイント投資についてもう少し詳しくご紹介しますので、あなたの手持ちのポイント種類と投資方法をイメージしながらお読みください。

ポイント運用とポイント投資の違い

ポイント投資型

ポイント投資型は、ポイントをいったん現金化し、その資金で投資信託やETF、株式と交換するものを指します。
メリットは実際に株などを買い付けることになるので「実際の株式売買のやり方を経験できる」「本格的な投資への練習になる」「株主優待をもらうことができる」などが挙げられます。ポイント投資をはじめるには「証券会社の口座」を開設することが必要になります。
ポイント投資型のポイント投資を提供している代表的な企業は「楽天証券」「松井証券」「SBIネオモバイル証券」「LINE証券」などです。
Tポイントや楽天ポイントといった馴染み深いポイントで投資できるのが特徴です。

ポイント運用型

ポイント運用型は、ポイントの提供企業があらかじめ「株式コース」や「投資信託コース」といったコースを用意しており、そのコースの値動きに応じてポイントが増減していきます。
メリットとしては、直接金融商品を買い付ける必要がないため、「証券口座の開設が不要」「手数料がかからない」などの点が挙げられます。 ポイント運用型のポイント投資を提供している代表的な企業は「NTTドコモ」「クレディセゾン」などです。

ポイント投資型
  • ・株主優待をもらうことができる
  • ・本格的な投資への練習になる
ポイント投資とは
ポイント運用型
  • ・証券口座の開設が不要
  • ・手数料がかからない
ポイント運用とは

ポイント投資に向いている人は?

気軽にポイントを増やしたい・ポイントで簡単に投資をしたいと考えている人にはもってこいの投資方法であるといえます。
  • ポイントが貯まっている
  • おためしで投資を始めたい
  • なるべくリスクを抑えたい
  • おこづかい程度の利益でも良い

ポイント投資のメリット・デメリット初心者・少額投資にもおすすめ?

ポイント投資の概要が掴めたところで、ここからはポイント投資のメリット・デメリットについて紹介していきます。
特に投資初心者の方には魅力的なメリットがあります。

ポイント投資の4つのメリット

まずは、ポイント投資の4つのメリットについて説明していきます。どのメリットも投資を始める方には嬉しいものとなっています。

1.自己資金が減る心配がなく始めやすい

お得なポイント投資

一つ目のメリットは自己資金が減る心配がないことです。投資というと「お金がたくさん必要」「リスクが大きい」というイメージがあり、なかなか手を出せない方もいらっしゃるかと思います。

しかし、ポイント投資なら普段の買い物などで貯まったポイントを使うので自己資金が減るリスクがありません。さらにポイント投資は数百円といった少額から始められるため気軽に投資家デビューができます。

自分のお金で投資をするとなると心理的負担が大きくなりなかなか投資を始められませんが、貯まっていたポイントなら軽い気持ちで始められます。この手軽さとリスクの少なさはポイント投資のメリットであると言えます。

2.投資に関する経験・知識が得られる

はじめようポイント投資

2つ目のメリットは投資に関する経験・知識が得られる点です。ポイント投資でETFや投資信託・株式などを買い付けることで「投資をする機会」が増えます。

例えば投資信託を買い付けるとなったときに、投資信託はどういうものなのか、どういう値動きをするのか少し興味を持って調べるだけでもかなりの知識が身につきます。

また、自分が買い付けた金融商品がどういう値動きをしているか気になると思います。そうすると今度は株式市場・相場を気になってきます。こうした実際の投資に基づく経験は書籍などでは得られないものです。

こうした少しの興味関心から投資について経験・学習していくことで将来的に大きな知的財産になる可能性が大いにあります。ポイント投資を通じて実際の投資について学ぶ機会が自ずと増えることも大きなメリットだといえます。

もし、ポイント投資をきっかけに知識が深まれば将来的には本格的に自己資金を用いた投資に役立つかもしれません。

3.ポイントが貯まりやすい環境

ポイントを貯める

3つ目のメリットはポイント投資に必要な「ポイント」が貯まりやすい環境になってきていることが挙げられます。

ポイント投資を始めようにも、ポイントを持っていなければお話になりませんが、幸いにも現在はコンビニエンスストアやオンラインショップ等でもポイントが貯まるようになってきています。

つまり、ポイント投資に必要なポイントは少し意識してみれば簡単に貯めることができる環境にあるということです。普段の買い物でTポイントや楽天ポイントなどが貯まるように意識すれば、ポイント投資に必要なポイントを貯めることは難しくありません。

こうした社会的な背景からもポイント投資は始めやすい状況にあるのです。ポイント投資の元手であるポイントが貯まりやすい環境にあることは、ポイント投資を始めるうえで大きな後押しとなるでしょう。

4.株式や投資信託の配当・株主優待も受けられる

株式や投資信託の配当・株主優待も受けられる

4つ目のメリットは、買い付けた株式、投資信託によって配当金や株主優待を得ることができる点です。

元はポイントで買い付けた株式や投資信託であっても、その所有数に応じて配当金を受け取ることができます。小さな金額であっても投資で利益を得られるのは嬉しいことです。

また、株式の所有数が株主優待の条件を満たせば株主優待も得ることができます。
コツコツ貯まったポイントで株式を買い付けて、株主優待を受け取ることができれば様々な企業の割引サービスや商品をゲットできます。これは非常に嬉しいメリットですよね。

ポイント投資の2つのデメリット

ここまでポイント投資のメリットを紹介してきましたが、デメリットも存在します。ここからはポイント投資のデメリットについて紹介していきます。

1.取扱商品数が少ない

投資商品を選ぶ

1つ目のデメリットは、購入できる投資商品数が少ない点です。
ポイント投資では、投資初心者の方でも気軽に取り組めるように、投資対象が限定されていることが多いです。

そのため、実際に投資可能な資産が少なく、自由度は制限されています。
しかし、初めて投資を行う方にとっては、あらかじめ投資対象が厳選されていた方が良いという考えから生じてしまうデメリットなので、あくまで幅広い種類の金融商品から自分で銘柄を選びたいと考えている方にとってのデメリットになります。

2.コストが割高になってしまう場合もある

2つ目のデメリットはコストが割高になってしまう場合がある点です。
ポイント投資は少額での取引が多いため、利益に対する手数料の割合がどうしても高くなってしまうことがあります。

またポイント運用型のポイント投資の場合、自分で金融商品を取り扱わない分だけ市場価格に取引コストが上乗せされて価格提示されている場合もあるので注意が必要です。

しかし、もともと特典として貯まっていたポイントでの投資ということや、手軽さの点を考慮すると多少コストが高くてもそれほど大きなデメリットではないかもしれません。

ポイント投資各社比較おすすめのポイント投資はどこ?

おすすめのポイント投資はどこ

ここからは実際にポイント投資のサービスを提供している会社をいくつかピックアップして、その特徴を紹介していきます。
下記のポイントサービス一覧表に主要なポイント投資サービスの特徴や違いをまとめました。
使わずに眠らせているポイントはありませんか?
ぜひチェックしてみてください。

ポイント投資サービス比較表
LINE証券 SBIネオモバイル証券 楽天証券 NTT DOCOMO クレディセゾン
ポイント名 LINEポイント Tポイント 楽天ポイント dポイント 永久不滅ポイント
タイプ ポイント投資型 ポイント投資型 ポイント投資型 ポイント運用型 ポイント運用型
必要なもの 証券口座 証券口座 証券口座 dアカウント セゾンカード・UCカードまたはセゾンポイントモールの会員登録
購入可能な投資商品※ 投資信託・国内株式・国内ETF 国内株式・国内ETF・国内REIT 投資信託・国内株式 投資信託・ETF 投資信託・国内株式

※連動するだけのものも含む

ポイント投資型

まずはポイント投資型の証券会社について紹介します。

LINE証券 LINEポイント投資 LINEポイント

まず紹介するのはLINE証券のLINEポイント投資です。LINEポイント投資はLINEポイントをLINE Pay残高に交換することで、LINE Pay残高から「国内株式」「国内ETF」を買い付けるというものです。購入に必要な最低金額が「数百円〜3000円」と非常に手の出しやすい金額設定になっています。

特色としては、少し億劫に感じられる口座開設がスマートフォンのみの操作で完結する点や、株式や投資信託も1株、1口単位から購入できる点が挙げられます。

また、投資というと専用のアプリのダウンロードが必要な場合が多いですが、LINE証券では、「LINEアプリ」から注文ができるため、便利かつ使いやすいです。注文画面も直感的に操作ができるようユーザビリティに富んだものとなっています。

普段LINE Payを利用している方には特におすすめのポイント投資になります。LINE証券の詳しい情報はこちらの記事を参考にしてください。

LINE証券 LINEポイント投資

画像:LINE証券公式HPより

SBIネオモバイル証券 Tポイント投資 Tポイント

二つ目はSBIネオモバイル証券のTポイント投資です。
Tポイント投資はTポイントを用いて「国内株式」「国内ETF」「国内REIT」を買い付けるというものです。大手企業の株を1株単位で買い付けることができるので、少額から有名企業の株主になることができます。

SBIネオモバイル証券は手数料が定額制になっており、ひと月の約定金額が50万円以下であれば220円(税込)で何度でも取引が可能です。各取引ごとに手数料を払わなくて済むためコスト削減も期待できます。

加えて、スマートフォンで簡単に注文を行うことができるため、投資初心者の方でも迷うことなく自分の買い付けたい銘柄を注文することができます。

SBIネオモバイル証券 Tポイント投資

画像:SBIネオモバイル証券公式HPより

SBIネオモバイル証券の詳しい情報はこちらからご確認ください。

楽天証券 楽天ポイント投資 楽天ポイント

最後にご紹介するのは楽天証券の楽天ポイント投資です。楽天ポイント投資とは、楽天証券が取り扱っている「国内株式」「投資信託」から買い付けたい銘柄を選びポイントを用いて投資を行うものです。

また、投資信託には初心者におすすめの「ファンド7」という楽天証券が厳選した投資信託も用意されています。投資初心者の方はファンド7から投資信託を選ぶことで銘柄選びに時間を割かれることなく始められます。

注文までの流れは、「銘柄の選定」→「買付金額・ポイント利用額の設定」→「分配金の使用用途の設定」→「注文」となっており、投資初心者の方であっても簡単に買い付けることができます。

そのほかの特徴としては、好きなタイミングで注文を行う「通常注文」と決まった金額を毎月自動で注文する「積立注文」の2種類の注文方法が用意されていることや、NISA口座に対応しているため節税効果も期待できることが挙げられます。

また、各取引の金額に応じて楽天ポイントが付与されるので、楽天ポイントを有効活用しながらポイントまで貯まるユーザーにとって大変嬉しいサービスになっています。

楽天スーパーポイントで投資ができる

画像:楽天証券公式HP「ポイント投資」ページより

ポイント運用型

次はポイント運用型のサービス提供会社について紹介します。

NTTドコモ dポイント投資 dポイント

つぎはNTTドコモのdポイント投資です。
dポイント投資は、dポイントを運用ポイントに交換し、その運用ポイントを使って運用をしていくというものです。運用ポイントは再度dポイントとして引き出して利用することができます。

運用方法は、あらかじめ用意された「アクティブコース」「バランスコース」のいずれかを選んで運用する「おまかせ」と、5つのテーマから1つを選び、そのテーマに該当するETFの値動きに応じて運用していく「テーマ」という方法があります。それぞれのコースの概要は以下の通りです。

テーマ投資
コース名 特徴
日経平均 日経平均と連動するように構成されたETFの値動きに応じてポイントが増減する。
新興国 新興国に関連する銘柄で構成されたETFの値動きに応じてポイントが増減する。
コミュニケーション コミュニケーションツール等に関連する銘柄で構成されたETFの値動きに応じてポイントが増減する。
生活必需品 生活必需品に関連する銘柄で構成されたETFの値動きに応じてポイントが増減する。
ヘルスケア ヘルスケアに関連する銘柄で構成されたETFの値動きに応じてポイントが増減する。
おまかせ
コース名 特徴
アクティブコース 株式に比重を置いた、より大きなリターンを狙うコース。バランスコースよりもリスクは高い。
バランスコース 債券に比重をおいた、安定したリターンを継続的に狙うコース。アクティブコースよりリスクは低いがその分リターンも小さくなる。

※「おまかせ」のコースはいつでも変更が可能です。「テーマ」では複数テーマを選択することができます。運用は100ポイントから始められ、1ポイント単位で引き出すことが可能です。

クレディセゾン 永久不滅ポイント投資 永久不滅ポイント

続いては、クレディセゾンの提供する永久不滅ポイントを使ったポイント投資です。
セゾンカード・UCカードを利用していている方だけでなく、セゾンポイントモールに登録すれば誰でも利用できます。

運用方法はdポイント投資と似ていて、「投資信託コース」「株式コース」の二つから自分が好きなコースを選び運用していく方法があります。
投資信託コースにはさらに細かく4つのコースが用意されており、自分の運用してみたいコースを選ぶことができます。
また「株式コース」は永久不滅ポイントをストックポイント(※)に交換し運用していくものになります。株式コースでは「カルビー、日清食品、ホンダ」の3企業から運用したい企業を選び、その企業の株価に応じてポイントが変動します。 概要は以下の通りです。

投資信託コース
コース名 特徴
日本株(TOPIXコース) TOPIX(東証株価指数)の動きに応じてポイントが増減するコース。
アメリカ株(VOO)コース 米国市場の主要500銘柄(大型株)の株式指数に連動してポイントが増減するコース。
アクティブコース 外国株式・外国債券を中心に、積極的にプラスを狙うコース。
バランスコース 国内債券を中心に安定的な運用を目指すコース。
株式コース
企業名
カルビー(2229)
日清食品ホールディングス(2897)
ホンダ(7267)

※株式コースを利用するためには「StockPointアプリ」のインストールが必要です。なお、1永久不滅ポイントは4ストックポイントに換算されます。

ポイント投資まとめ

今回は今話題の「ポイント投資」について説明してきました。ポイントという手軽さに加えて、多くのメリットの存在が分かっていただけたかと思います。

ポイント投資は、今後の自分の資産形成のための準備段階としてもおすすめできる投資方法です。
興味を持った方は、自分が持っているポイントで投資家デビューをしてみてはいかがでしょうか。

ポイント投資やネット証券に関するよくある質問(Q&A)

「ポイント投資」に関するよくある質問や疑問について、初心者にもわかりやすく回答します。
  • Qポイント投資とポイント運用の違いはなんですか?
  • Aポイント投資はポイントを現金化し実際に株式や投資信託などを買い付けることができるサービスです。一方、ポイント運用はポイントを増やすために行うサービスで、現金化せずポイントのまま運用します。
  • QTポイントで投資ができる証券会社は?
  • ATポイントが利用できる証券会社は2019年11月時点ではSBI証券とSBIネオモバイル証券の2社になります。
  • Q楽天ポイントで投資ができる証券会社は?
  • A楽天ポイントが利用できる証券会社は2019年11月時点で楽天証券のみとなっています。
  • Qポイント投資でも株主優待もらえますか?
  • Aポイント投資でも条件を満たせば、通常の投資と同様に株主優待を受けることができます。
  • Q何ポイントから投資することができますか?
  • Aサービスを提供している会社によって異なりますが、100ポイント〜200ポイントから投資をできるものが多いです。

おすすめコンテンツ

※本記事はに調査・作成したものです。

※取引手数料の記載はすべて税込みです。


ページTOPへ