かんぽ生命保険のIPO（新規上場）の当選を狙う！

こちらでは世界No1の巨大生保「株式会社かんぽ生命保険」の解説を行ないます。

かんぽ生命保険の特徴

かんぽ生命保険は保有契約件数1,350万件、契約金額39兆（いずれも2014年度末）を誇る世界最大規模の生命保険会社です。同社には保険金額や年金額に対して一定の制限がある一方で加入時に医師の診断がいらないなどのメリットもあります。

かんぽ生命保険上場後の業績は？

ブランド力を維持しつつ、新しい販売チャネルの構築ができるか

かんぽ生命保険のメインの販売窓口はやはり郵便局で営業マンによる訪問営業やWeb上での申込は他の生命保険会社と比べてやや出遅れている感があります。 一方、それがブランドイメージの向上に役だっている点でもあるかもしれません。
ただし今後は民間企業として他社と切磋琢磨するわけですから、今までのブランドイメージを守りつつ、営業チャネルの拡大や新規構築を行う必要があると思われます。

かんぽ生命保険の公募価格や初値は当然まだ決まっていません。 ただ気になる方も多いと思いますし、せっかくなので直近の財務データや同業他社のPERからかんぽ生命保険の時価総額を予測してみたいと思います。

同業他社のPERから時価総額を予想

同業他社のPERではおおよそ14倍～29倍ですのでかんぽ生命保険も同程度と想定すると1兆1,446億円～2兆3,710億円程度になる見込みです。 この2兆3,710億円というのは日本43位の額となります。ただしメガバンク3行はいずれも時価総額トップ10に入っていますので貯金（預金）高の高さなどを考えるともっと高くなってもおかしくはありません。現在上場時の発行株数がわかりませんので、現時点では株価（初値）の予測まではできませんが、公表され次第株価の予測も掲載する予定です。

【前提データ】
2015年3月期の当期純利益：81,758（百万円)

【参考：同業他社PER】
・損保ジャパン日本興亜ホールディングス(8630）：28.78倍
・第一生命（8750）：17.03倍
・東京海上ホールディングス（8766）：14.37倍

「グローバルコーディネーター」がIPO当選のカギ

日本郵政グループのIPOは史上最大の11社（国内7社、海外4社）が主幹事証券会社として名を連ねています。その中でも全体的な作業の運営や上場に当たるスケジュール管理等を行う「グローバルコーディネーター」と呼ばれる4社は株式割当も多いと思われます。

【グローバルコーディネーター4社】
・野村證券
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・ゴールドマン・サックス証券
・JPモルガン証券

まだ間に合う！？狙いは「auカブコム証券」

狙い目の証券会社は『auカブコム証券』です。
グローバルコーディネータである三菱UFJモルガン・スタンレー証券のグループ会社で株式配分も多く来ると思いますし、公平なIPO抽せんルールも魅力です。
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日本郵政のIPOなら『auカブコム証券』が狙い目です。
また特定区分の主幹事である岡三証券のグループ会社「岡三オンライン証券」やネット証券内でもIPOで人気の「SBI証券」「マネックス証券」などもあわせて口座開設しておくと日本郵政の上場株を手に入れるチャンスが増えるかもしれませんね。

みんかぶ評価　比較ランキング順位

チャート	取扱商品	ツール	スマホ	人気	銘柄検索
2位	3位	3位	5位	4位	1位

取引手数料（国内現物）

取引金額	～10万円	～30万円	～50万円	～100万円	～300万円
手数料（税込）	97円	270円	270円	1069円	3013円

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auカブコム証券の評価・口コミ

会社名	株式会社かんぽ生命保険
英語名	JAPAN POST INSURANCE CO., Ltd.
本社所在地	〒100-8798 東京都千代田区霞が関一丁目3番2号
設立年月日	2007年10月1日
資本金	5,000億円
株主	日本郵政株式会社100％

	2015年3月期	2014年3月期	2013年3月期	単位
経常収益	10,169,236	11,233,925	11,834,920	(百万円)
経常利益	493,169	463,506	529,375	(百万円)
当期純利益	81,758	63,428	91,000	(百万円)
1株当たり当期純利益	4,087.92	3,171.42	4,550.02	(円)
総資産	84,911,946	87,088,626	90,462,364	(百万円)
純資産	1,969,143	1,534,457	1,464,771	(百万円)
自己資本比率	2.3	1.8	1.6	(％)

※2015年3月31日時点