yuhsanさんのブログ
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最近書いたブログ
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著者の投資の目的は、「長期の資産形成を通じて老後を豊かに送る」ことにあります。 なぜ、短期でなく長期なのでしょうか? 答えは、長短投資法の特徴と手法を、比べてみれば明確です。特に、利益の源泉と配分の方法に注目してください。 ★ 短期取引=ゲーム(ギャンブル、ばくち) 利益の源泉と配分: 参加者の掛け金(期待利益)を取り合う。必ず損失者が生じる。 手法: チャート重視と損切り。 利点: 相場に関係なく売買差益... ...続きを読む
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1-5 株式市場の二面性
株には、二つの面があります。勝ち負けを争うゲームと、長期にわたり資産を増やす面です。株式投資本来の目的は、投資によって企業活動を支援し、経済を発展させ国を豊かにし、その果実として値上がり益や配当を受け取り、個人資産を増やしてゆくということでした。昔の投資の本には、必ず書いてあったのですが……。 1990年のバブル崩壊以降、それまで個人が中心だった売買主体が機関投資家に変わり、さらに2000年以降は、外国人が占... ...続きを読む -
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相場の7合目は買いか
「波乗り投資法」の読者からの質問です。 「先生は、現在、アベノミクス相場の7合目付近と見ているようですが、新しく買ってもいいでしょうか。私は45歳の主婦、貯金と親からの援助で1,000万円の貯金があります」 (先生なんていわれると……)「まあいいや」その先生の考え方です。 9月の株価は、投資信託などの配当取りのため株価が上伸し、新値をつけたところで反転して終了しました。予想より若干強めに推移した感じです。 1... ...続きを読む -
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1-4 波を読み波に乗りましょう
明日のことは誰にも分からないかもしれませんが、株価は絶えず変動し、波を作ることだけは間違いのない現象です。波は毎日、毎週、毎月と繰り返され、短期波動、中期波動、長期波動となりますが、長期波動はだいたい4~5年で、安値から高値を付け、また最低に移行するという周期変動を繰り返すことが知られています。 期間については、株の変動現象よりも確度は高くありませんが、景気のサイクル、あるいは市場関係者の利害関係から、上昇波... ...続きを読む -
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1-3 株価は時間の関数です
高校時代の数学を思い出してみましょう。関数とは、ある変数に依存して決まる値で、一般にY=ƒ(X)で表されます。この場合、変数Xが決まるとYが確定されます。この数式は、時間と株価との関係を実によく表しています。 たとえば、2014年1月6日の株価が知りたいときには、変数Xに1月6日と入れると、当日の株価16,164円が表示されます。同様に、東芝の株価も時間を投入すれば株価が確定します。ただ、この関係が成り立つの... ...続きを読む -
筆者は、1974年から株式投資を始め、今日まで40年間、日本株一筋に株を持ち続けています。 その間、90年の資産バブル、06年のアメリカ金融バブルと、2回にわたるバブルと、その後に続く大暴落を経験し、都度、大儲けと大損を繰り返し、投資の経験だけでは、誰にも負けない自信を持っています。 三共2,000株、445,000円の投資が、バブルのピーク時には2億円を越えるまでになりました。その後は退職金までつぎ込んで... ...続きを読む
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1-1 株式投資の本といえば
本屋さんの株のコーナーには、夢と不安が並んでいます。 「100万円の資金を1年間で1億にした主婦…」と夢の話があるかと思えば、 「40年働いた退職金を株で失くして生活保護…」と不安にさせます。 いったい株とは、天使なのでしょうか、それとも悪魔なのでしょうか。 これらの本も、よく読んでみると、「夢」は再現性のないおとぎ話のようなもので、「悪魔」もそうならないために、といった但し書き付きです。本の内容が事実であっ... ...続きを読む -
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豊かさってなんだろう
幸せは金で買えないといいます。でも金でなければ買えない幸せだってあります。それが豊かさかもしれません。 「しあわせってなんだっけ、なんだっけ、うまい醤油がある家さ」1986年、バブルのさなか、明石家さんまが歌って大ヒットしたコマーシャルソングです。当時、日本はみな幸せを謳歌していました。 なにしろ、失業はなく、大学生は飛ぶように就職が決まり、土地や株の値上がりで、街には億万長者があふれていましたから……。 そ... ...続きを読む -
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波を読み、波に乗りましょう
「波を読み波に乗る」のは、私の投資法の基本です。 「そんなこと、お前にいわれなくても、みんなやっているわい」 「じゃ…、じゃお聞きしますが、儲かっているんでしょうね」 「……」 株は「安く買って高く売れば」必ず儲かります。だからといって、安いと思って買った株が、高く売れるとは限りません。波を読み間違えているからです。 最近の相場の特徴は、 「日中の値幅が少ない」 「出来高が少ない」 「海外市場での動きで相場の... ...続きを読む -
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「あそぶ」世代の投資法
「5,000万円の達成おめでとうございます!」 「大変だったですね、何回かの暴落に耐えて、よくここまで辛抱されて……」 「いよいよこれからは、豊かな生活が待っていますね」 「それにしてもちょっと元気がないようですが、おからだの具合でも……」 長年勤めた会社を辞めると、体調は万全でも、淋しさが先に立ちます。生活の基盤が変わるのですから、将来の人生も心配です。とりあえず今後5年間の収支計算書を作って、経済面に問題... ...続きを読む -
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アベノミクスの曲がり角?
先週の動きを見ていると、昨年の動きがうそのようです。 安倍政権が誕生して、そろそろ2年になります。その間、2回の下げを交えて、ほぼ右肩上がりの相場が展開してきました。上昇2年、天井1年、下落1年という過去の相場の習性からすると、そろそろ天井期に入ってもおかしくない相場つきです。 昨年来の上昇を牽引したのが外国人で、この間売りに回った日本人は、外国人にいいところを持っていかれた上に、現在でも相場が割高だとして買... ...続きを読む -
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波乗り投資法をご存知ですか
ご存じないのが当たり前です。私の投資法について私が勝手に名前をつけたのですから。この欄でもたびたび取り上げているように、個人投資家の多くは、値幅取りの投資をゲーム感覚でやっておられるようです。 ゲームとしての株式投資は、相場に関係なく売買差益が狙え、小金があれば、いつでも参加し、いつでも退出できるというメリットはありますが、その道のプロたちと勝ち負けを争わなくてはなりません。知的な遊びとしての面白さはあるでし... ...続きを読む -
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証券事故は大丈夫でしょうか
2009年の1月から、株券は電子化され、証券会社に預けられていた株券は、すべて証券保管振替機構(ほふり)に保管されて、私たちの目に触れられることはなくなりました。 それ以前は、購入した株券は、証券会社を通じて個人の手に渡たり、いやだという人は証券会社に保管を依頼し、証券会社が発行する預り証を受け取ることになっていました。「預り証」は、株券と同等の価値があり、保管には気を配ったものでした。受け渡しをめぐっての証... ...続きを読む -
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株式投資はギャンブルですか
昔は、株はギャンブルと思っていても、ギャンブルという人はいませんでした。最近ではギャンブルだという人がほとんどです。 株には、二つの面があります。勝ち負けを争うゲームと、資産を増やす面とです。本来株式投資の目的は、投資によって企業活動を支援し、経済を発展させ国を豊かにし、その果実として値上がり益や配当を受け取り、個人資産を増やしてゆくということでした。これが昔の考え方です。 でも、多くの人は、株がギャンブルで... ...続きを読む