先週、「株はギャンブル?」というタイトルで、日記を書きましたが、その中で使った数字が本当かどうか、再度みなさんに問いたいのです。
「個人投資家の9割が短期投資である」
「短期投資家の8割までは1年以内に市場から姿を消す」
というものです。
実感としては、そのように感じてはいますが、根拠はあるのでしょうか。「どうでもいいって」そりゃそうですけど……。
個人投資家の短期割合は、2年ほど前に見た日本経済新聞の記事にありましたが、最近はどうなっているのかよく分かりません。ただ、みなさんの日記を拝見するかぎり、そんな感じもします。
もっとも、日記の投稿者全員が株をやっておられるか分かりませんし、銘柄をあげておられる方が、すべて短期投資家ともいえないでしょう。それに長期投資家は、どちらかというと投稿する人が少ないので、日記だけで、投資方法を判断するわけにはゆかないような気がします。
問題は、短期投資家の1年以内の滞在率です。
私の場合、「みんかぶ」に投稿するようになって5年以上になりますが、土日以外はほとんど投稿しません。「日記」以外は見たこともありませんので、まったくのゲスになります。
ただ、私が10年程前の常連だった掲示板では、投稿者の1年以内の生存率は、2割程度だったことは記憶にありますが、最近のデータはありません。2007年5月3日私の書いた日記に、CNBCに出演したデイトレーダー協会会長と称する人の話として、デイトレーダーとして生計を立てて行ける人は、1年間で1%以下になってしまうというのがあります。
当時、新しい投資法として「デイトレーディング」が脚光を浴びていましたが、この番組は、そういった風潮に水をさすものとして記憶に残っています。そんなことから、「短期投資家の8割までは1年以内に市場から姿を消す」ということも、まんざらのあてずっぽうではないのですが……。
もし事実だったら、せっかく株式投資で財産を築く予定が、こころざし半ばでこの世界から消えてしまうわけですから、まことに残念です。投資法を見直し、長期投資に切り替えるのを勧めたいのですが。
「どうでもいいって」そりゃそうですけど……。
「ま、いっか。真実は結果で証明されるから…」
真実は、もう少し先になるとして、あなたが短期投資家か、長期投資家かを判断する方法があります。
ポケットマネーで、株取引をしている人……短期投資家
全財産を投資に掛けている人……長期投資家
大金を動かさないと、お金は増えないと思いますが。さあ、皆さんもチェックして見ませんか?