yuhsanさんのブログ
相場の位置と方向は
EPSで判断する方法と、時期で見る方法とがあります。チャートで見る方法は、いろいろあるようですが、私は取りません。
日経225を構成する全銘柄のEPSは、90年のバブル崩壊以降、600~1,000円のあいだを動いていて、これを何倍まで買うかによって、相場が変動しました。企業業績が向上するとEPSが上がり、それによって、さらに高い期待が生まれるため、高いPERまで買うようになります。
EPSは企業業績を発行株式数で割った数字なので、企業業績が向上してくると、無限に上昇するはずですが、利益が増えると発行される株数も増えるため、どこかで頭打ちとなります。ただ、最近では企業側でも株数の増加を避けるようになり、株主からも自社株買いを求める声が強くなってきました。
このため今期のEPSは、1,000円を超えることが予想され、これを15倍まで買えば、15,000円、EPSの増加を織り込めば、18,000円も見えてきます。
もうひとつの考え方として、上昇してからの期間で見る方法もあります。相場のサイクルから判断して、上昇2年、天井1年、下落1年と、機械的に相場を判断します。機械的ですが、案外よく当たることもあります。
さて、現在の相場の位置と方向は、どうでしょうか。
アベノミクスが始まって1年半となりましたが、第1幕は「失われた20年」のデフレ経済の終焉相場で、4月高値の16,000円から6月の安値12,400円で終了しました。
ここからが第2幕、いよいよインフレ経済下での新しい相場入りと見ています。そして昨年末に16,500円の高値をつけ、年初からだらだら後下げ、14,000円で底を打ち、いよいよ第3幕入りです。
インフレ時代に突入した日本経済の相場は、12,000円から20,000円の間で動くとの観測です。もう10,000円割れはないといえます。そう見れば、現在の15,000円付近は中間地点、山でいえば5合目といったところでしょうか。
1幕、2幕では、外人主導で相場が展開されましたが、これからは業績がリードします。買いの主体も国内に移りましたので、より身近で業績のよい中小型とみていますが……。
yuhsanさん おはようございます。
1幕から順を追って分かり易く解説して頂き有難うございます。
いよいよ3幕は国内勢の頑張りに期待というところですね。
私は元来中小型株が好みで現在も有望銘柄を発掘中ですが
yuhsanさんの予想通りになることを願って銘柄選択を急ぎたいと思います。
因みに最近気付いたのですが
過去の「みんかぶ」情報に以下の記述がありました。
(既にご存知かも知れませんが)
http://money.minkabu.jp/45359
言われてみればなるほど!と納得しましたが
同時に自分自身のアンテナの低さに意気消沈しています。
kabukabumanさん
おはようございます
早速にコメントありがとうございます。
私が、相場の位置と方向にこだわるのは、どんなにいい株を安値で買ったつもりでも、相場を間違えると高値掴みになってしまうからです。
今朝のkabukabumanさんの日記を拝見して、コメントしようとしてるうちに、
結構なお便りいただき、ありがとうございます。
これからも、kabukabumanさんの銘柄を参考にさせていただきます。