yuhsanさんのブログ

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最近書いたブログ

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    「待つ」と「持つ」との差

     「ま」と「も」の一字違いですが、意味は大きく違います。次の投資行動の準備を表す言葉ですが、「待つ」は、買い持ちを処分して、キャッシュで売りか買いかを狙っていますが、「持つ」は、買った株をそのまま保有した状態です。 日本の株式用語では、売り買い「休み」ですが、英語では、売り買い「ホールド」つまり保有です。株式投資に対する文化の違いがあるようです。日本では株は怖いからできるだけ現金で持ったほうがいいと考え、英米で... ...続きを読む

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    ROEバブル?

     最近の市場を牽引しているキーワードにROEがあります。JPX日経400の採用基準にも、3年平均のROE(株主資本利益率)に40%のウエイトつけを行っています。 株主資本利益率は、1株の利益(EPS)/1株当たりの株主資本(BPS)×100% で計算された数値ですから、株価との関連がありません。 1株当たりの利益が高く、株主資本が少ないほど、高い数値となります。いい株の目安にはなりますが、ROEが高いから値上が... ...続きを読む

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    売り目標を決めて買いますか

     買った株は売らないと利益が確定しません。大方の人は買うときに、売りの値段と時期を考えて買います。ところが、値上がりは期待していても、売却を目的としない人もいます。 金融機関や事業会社などで、支配権や営業上の付き合いで株式を購入する場合がそれに当たりますが、年金、生保などの超長期の運用を目的とする機関投資家の買いも、あらかじめ売り目標を決めて買っているとも思えません。 「波乗り投資法」は、生涯にわたって株式投資... ...続きを読む

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    株式投資にもっとも役立つものは?

     大手の経済誌が「日経が20,000円を超えたら暴落するのか?」についての特集をやっています。 内容も結論も、聡明な読者ならお分かりのこととは思いますが、PER中心のバリエーション論、「クジラ」の効果、これからの株価の見通しなど、個人投資家の不安や不満に答える形で回答しています。 そこで、「株式投資にもっとも役立つものは?」皆様の回答はいかがでしょうか。 私は、株式投資でもっとも役に立つのは、「経験」だと思って... ...続きを読む

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    景気の波は後から

     3月の配当取りも終わって、いよいよ年度替わりになりました。今年は17,325円に始まり、3月23日の19,778円まで14%の値上がりです。20,000円は通過点といった声も多くなってきました。 私が年初に建てた株価見通しでは、年前半に今年の高値(19,000円半ば)をつけ、これが今年の高値で、後半は波乱としました。今のところ予想の範囲とはいえ、外れる可能性もおおありです。 20,000円を通過点と見ないで、... ...続きを読む

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    自費出版とセルフパブリッシング

     英語にすると同じになりますが、日本語ではだいぶ違います。自費出版は「紙の本」、セルフパブリッシングは「電子書籍」だからです。 今日は、この違いについて、「物書き」を趣味として、本を出版したい人の立場で、どちらを選ぶか検証してみましょう。 アメリカでは、大統領を辞めると「回顧録」を出しますが、日本でも有名人の「私の履歴書」が新聞に連載され、結構読まれています。物書きの原点は「自分史」にあるようですが、中には専門... ...続きを読む

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    短期投資は技術、長期は生き方

     投資方法として、短期と長期はよく比較されます。どのように違うのでしょうか。 多くの人は、短期の値上がりを期待して買ったものの、高値つかみとなり、気がついたら塩漬けになっています。そして3ヶ月、6ヶ月、1年たってやっと、買値に戻ってやれやれ……。これでは、長期投資とはいえません。投資の目的が違います。 「波乗り投資法」の目的は、「長期の資産形成を通じて老後を豊かに送る」ことにあります。 なぜ、短期でなく長期なの... ...続きを読む

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    株を人生設計に組みこみましょう

     株をゲームだと思っている人にこんなことをいうと、「私をギャンブラーにするつもり?」といわれそうですが、「いい株をいいときに買って長く持つ」人にとっては、違った面が見えてきます。 「波乗り投資法」の投資目的は、「長期の資産形成を通じて老後を豊かに送る」ことにあります。端的に表現すれば、「株を通じて富裕層になり、豊かな生活を送る」ことになります。 そのためには、時間が必要です。早ければ早いほどいいことになります。... ...続きを読む

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    株価は業績で決まる

     「エッ、この前は『株価は需給で決まる』っていっていたのに。もう変わったの!」 「変わってなんかいませんよ。前から『株価は、短期は需給、長期はファンダで決まる』っていっていましたよ。なんだったら調べてみたら」 「まぁまぁ、そうむきにならないで、冷静に、冷静に……」 「ついでにいっておきますが、企業業績は、GDPとは関係ありません。これも前からいっていますよ」 「そうだったっけ。一般にはGDPは経済を表わす指標だ... ...続きを読む

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    OB会秘話

     先日、大学時代の友人たちの懇親会がありました。卒業後60年近くなり、今は年金が生活を支えているご身分です。 以前は、ゴルフ、旅行、経済といった話が中心でしたが、最近では健康が8割近くを占めています。数年前、7人だったメンバーも昨年一人亡くなり、人工透析を受けているのが一人、病気の奥さんの面倒を見ているのが一人で、元気で楽しい話は出にくい雰囲気です。 出席者A「卒業したら、医者と坊主と弁護士を友人にしろっていう... ...続きを読む

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    株で生活する人になりましょう

     最近、格差が問題になっています。フランスの学者さんが火をつけたようですが、格差問題は経済学の本質で、多くの学者のテーマになっています。そもそも格差のない社会が天国以外に存在するかは別として、格差のない社会を目指す政党の格好の材料として、問題にされたようです。 彼らにすると株価の高騰は、持つ人と持たざる人との格差を拡大するため、好ましくないとしています。大企業の利潤を持たざる人に配分することで、企業収益を減らし... ...続きを読む

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    株価は需給で決まる

     高校時代に習った函数と変数をご存知でしょう。Y=ƒ(X)という数式で表わされ、Yという値は、Xという変数によって決まるというあれです。よく分からないまま卒業し、大学から会社に入って、またまた遭遇。過去のデータを時系列に並べ、それを数値化して、未来の需要を予測するためです。 始めは、Y=AX+Bで表わされる直線を使って、その線の延長線上に2年後、3年後の需要を予測します。過去のデータでは、時間と売り上げについて... ...続きを読む

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    リターンリバーサルは相場正常化へのサイン

     最近、昨年まで値動きがなかった銘柄が上昇しています。銀行株の代表である三井住友銀行は、アベノミクス相場開始以来、昨年末までの上昇率が30%台で、2倍、3倍となる銘柄が続出する中で、出遅れが目立っていました。三菱商事をはじめとする商社株も似たような動きをしています。 買われなかったのも、買われるようになったのも、それなりの理由はあるのでしょうが、世間では、この動きをリターンリバーサルといっているようです。買うも... ...続きを読む

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    時価総額重視の光と影

     会社の規模を表わす指標としては、資本金が一般的です。資本金が100億円以上は大企業、10~100億円中規模企業、10億円以下は小企業というように。額面も50円が普通でしたから、発行株数も資本金を50で割れば、簡単に算出できました。 ところが2000年ころから、無額面株券が一般化し、株券も電子化されるようになって、会社の規模は、会社の買収価格(時価総額)で決まるようになってきました。 時価総額は、時価総額=株価... ...続きを読む

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    株のベストセラー本の夢と現実

     最近、株に関する「ある本」に注目が集まっています。ベストセラーということなので、本屋さんの店頭でご覧になった方も多いと思います。本を読まないことを信条にしている私としては、内容についての論評をする立場ではありません。 とはいっても株の本が、こんなに売れているという点で興味があります。この本を買おうという人は、いったいなにに引かれたのでしょうか。 著者でしょうか、それとも内容でしょうか、出版社なのでしょうか。 ... ...続きを読む

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    長期投資で成功するには

     最近、長期投資が見直されているようです。 昨年末の、週間投資金融情報誌「日経ヴェリタス」でも、14年相場を総括して、長期投資優位をあげていました。日本の富裕層(金融資産で1億円以上)が、過去最高になったことも、後を押したのかもしれません。 もちろん、短期投資で、億万長者になった人もたくさんいるでしょう。でも、大部分は、成長する企業の株を長期に保有し、その会社の収益を、資産形成と配当という形で取り込んだ長期投資... ...続きを読む

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    株で豊かな生活を

     野村総合研究所によると、金融資産1億円以上の富裕層は、2013年の時点で100万世帯を越え、過去のピークだった2007年から10万世帯も増えたそうです。アベノミクスで、富裕層が激増したためとしています。 株価は、あの昭和バブルの半分にも達していませんが、富裕層の数ではバブルを越え、ドイツや中国、イギリスを抑えて世界2位のようです。別の調査によると、富裕層の比率でも、100人に一人と、アメリカを抜いて、人口1億... ...続きを読む

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    株は貯金です

     「株は貯金です」と聞くと、たいていの人は、「株はリスク資産だから貯金ではない」といいます。 日本では、貯金は銀行にするものと決まっているようです。でも、貯金を辞書で調べると、「お金を貯めること」とあって、別に郵便局や銀行に預けるとは書いてありません。お金は貯金箱や、タンスにしまっておくことから始まったようですが、いまや銀行に預けるのが一般的で、「タンス預金」は特別に扱われるようになってしまいました。 確かに株... ...続きを読む

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    今年の株価見通し

     今年の大発会(5日)は、42円の下げでスタートしましたが、翌6日には525円も下げ、昨年の二の舞かと思わせたのですが、週の後半に持ち直し週間では、250円ほどの下げで終了しました。どうやら、ヘッジファンドの解約に伴う外国証券の売りのようです。 昨年は、前の年の終値から1ヶ月ほどの間に2,000円も下げ、10月までは14,000円から16,000円のレンジ相場に終始しました。今年は需給で見る限り、昨年とあまり変... ...続きを読む

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    夢を創りましょう

     皆さん、初夢をご覧になりましたか? 昔は、初夢でその年の運勢を占い、「一富士、二鷹、三なすび」とかいって順番までありました。夢も2日とか3日とかいろいろでした。 でも今は夢を創る時代です。 「イケメンに生まれ変わって、テレビに出ているあの外国人と遊びたい!」でもいいのですが、実現の可能性はゼロです。やはり夢と願望とが一体化した、実現の可能性の高いものにしましょうよ。 どうせ株をやっておられるのですから、今年は... ...続きを読む