今こそ注目!米国株特集 ~米国株の魅力や有望銘柄の探し方を紹介~

今こそ注目!米国株特集 ~米国株の魅力や有望銘柄の探し方を紹介~
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\ 米国株が注目の理由 /

注目イメージ
  • 圧倒的に成長力のある企業が多数
  • 多数の高配当銘柄、年4回の配当も
  • 世界一の経済大国が成せる株価上昇率

投資を行うにおいて、上昇しやすい市場やセクターでの銘柄選定は非常に重要です。歴史的に見て強い動きが続いている市場は、紛れもなく米国といえます。つまり、日本株よりも米国株に投資した方が利益を上げやすいといえます。

日本人投資家の多くは日本株のみに投資を行っていますが、より高い利益を出すためには米国株も選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

米国株は、投資パフォーマンスも株主還元でも日本株を上回る魅力があります。資産運用に幅を持たせ、より多くの利益を出すためにも、米国株について知っておいて損はないでしょう。

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目次

1. 米国株の魅力と日本株の違い

米国株投資が注目される理由は、やはり高い経済成長率からなる株価の上昇があります。
まずは、米国と日本を代表する株価指数であるNYダウと日経平均株価の推移を比較してみましょう。

日経平均とNYダウのパフォーマンスの違い

出所:みんかぶ自社調べ

1996年以降のパフォーマンス

ご覧の通り、ほとんどの期間においてNYダウの方が高いパフォーマンスとなっています。

これはもちろん個別銘柄にも影響しており、主要銘柄で比較するとかなりの差が付いていることが分かります。

日本の主要銘柄パフォーマンス
企業名パフォーマンス
KEYENCE 813%
HOYA 674%
ユニ・チャーム 687%
米国の主要銘柄パフォーマンス
企業名 パフォーマンス
Microsoft 463%
Apple 15,834%
Adobe 2,478%

※期間:2000年1月~2022年5月末

2022年は米国株・日本株ともに大幅な下落に見舞われています。しかし、バフェット銘柄と呼ばれる、「配当利回りが高い優良企業」は強い動きとなっています。
これらの銘柄は、ディフェンシブ(保守的)銘柄とも呼ばれており、不景気や株価下落期に強いとされています。

この株価の圧倒的な上昇の違いは、主に次の3つが考えられます。

2022年時点において、これらのどの項目も、米国は日本より優れています。
そのため、必然的に株に投資をするなら米国株の方が利益を出しやすいといえるのではないでしょうか。

経済基盤

言うまでもなく、米国は世界一の経済大国であり、グローバルに展開している大企業の多くが米国にあります。3億人を超える人口の多さや、英語圏という商圏の広さ、そして、経済成長率やインフレ率も株価を支える重要な要素です。

日本人口1人あたり300万円の消費をした場合の人口減少に伴う経済規模の損失

出所:みんかぶ自社調べ

例えば、人口にフォーカスしてみましょう。
日本では毎年50万人ほど人口が減少しています。ひとり当たり300万円の消費活動が行われるとすると、1年で1兆5000億円もの経済規模が失われることになります。これは、GDPの0.3%にも相当します。

一方でアメリカでは、コロナ以前は自然増加だけで100万人近くに上り、これに移民などの国際間移動での増加が60万人ほどありました。

人口だけで見ても、日本の成長基盤は厳しく、アメリカは有利だということが分かります。

また、世界の共通言語である英語が標準語であることも大きいでしょう。英語圏の人口は15億人もいますから、ニュースや映画などWebコンテンツのターゲットとなるユーザーを考えた場合、圧倒的に有利な部分が多いことが分かります。

経済政策

米国は、政府が莫大な財政支出を行うことで経済を支えます。

米国が行なった大規模な経済政策

  • 緊急経済安定化法案  ・・・ 約7000億ドルもの公的資金を投入
  • アメリカ復興・再投資法・・・ 総額7870億ドルに上る景気刺激対策
  • 新型コロナウイルス対策・・・ 約5.9兆ドル
米国の経済政策イメージ写真

2020年には、新型コロナウイルスの蔓延に対して早期に経済対策を発表し、翌週には現金給付を行うなどのスピード感も日本とは大きく異なります。
またバイデン政権は、就任直後の2021年3月に新型コロナウイルス対策を軸とした「米国救済計画」を成立。総額1.9兆ドルもの短期景気対策を2年以内に集中投下することとなりました。

自社株買い

米国株の上昇が強い大きな要因として、自社株買いが挙げられます。ここ数年間はコロナにより縮小しましたが、それ以前の規模は、1年(2018年9月~2019年8月)で約80兆円にも上ります。
一方で日本企業は6兆円程度。株式市場の時価総額は6倍以上あるものの、その規模の違いは鮮明であることが分かります。

特に時価総額の大きなアップルは自社株買いに積極的で、2022年4月には最大で900億ドル(約11兆円)の自社株買いを発表。マイクロソフトも毎年継続的に400億ドルほどの自社株買いを行っています。

一方で、日本企業の自社株買いはソフトバンクが2兆5000億円と莫大な規模ですが、時価総額が最大のトヨタ自動車でも3000億程度となっています。※2020年

これらの要因が、米国株が日本株よりも強い上昇トレンドを描いているといえます。

代表的な米国企業の自社株買いの規模
企業名自社株買いの規模
Apple 11兆円
Google 8兆9000億円
Meta(旧Facebook) 5兆円
Microsoft 4兆円超え
Amazon 1兆2000万円
Walmart 1兆2000万円

※ 期間:2021年1月~2022年4月

2. 投資初心者こそ米国株へ投資を

初心者こそ
\ 米国株投資にチャレンジ /

投資初心者が米国株投資を挑戦しようとするイメージ

自分の資産を少しでも増やしたいから投資にチャレンジしてみたい。
また、投資を行っているけど、思うような結果が出ない。
そんな人こそ、米国株へ投資をしてみてはいかがでしょうか。

何故なら、10年以上米国株に投資を行えば利益が出ていることがほとんどなのです。
米国を代表する主要株価指数であるS&P500を見ると、歴史的出来事であった新型コロナの発生後も史上最高値を更新し続けています。 つまり、過去にS&P500に投資を続けていれば、途中で損をしてしまうことはあっても、2021年には利益になっているといえます。

GAFAの上昇率
企業名上昇率
Alphabet 約760%
Meta(旧Facebook) 約530%
Apple 約1,090%
Amazon 約1,120%

※ 期間:2011年8月~2022年5月

米国株の最大の魅力は、このように歴史的に上昇を続けていることではないでしょうか。つまり、投資を続けていて、途中で損をしてしまうことはあっても、継続していれば利益になるといえます。

特に、マイクロソフトやアップルなどの大型株の上昇率も高く、過10年間(2011年6月~2022年5月)の株価上昇率は目を見張るものがあります。
たとえば、ITプラットフォーマー4社であるGAFAの上昇率は最低でも139%を誇ります。

GAFA銘柄はコングロマリットのため、日本企業と比較しづらい点があります。
そこで、大手金融機関(JPモルガンと三菱UFJフィナンシャル・グループ)の株価上昇率を比較してみると、大きな差が出ていることが分かりました。

JPモルガンと三菱UFJフィナンシャル・グループのパフォーマンスの違い

出所:みんかぶ自社調べ

過去10年(2011年~)の値動きを見てみると、JPモルガンが最大で3倍以上に上昇していることに対して、三菱UFJフィナンシャル・グループの株価は2倍ほどの上昇率に留まっています。

もちろん、全ての銘柄が利益になるということはありませんが、主要銘柄の多くは上昇を続けています。つまり、どんな人でも米国株全体を買って保有していれば今までの相場では利益を出せる可能性があったといえます。

低所得者が米国株への投資で億万長者となった例

米国株であれば、多くの人が億万長者になれる可能性を秘めています。
有名な例として、低所得から成功を収めた個人投資家のロナルド・リード氏がいます。

低所得者が成功するイメージ画像

個人投資家 ロナルド・リード氏

彼は月収が30万円を超えたことがない、いわゆる低所得者でした。そして、彼が株式投資を始めた年齢は37歳。そんなロナルド氏が92歳で亡くなった際には、なんと9億円を越える資産があったといいます。

仮に投資を始めてから亡くなるまでの55年間、毎月30万円貯金していったとしても2億円には届きません。彼の初期投資は100万円で、総投資金額は8000万円だったといいます。

保有していたウェルス・ファーゴやプロクター&ギャンブル、アメリカンエクスプレスなどの大型銘柄は中心に95銘柄に投資を行っていました。そして、けして売らずに配当金を再投資するという超長期的な運用を行っていたといいます。このように誰でも億万長者になれる可能性があることが、米国株投資の大きな魅力といえます。

購入単位は1株から!小額投資が可能

米国株をおすすめする理由はもうひとつあります。それは売買単位が基本的に「1株」であることです。日本株では100株(1単元)での売買が基本ですが、米国株は1株から取引することができます。

日本株の最低購入金額
企業名最低購入金額
トヨタ自動車 約20万円
ソフトバンクグループ 約50万円
キーエンス 約510万円
ソニーグループ 約120万円
東京エレクトロン 約580万円
米国株の最低購入金額
企業名最低購入金額
Apple 約2万円
Microsoft 約3万円
Amazon 約30万円
Tesla 約8万円
Alphabet 約28万円

※2022年5月末時点

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3. 急成長した米国企業

米国には日本よりも遥かに巨大なマーケットや成長基盤などがあり、多くの企業は日本では考えられないような成長率を誇っています。

それは大企業でも同じで、有望企業には世界中の投資マネーが集まり、時価総額が数兆円、数十兆円もあるような銘柄でも、10%以上も上昇する場合もあります。

米国株の時価総額が上位の企業を中心に、株価が急成長した銘柄を紹介します。
※チャートは2015年~2021年

テスラ

株探で詳しく
テスラの株価チャート #EV/自動運転

シリコンバレーを拠点に、電気自動車とその関連商品、ソーラーパネルや蓄電池等を開発・製造・販売している企業です。2022年5月末時点での時価総額は約100兆円。これは、日本の主要自動車会社9社を合わせた時価総額よりも大きくなっています。

テスラは電気自動車の会社だけではなく、自動運転技術、そのビックデータや加速力などの圧倒的な技術力の高さ、また宇宙事業であるSpaceXの上場も期待されています。

また、2020年に安定的な黒字転換期に入り、S&P500への組み入れられました。2022年には、株式分割を実施する計画があります。

MSCIの株価チャート #投資支援ツール

インデックス等の金融データプロバイダー大手、世界22カ国でオフィスを展開しています。
世界中のの証券の指数、不動産ベンチマーク、ポートフォリオ業績分析・管理ソフトウエアなどの投資意思決定支援ツールを展開。銀行や証券・保険会社、年金基金や財団などの機関投資家、が顧客。ESG分析プラットフォームでは、2800社以上のESG格付けを公表。
売上高の主要部分は、MSCIインデックスを利用している投資商品の運用資産残高と連動しています。

マスターカード

株探で詳しく
マスターカードの株価チャート #金融決済

クレジットカードの有名国際ブランドのひとつ。eコマースやキャッシュレスの利用者増加によって、クレジットカードビジネスが追い風を受けていることが読み取れます。クレジットカード市場ではVisaがシェアを約半分確保しており、マスターカードのシェアは約30%と2番手につけています。

また、クロスボーダー送金においては技術的にVisaよりも先行しています。ブロックチェーン技術を用いた決済プラットフォーム「B2B Connect」の使用も開始しています。

エヌビディア

株探で詳しく
エヌビディアの株価チャート #半導体

2021年の半導体売上ランキング9位。高い技術力を持つ半導体メーカーで、ゲームやデータセンター分野で高いシェアを誇ります。2017年には、仮想通貨のマイニングマシンという特需が発生し大きく売り上げを伸ばしました。人工知能(AI)や自動運転技術の市場規模の拡大を考えると、まだまだ成長余地はありそうです。

アドビ

株探で詳しく
アドビの株価チャート #ソフトウェア

フォトショップやイラストレーターなど、Webデザインや動画編集には欠かせないソフトを販売、サブスクリプションしている企業。創業は1982年とここに挙げている企業の中では歴史がありますが、世界標準となっているソフトを提供していることもあり、サブスクリプション収入が90%以上を占めています。急激に増え続けているYouTubeでの編集にも使われており、今後も安定成長が期待できます。
さらにDX技術の発展および浸透は、成長の追い風といえます。

クラウドストライク・ホールディングス

株探で詳しく
クラウドストライク・ホールディングスの株価チャート

2019年上場のサイバーセキュリティテクノロジー持株会社。クラウドのセキュリティプラットフォーム(Falcon)が主力。収益の柱であるサブスクリプションが好調。会社見通しでは、通期で予想を上回る売上高見通しが示されています。
アナリストからも、クロスセルの好調および強気の需要環境が確認されているという前向きなコメントが出ています。

オクシデンタル・ペトロリアム

株探で詳しく
オクシデンタル・ペトロリアムの株価チャート

米国を中心に、中東、アフリカで石油・天然ガスの探鉱・生産活動を行っています。中流工程や販売も行い、資源の調達、輸送、貯蔵を行う他、パイプラインを所有、運営し、化学薬品とビニールの製造・販売も行う。子会社は、2つの価格物質の生産で世界トップです。
2022年には、投資の神様ウォーレン・バフェット氏が購入した銘柄としても知られています。

ゾエティス

株探で詳しく
ゾエティスの株価チャート #ペット医療

世界最大級の動物医療企業で、ペットと家畜用の医薬品とワクチンを製造販売する世界最大企業です。同社は世界 最大の製薬会社であるファイザーからスピンオフしました。
コロナ禍でペット需要が進み、さらにオンライン取引の増加により獣医師向け診断ソリューションも好調。2025年に掛けての年平均成長率は25%と予測(Global Market Insights, Inc.)されています。

4.注目の米国株の探し方

上に挙げたような米国株を探すためには、どうすれば良いでしょうか。
米国株は日本株と違い、どうしても日本語での情報が少なくなってしまいます。
auカブコム証券では、三菱UFJモルガン・スタンレー証券のレポートをはじめ、決算レポートや、MINKABUの米国株ニュースが多数配信されています。
またauカブコム公式YouTubeチャンネルでは、日本株や金融市場全体の話題はもちろん、週に1回程のペースで米国株マスター大島和隆氏による米国株の解説が発信されています。

auカブコム証券の豊富な投資情報

細かなところでは、銘柄を探す際に、銘柄名やティッカーシンボルの検索だけでなく、主要ブランド名での検索にも対応しており便利です。

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5. 多数の高配当銘柄

高配当企業のイメージ画像

高配当銘柄への投資は人気ですが、米国株にも魅力的な高配当銘柄が多数あります。
日本株と比べて分配金の支払い回数が多かったり、平均利回りが高かったりと、高配当投資をするのにピッタリです。

米国株で配当投資を行う魅力

米国株の高配当銘柄ランキング(S&P500) 2022年5月31日時点
順位 銘柄名 配当利回り(%)
第1位 ラスベガス・サンズ 9.04%
第2位 ルーメン・テクノロジーズ 8.59%
第3位 アルトリア・グループ 6.69%
4 デボン・エナジー 6.60%
5 ボルネード・リアルティ・トラスト 6.40%
6 サイモン・プロパティー・グループ 6.18%
7 ウィン・リゾーツ 6.13%
8 キンダー・モルガン 5.57%
9 ワンオーク 5.56%
10 ロイヤル・カリビアン・クルーズ 5.54%

※株価の変動や減配リスクがあるため、必ずしもこの利回りが継続するとは限りません。

出所:みんかぶ自社調べ

また、米国株は驚くべき年数で増配を続けている銘柄が多数存在します。

米国株の連続増配銘柄ランキング 2022年5月31日時点
順位 銘柄名 増配年数 配当利回り
第1位 アメリカン・ステイツ・ウォーター 67 1.81%
第2位 ドーバー 66 1.50%
第3位 ノースウェスト・ナチュラル・ガス 65 3.50%
4 プロクター・アンド・ギャンブル 65 2.50%
5 ジェニュイン・パーツ 65 2.63%
6 パーカー・ハネフィン 65 1.97%
7 エマソン・エレクトリック 64 2.28%
8 スリーエム 63 4.08%
9 シンシナティ・ファイナンシャル 61 2.28%
10 コカ・コーラ 59 2.79%

出所:みんかぶ自社調べ

配当の時期が企業ごとに分散されていることも魅力的です。
例えば米国の有名企業、JPモルガン・チェースとアップルの配当時期は、ひと月ずれています。そのため、この2銘柄にバランス良く投資を行うと、年に8回も配当金を受け取ることが可能になるのです。

企業名配当時期
JPモルガン・チェース 1月、4月、7月、10月
アップル 2月、5月、8月、11月

6. 日本株と桁違い!米国株の積み立て投資

長期的に上昇トレンドを描いている米国株へは、積立投資も有効な投資戦略のひとつです。

2021年にアップルとテスラは40%以上、マイクロソフトは50%以上、アルファベット(Google)は一時70%以上も上昇しました。米国株は、大型銘柄でも非常に高い上昇率を誇ることが分かります。

このような高いパフォーマンスを誇る大型銘柄を毎月積み立てていった場合、どうなるでしょうか。

2001年1月から2020年12月末までの20年間、毎月1万円を積み立てた場合のシミュレーションを行いました。

シミュレーションの条件

マイクロソフト

マイクロソフトの積み立て投資シミュレーションチャート

出所:みんかぶ自社調べ

シミュレーション結果

アップル

Appleの積み立て投資シミュレーションチャート

出所:みんかぶ自社調べ

シミュレーション結果

アマゾン

Amazonの積み立て投資シミュレーションチャート

出所:みんかぶ自社調べ

シミュレーション結果

いかがでしょうか?
2000年に超大企業であったマイクロソフトとアップルを買い続けていれば、とんでもない利益になっていることが分かります。 ゆるやかな上昇を続けていたアマゾンは、2016年から大きく上昇し始め、2019年から2020年の2年間でおよそ2倍になるほど急激に資産が増加しています。
このシミュレーションは、配当金を加味していないため、実際にはもっと大きな利益を得られたことになります。
長期の積立投資は、後半になればなるほど威力を発揮します。1株から投資できる米国株こそ、積立投資に最適といえるのではないでしょうか。

※こちらのシミュレーションは、株価を基に算出した参考値です。実際の取引においては、1株以下の単位は購入できず、また手数料や為替差損、配当金により損益が異なります。

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7. ETFで米国株投資をより手軽に

銘柄選びが大変な場合は、米国株のETFや投資信託から始めるという手もあります。

どちらも様々な銘柄やテーマに少額から投資することができる魅力があります。

有望なETFが多数存在

ETFは投資信託よりも低コストで運用が可能で、リアルタイムでの売買ができるというメリットがあります。世界最大手であるヘッジファンド、ブリッジウォーターアソシエイツのCEOレイ・ダリオ氏のポートフォリオの大半もETFであることが知られています。

投資信託同様に、指数連動のETFが多いのですが、アクティブ運用を行うETFも存在します。なかでも、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社やバンガード社のETFは高いパフォーマンスを発揮しており、日本でも人気となっています。

例えば、アップルやマイクロソフトなどの米国の情報技術セクターや半導体、テクノロジー・ハードウェアの3つの分野の企業で構成されている米国情報技術セクターETFは、過去3年間で約80%、5年間では約150%もの上昇率となっています。

バンガード 米国情報技術セクター ETF(VGT)の価格推移

VGTチャート

出所:auカブコム証券

高い上昇率を誇る米国株のETF
銘柄情報1年3年5年
ティッカー VGT -2.81% 90.26% 157.57%
銘柄名 バンガード 米国情報技術セクター ETF
銘柄概要 テクノロジー・ソフトウェア及びハードウェアおよび機器、
半導体・製造機器の 3 つの分野の企業を含む
米国の情報技術セクターの株式銘柄で構成
ティッカー VDE 66.60% 78.02% 66.90%
銘柄名 バンガード 米国エネルギーセクター ETF
銘柄概要 石油等掘削装置やその他エネルギー関連機器の建設。
あるいは石油・ガス製品の探査・開発・販売・精製などの事業を
中心とする米国エネルギー・セクター株式銘柄で構成
ティッカー VDC 4.28% 42.84% 45.86%
銘柄名 バンガード 米国生活必需品セクター ETF
銘柄概要 飲食料、非耐久家庭・パーソナル用品の製造や流通業者など、
景気循環に対して敏感でない業種の企業を含む
米国の生活必需品セクター株式銘柄で構成
ティッカー VCR -15.59% 58.57% 87.17%
銘柄名 VG 米国一般消費財 サービス セクター ETF
銘柄概要 米国の自動車、アパレル、レジャー用品、ホテル、
レストラン、小売業などの製造業及びサービス業の企業で構成

auカブコム証券では、米国ETFを206銘柄以上の取り扱いがあります。
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8. 米国株投資のリスク

米国株には、日本株と異なる投資のリスクが存在します。

為替変動リスク

日本円で購入する日本株と同様、米国株は基本的にドル建てで購入します。
そのため、ドル円の価格変動により、保有銘柄が上昇してもドル円が下落することで利益が減少する可能性があります。

米ドル円と株式資産の変化
米ドル円の推移日本株米国株
円安 下落 上昇
円高 上昇 下落

どれほどの差が出るのか、S&P500と為替ヘッジを行っているETFの値動きを比較してみましょう。

S&P500と為替ヘッジを行っているETFの値動きの比較チャート

出所:みんかぶ自社調べ

比較対象

この間ドル円は112円台から101円台まで下落しています。しかし、S&P500だけを見ると、それほどパフォーマンスに影響が出ているようには見えません。

価格変動リスク

価格変動のイメージ写真

日本株には、ストップ高・ストップ安という値幅制限があり、1日の価格変動は限定されています。しかし、米国株には価格変動の制限がありません。そのため、悪い決算や悪材料が出た際には、どこまででも売られてしまうリスクがあります。

また、企業への評価も日本よりもシビアと言われており、業績が悪ければ売られやすく、増資を行う企業は非常に厳しい目を向けられます。そのような投資家が多いからこそ、米国企業は高い成長を誇るのかもしれません。

異言語リスク

異言語のイメージ写真

米国株の一次情報は英語となります。そのため、IR速報や突発的な発表にはどうしても日本語での発信は遅れてしまいます。SNSでの自動翻訳はあるものの、情報の豊富さを加味すると、ヘッドラインを見てデイトレードを行うという短期売買は不利と言わざるを得ません。
ただ、大型銘柄や人気のある銘柄であれば、証券会社が解説していたり、レポートや決算情報も豊富なため、中長期的な取引においては大きな差は無いのかもしれません。

9. よくある質問

Q 米国株の取引時間はいつですか?

A 夏時間と冬時間で異なります。 夏時間は、午後10時30分から翌朝5時まで。
冬時間は、午後11時30分から翌朝6時までが取引時間となります。(日本時間)
現地時間では、朝9時30分~夕方16時となっており、日本株のように昼休憩はありません。
また時間外取引もあり、市場が開く前後にも取引が行われており、証券会社によってはその時間帯の取引が可能となっています。

Q 日本株と購入方法に違いはありますか?

A 口座は米国株の専用口座が必要となる場合があります。 また、当日の一定時間までにドルに両替をしておく必要がある場合があります。
注文方法は、日本株と違って逆指値注文ができない証券会社があります。

Q 売買手数料はどれくらいですか?

A 証券会社によって異なりますが、購入金額の0.45%程度が一般的です。 その他にも、為替手数料(無料~25銭程度)が必要となります。

Q 取引単位は何株からですか?

A 1株単位から取引が可能です。 日本株には単元株制度がありますが、米国株はすべての銘柄を1株単位で購入することができます。

Q リアルタイムでの売買は可能ですか?

A 可能です。

Q 値幅制限はありますか?

A ありません。 決算内容や材料次第で1日に100%以上変動する場合もあります。

Q 企業情報はどうやって確認しますか?

A 証券会社の取引ツールで閲覧が可能です。 テーマ別レポートやニュース、イベント情報などが配信されています。ニュース速報は日本株と比較するとかなり少なくなります。

Q ニュースが英語ばかりではないですか?

A 国内の証券会社が発信しているニュースは、日本語がほとんどです。

Q 全ての米国株を購入できますか?

A 証券会社によって取扱い銘柄数が異なります。 マネックス証券は約4700銘柄、SBI証券は4500銘柄、楽天証券は約4200銘柄、DMM株は約1600銘柄となっています。
auカブコム証券は独自の基準で取引量の多い1000銘柄超を取扱っており、顧客からのリクエストをもとに早期に2000銘柄まで拡充していくようです。
※銘柄数は2022年5月時点

Q 税金は日本株と違いますか?

A 株式の売却益は米国では非課税ですが、日本では20.315%の税金が掛かります。 配当金については、米国の現地源泉税が10%徴収された後、日本で20.315%の税金が徴収されます。
ただし、配当所得については確定申告を行うことで二重課税を調整するための外国税額控除を受けることができます。

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