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ラウンドワンのニュース
1日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり84銘柄、値下がり135銘柄、変わらず6銘柄となった。
日経平均は3日続落。233.51円安の26159.53円(出来高概算6億0973万株)で前場の取引を終えている。
6月30日の米株式市場でダウ平均は253.88ドル安と反落。消費や製造業の減速を示す経済指標を受けて下落スタート。インフレ調整後の5月個人消費支出(PCE)がマイナスに落ち込んだことや、高級家具販売RHの再三にわたる見通し引き下げも景気後退懸念を一段と強めた。一方、PCEコアデフレーターが予想を下回り、金利が大幅に低下したことが下支えし、主要株価指数は引けにかけては下げ幅を縮小した。ナスダック総合指数は-1.33%と4日続落。前日のダウ平均先物の下落を通じて米株安を織り込んでいた日経平均は67.67円高からスタート。しかし、景気後退懸念が強まるなか買いは続かず失速。その後下落に転じてからも売りが止まらず、前引けまで下げ幅を広げる流れとなった。
個別では、原油先物価格の下落を背景にINPEX<1605>、石油資源開発<1662>が大幅安。川崎汽船<9107>や郵船<9101>、住友鉱<5713>など市況関連株も軟調。米半導体大手マイクロン・テクノロジーの決算が嫌気され東エレク<8035>やレーザーテック<6920>が軒並み下落。新光電工<6967>、太陽誘電<6976>、ローム<6963>などのハイテク株も安い。為替の円安進行の一服感から日産自<7201>、ブリヂストン<5108>の輸出関連も下落が目立つ。景気後退による消費鈍化懸念からエアトリ<6191>、オープンドア<3926>、ラウンドワン<4680>などリオープン(経済再開)関連も軟調。
ロシアのプーチン大統領が、石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」について、事業主体を新たに設立するロシア企業に変更するよう命じたと伝わったことで、同プロジェクトに出資している三井物産<8031>、三菱商事<8058>が大幅に下落。業績予想の下方修正を発表したダイセキ<9793>、良品計画<7453>は急落し、東証プライム市場の値下がり率上位に並んでいる。
一方、東京電力HD<9501>が大幅に反発。三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>の防衛関連が揃って買い優勢。信越化<4063>、HOYA<7741>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>の値がさ株の一角も堅調。東レ<3402>は連日で年初来高値を更新。米長期金利の低下を支援要因にベイカレント<6532>、NRI<4307>などグロース(成長)株の一角もしっかり。第1四半期が好決算となった高島屋<8233>は急伸し、東証プライム市場の値上がり率上位に入り、Jフロント<3086>も好決算を手掛かりに大幅高。今期も2ケタ営業増益見通しとなったウェザーニューズ<4825>も急伸。ブイキューブ<3681>はメタバース関連のリリースで急伸した。
セクターでは鉱業、ゴム製品、電気・ガスが下落率上位となった一方、石油・石炭、保険、銀行が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の68%、対して値上がり銘柄は28%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約54円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、TDK<6762>、アドバンテ<6857>、京セラ<6971>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはキッコーマン<2801>となり1銘柄で日経平均を約7円押し上げた。同2位はKDDI<9433>となり、エプソン<6724>、コナミHD<9766>、バンナムHD<7832>、富士フイルム<4901>、ダイキン<6367>がつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 26159.53(-233.51)
値上がり銘柄数 84(寄与度+67.33)
値下がり銘柄数 135(寄与度-300.84)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<2801> キッコマン 7400 200 +7.03
<9433> KDDI 4321 32 +6.75
<6724> エプソン 1986 66 +4.64
<9766> コナミグループ 7640 130 +4.57
<7832> バンナムHD 9691 112 +3.94
<4901> 富士フイルム 7382 104 +3.65
<6367> ダイキン工 21840 90 +3.16
<4021> 日産化 6340 90 +3.16
<4063> 信越化 15390 90 +3.16
<4324> 電通グループ 4155 80 +2.81
<8233> 高島屋 1460 130 +2.28
<4704> トレンド 6680 60 +2.11
<7751> キヤノン 3120 35 +1.85
<8001> 伊藤忠 3715 48 +1.69
<2802> 味の素 3341 41 +1.44
<8252> 丸井G 2403 28 +0.98
<3099> 三越伊勢丹 1127 27 +0.95
<8253> クレセゾン 1580 21 +0.74
<3382> 7&iHD 5287 20 +0.70
<3086> Jフロント 1198 38 +0.67
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 42740 -1560 -54.82
<9983> ファーストリテ 69570 -1510 -53.07
<6762> TDK 4020 -170 -17.92
<6857> アドバンテス 7100 -160 -11.25
<6971> 京セラ 7113 -143 -10.05
<9984> ソフトバンクG 5197 -38 -8.01
<4543> テルモ 4033 -55 -7.73
<4503> アステラス薬 2074.5 -40.5 -7.12
<8058> 三菱商事 3835 -202 -7.10
<6758> ソニーG 10895 -200 -7.03
<8031> 三井物産 2829.5 -165 -5.80
<5108> ブリヂス 4796 -154 -5.41
<6976> 太陽誘電 4460 -150 -5.27
<6981> 村田製 7215 -181 -5.09
<7733> オリンパス 2691 -35.5 -4.99
<2413> エムスリー 3839 -59 -4.98
<6098> リクルートHD 3948 -47 -4.96
<7267> ホンダ 3234 -59 -4.15
<6902> デンソー 7099 -109 -3.83
<7974> 任天堂 57660 -1020 -3.58
<CS>
日経平均は3日続落。233.51円安の26159.53円(出来高概算6億0973万株)で前場の取引を終えている。
6月30日の米株式市場でダウ平均は253.88ドル安と反落。消費や製造業の減速を示す経済指標を受けて下落スタート。インフレ調整後の5月個人消費支出(PCE)がマイナスに落ち込んだことや、高級家具販売RHの再三にわたる見通し引き下げも景気後退懸念を一段と強めた。一方、PCEコアデフレーターが予想を下回り、金利が大幅に低下したことが下支えし、主要株価指数は引けにかけては下げ幅を縮小した。ナスダック総合指数は-1.33%と4日続落。前日のダウ平均先物の下落を通じて米株安を織り込んでいた日経平均は67.67円高からスタート。しかし、景気後退懸念が強まるなか買いは続かず失速。その後下落に転じてからも売りが止まらず、前引けまで下げ幅を広げる流れとなった。
個別では、原油先物価格の下落を背景にINPEX<1605>、石油資源開発<1662>が大幅安。川崎汽船<9107>や郵船<9101>、住友鉱<5713>など市況関連株も軟調。米半導体大手マイクロン・テクノロジーの決算が嫌気され東エレク<8035>やレーザーテック<6920>が軒並み下落。新光電工<6967>、太陽誘電<6976>、ローム<6963>などのハイテク株も安い。為替の円安進行の一服感から日産自<7201>、ブリヂストン<5108>の輸出関連も下落が目立つ。景気後退による消費鈍化懸念からエアトリ<6191>、オープンドア<3926>、ラウンドワン<4680>などリオープン(経済再開)関連も軟調。
ロシアのプーチン大統領が、石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」について、事業主体を新たに設立するロシア企業に変更するよう命じたと伝わったことで、同プロジェクトに出資している三井物産<8031>、三菱商事<8058>が大幅に下落。業績予想の下方修正を発表したダイセキ<9793>、良品計画<7453>は急落し、東証プライム市場の値下がり率上位に並んでいる。
一方、東京電力HD<9501>が大幅に反発。三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>の防衛関連が揃って買い優勢。信越化<4063>、HOYA<7741>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>の値がさ株の一角も堅調。東レ<3402>は連日で年初来高値を更新。米長期金利の低下を支援要因にベイカレント<6532>、NRI<4307>などグロース(成長)株の一角もしっかり。第1四半期が好決算となった高島屋<8233>は急伸し、東証プライム市場の値上がり率上位に入り、Jフロント<3086>も好決算を手掛かりに大幅高。今期も2ケタ営業増益見通しとなったウェザーニューズ<4825>も急伸。ブイキューブ<3681>はメタバース関連のリリースで急伸した。
セクターでは鉱業、ゴム製品、電気・ガスが下落率上位となった一方、石油・石炭、保険、銀行が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の68%、対して値上がり銘柄は28%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約54円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、TDK<6762>、アドバンテ<6857>、京セラ<6971>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはキッコーマン<2801>となり1銘柄で日経平均を約7円押し上げた。同2位はKDDI<9433>となり、エプソン<6724>、コナミHD<9766>、バンナムHD<7832>、富士フイルム<4901>、ダイキン<6367>がつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 26159.53(-233.51)
値上がり銘柄数 84(寄与度+67.33)
値下がり銘柄数 135(寄与度-300.84)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<2801> キッコマン 7400 200 +7.03
<9433> KDDI 4321 32 +6.75
<6724> エプソン 1986 66 +4.64
<9766> コナミグループ 7640 130 +4.57
<7832> バンナムHD 9691 112 +3.94
<4901> 富士フイルム 7382 104 +3.65
<6367> ダイキン工 21840 90 +3.16
<4021> 日産化 6340 90 +3.16
<4063> 信越化 15390 90 +3.16
<4324> 電通グループ 4155 80 +2.81
<8233> 高島屋 1460 130 +2.28
<4704> トレンド 6680 60 +2.11
<7751> キヤノン 3120 35 +1.85
<8001> 伊藤忠 3715 48 +1.69
<2802> 味の素 3341 41 +1.44
<8252> 丸井G 2403 28 +0.98
<3099> 三越伊勢丹 1127 27 +0.95
<8253> クレセゾン 1580 21 +0.74
<3382> 7&iHD 5287 20 +0.70
<3086> Jフロント 1198 38 +0.67
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 42740 -1560 -54.82
<9983> ファーストリテ 69570 -1510 -53.07
<6762> TDK 4020 -170 -17.92
<6857> アドバンテス 7100 -160 -11.25
<6971> 京セラ 7113 -143 -10.05
<9984> ソフトバンクG 5197 -38 -8.01
<4543> テルモ 4033 -55 -7.73
<4503> アステラス薬 2074.5 -40.5 -7.12
<8058> 三菱商事 3835 -202 -7.10
<6758> ソニーG 10895 -200 -7.03
<8031> 三井物産 2829.5 -165 -5.80
<5108> ブリヂス 4796 -154 -5.41
<6976> 太陽誘電 4460 -150 -5.27
<6981> 村田製 7215 -181 -5.09
<7733> オリンパス 2691 -35.5 -4.99
<2413> エムスリー 3839 -59 -4.98
<6098> リクルートHD 3948 -47 -4.96
<7267> ホンダ 3234 -59 -4.15
<6902> デンソー 7099 -109 -3.83
<7974> 任天堂 57660 -1020 -3.58
<CS>
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