1,846円
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日経平均株価
始値 27279.92
高値 27349.58(09:02)
安値 27165.78(09:49)
大引け 27237.64(前日比 -289.48 、 -1.05% )
売買高 9億7132万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆3596億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は289円安と3日続落、一時2万7100円台に下落
2.前週末16日の米株式市場は金融引き締めと景気後退懸念で軟調
3.東京株式市場は売り一巡後は安値圏での一進一退の値動きに
4.ファストリやSBG、ダイキンなどの値がさ株が軟調な動き
5.日銀の金融政策変更に絡む思惑で三菱UFJなど銀行株が高い
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比281ドル安と3日続落した。FRBの急速な利上げによる景気後退懸念が強まり、消費関連株を中心に売りが優勢となった。
週明けの東京市場では日経平均株価は3日続落。前週末の米株式市場が下落し買い材料に欠けるなか、売りが先行する展開となった。
前週末16日の米株式市場では、NYダウが米金融引き締めに対する警戒感や景気後退懸念を背景に3日続落となった。米株式市場が下落した流れを受け、東京株式市場も軟調な値動きが続いた。日経平均は、一時2万7100円台に下落した。手掛かり材料難のなか、全体相場は売り一巡後は安値圏での一進一退の値動きとなった。半導体関連などハイテク株や自動車株が軟調だった。2%の物価上昇目標の達成時期などの見直しを検討する、と一部で報じられたことを受け、銀行株がしっかり。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が安く、ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクグループ<9984>、ダイキン工業<6367>などの値がさ株が売られた。日本郵船<9101>や川崎汽船<9107>が安く、オリエンタルランド<4661>や三菱重工業<7011>が値を下げた。東芝<6502>が大幅安となり、任天堂<7974>が軟調。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、デンソー<6902>が下落した。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>が高く、第一生命ホールディングス<8750>やMS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>がしっかり。日本マクドナルドホールディングス<2702>や西松屋チェーン<7545>が堅調。KDDI<9433>やスカイマーク<9204>やANYCOLOR<5032>が値を上げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、日本取引所 <8697>、しずおかFG <5831>、三越伊勢丹 <3099>、SB <9434>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約11円。うち8円はKDDI1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、ダイキン <6367>、テルモ <4543>、アドテスト <6857>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約99円。
東証33業種のうち上昇は6業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)パルプ・紙、(3)水産・農林業、(4)倉庫運輸関連、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)精密機器、(4)輸送用機器、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△JPHD <2749> [東証P]
「バイリンガル保育園」の開設を材料視。
△ディディエス <3782> [東証G]
中国で新特許の権利化が完了。
△ワンプラ <4199> [東証G]
モバイルゲーム展開の中国企業の日本法人に第三者割当増資。
△オーナンバ <5816> [東証S]
大幅上方修正や増配の発表を好感。
△ホープ <6195> [東証G]
23年3月期業績予想の上方修正を材料視。
△コーセル <6905> [東証P]
今期上方修正と自社株買い発表を好感。
△日立造 <7004> [東証P]
SMBC日興証券証券が目標株価引き上げ。
△西松屋チェ <7545> [東証P]
第3四半期業績の高進捗率を評価。
△ミツウロコG <8131> [東証S]
今期業績予想を上方修正。
△和田興産 <8931> [東証S]
今期は一転最終増益の見通しで配当予想も増額。
▼ローソン <2651> [東証P]
成城石井の株式上場申請取り下げを嫌気。
▼レーザーテク <6920> [東証P]、東エレク <8035> [東証P]
米SOX指数の下落で売り先行。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)三信電 <8150>、(2)コーセル <6905>、(3)東名 <4439>、(4)丸文 <7537>、(5)アツギ <3529>、(6)西松屋チェ <7545>、(7)北越工 <6364>、(8)新光商 <8141>、(9)日立造 <7004>、(10)佐鳥電機 <7420>。
値下がり率上位10傑は(1)Gunosy <6047>、(2)ブラス <2424>、(3)Jディスプレ <6740>、(4)プロレド <7034>、(5)ティーガイア <3738>、(6)東芝 <6502>、(7)サイボウズ <4776>、(8)イーソル <4420>、(9)日医工 <4541>、(10)セグエG <3968>。
【大引け】
日経平均は前日比289.48円(1.05%)安の2万7237.64円。TOPIXは前日比14.80(0.76%)安の1935.41。出来高は概算で9億7132万株。東証プライムの値上がり銘柄数は667、値下がり銘柄数は1082となった。東証マザーズ指数は762.77ポイント(12.06ポイント安)。
[2022年12月19日]
株探ニュース
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