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協栄産業のニュース
日経平均株価
始値 20849.79
高値 21593.11(12:38)
安値 20834.29(09:29)
大引け 21344.08(前日比 +201.12 、 +0.95% )
売買高 20億3515万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆5219億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は6日ぶりに反発、新型肺炎への警戒感強いなかも目先買い戻し
2.朝方安く始まるもその後切り返す展開、日銀の緊急談話で協調緩和への期待感
3.日経平均は一時450円あまり上昇みせるも、その後は戻り売りで上げ幅縮小
4.半導体関連や大きく売り込まれた小売株が一斉に買い戻され全体を押し上げる
5.東証1部の約88%の銘柄が上昇し、売買代金も3兆5000億円と高水準に
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは357ドル安と7日続落した。新型肺炎が実体経済に与える影響が懸念され、連日の大幅安となった。
週明けの東京市場では、日経平均株価が久しぶりに反発に転じた。日米の中央銀行が協調緩和の動きを示唆したことで全般は買い戻しが優勢となった。
2日の東京市場は、新型肺炎の世界景気への影響を懸念して、寄り付きは前週末を引き継ぎ売り優勢の地合いでスタート。日経平均は下値模索の展開を強いられたが、10時前後を境に急速に戻り足となり10時半前にはプラス圏に浮上した。その後は、日銀の黒田総裁が緊急談話で潤沢な資金供給に前向きな姿勢を示したことや、大幅高となった中国・上海株市場を横目に買いが続き、先物を絡め450円あまりの上昇をみせる場面もあった。半導体関連株に大きく値を上げる銘柄が多かったほか、これまで大きく売り込まれた小売株などが一斉に買い戻され全体相場を押し上げた。ただ、後半は戻り売りが出て伸び悩んだ。個別では東証1部全体の88%の銘柄が上昇する展開で、売買代金も3兆5000億円と膨らみ、押し目買いの動きが活発化したことを物語る。
個別では、任天堂<7974>、ソニー<6758>が買い優勢となったほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連が買われた。オリエンタルランド<4661>も高い。リクルートホールディングス<6098>も物色された。キャリアインデックス<6538>、キャリアリンク<6070>がストップ高で値上がり率上位を占め、gumi<3903>、安永<7271>、オルトプラス<3672>なども値幅制限いっぱいに買われた。日本エンタープライズ<4829>も活況高。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えず、三井物産<8031>も売りに押された。東京海上ホールディングス<8766>が下落、中外製薬<4519>が値を下げ、アサヒグループホールディングス<2502>も軟調。このほか、有機合成薬品工業<4531>、小糸製作所<7276>、太平洋セメント<5233>などの下げが目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、ファストリ <9983> 、エムスリー <2413> 、アドテスト <6857> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約111円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519> 、京セラ <6971> 、日東電 <6988> 、東京海上 <8766> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約19円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)サービス業、(2)水産・農林業、(3)小売業、(4)証券商品先物、(5)その他製品。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)電気・ガス業、(3)鉄鋼、(4)石油石炭製品、(5)銀行業。
■個別材料株
△シミックHD <2309>
株主優待制度を導入へ。
△PCNET <3021> [東証2]
「テレワークパッケージ」の提供体制を増強。
△cotta <3359> [東証M]
「cotta」の2月度売上高が過去最高額を更新。
△リネットJ <3556> [東証M]
子会社が宅配便リサイクルで上新電と提携。
△gumi <3903>
第3四半期業績は計画上振れで着地。
△日エンター <4829>
在宅型コールセンターシステムの提供開始。
△ログリー <6579> [東証M]
5万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△アルー <7043> [東証M]
「Grow with Google」関連オンライン講座の提供開始。
△藍沢 <8708>
250万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△Genky <9267>
2月度既存店売上高10.1%増で2ヵ月連続プラス。
▼ギグワークス <2375> [東証2]
第1四半期営業利益26%減。
▼小島鉄 <6112> [東証2]
東証が整理銘柄に指定。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)キャリインデ <6538> 、(2)ランド <8918> 、(3)キャリアL <6070> 、(4)gumi <3903> 、(5)安永 <7271> 、(6)水戸 <8622> 、(7)オルトP <3672> 、(8)モリテック <5986> 、(9)フィルC <3267> 、(10)協栄産 <6973> 。
値下がり率上位10傑は(1)ビジ太田昭 <9658> 、(2)有機薬 <4531> 、(3)ザッパラス <3770> 、(4)ロジスネクス <7105> 、(5)小糸製 <7276> 、(6)CVSベイ <2687> 、(7)日東富士 <2003> 、(8)帝通工 <6763> 、(9)イオン北海道 <7512> 、(10)太平洋セメ <5233> 。
【大引け】
日経平均は前日比201.12円(0.95%)高の2万1344.08円。TOPIXは前日比15.00(0.99%)高の1525.87。出来高は概算で20億3515万株。東証1部の値上がり銘柄数は1892、値下がり銘柄数は240となった。日経ジャスダック平均は3396.96円(102.04円高)。
[2020年3月2日]
株探ニュース
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