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30日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり148銘柄、変わらず11銘柄となった。
日経平均は4日続落。169.68円安の27858.16円(出来高概算5億4540万株)で前場の取引を終えている。
29日の米株式市場でダウ平均は3.07ドル高(+0.00%)と横ばい。中国政府が高齢者対象のワクチン接種の強化計画を発表したことで、経済再開への期待感から買いが先行。しかし、長期金利の上昇を受けたハイテク売りが相場を押し下げた。一方、今晩の連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演や週末の雇用統計などの重要イベントを控えるなか下値も限られた。ナスダック総合指数は−0.59%と3日続落。米ハイテク株安を受けた日経平均は141.17円安の27886.67円からスタート。今晩以降の米国発の重要イベントを前に警戒感が高まる中、持ち高調整の売りが優勢となり、指数寄与度の大きい値がさ株を中心に下落するなか、日経平均は終始28000円を割り込んだ水準での推移が続いた。
なお、午前に国家統計局が発表した中国の11月購買担当者景気指数(PMI)は、製造業が48.0と市場予想(49.0)を下振れ、10月(49.2)からも悪化。また、非製造業は46.7と市場予想(48.0)を大幅に下振れて、10月(48.7)からも大きく悪化した。
個別では、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>などの半導体関連が全般下落しており、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>、SMC<6273>、日本電産<6594>、ファナック<6954>、TDK<6762>、新光電工<6967>、ローム<6963>などの値がさ株を中心としたハイテク株も総じて軟調。メルカリ<4385>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>のグロース株も冴えない。大株主による保有株の一部売却が発表されたメタウォーター<9551>も大きく下落した。
一方、前日に急落したエーザイ<4523>が大幅に反発しており、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の海運大手3社は揃って大きく上昇。三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>の防衛関連も揃って上伸。IHIは国内証券による目標株価引き上げも好感されたようで、とりわけ上昇率が目立っている。ほか、日本製鉄<5401>、JFE<5411>の鉄鋼、大阪チタ<5726>、東邦チタニウム<5727>のチタン関連、第一生命HD<8750>、T&DHD<8795>の保険などが堅調。昭電線HD<5805>は国内証券による新規買い推奨、日本電波工業<6779>、オイシックス<3182>は国内証券による目標株価引き上げが好感されて大幅高。日本金属<5491>は会社リリースを材料に急伸している。
セクターでは精密機器、電気機器、サービスが下落率上位となった一方、海運、鉄鋼、保険が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の65%、対して値上がり銘柄は30%となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約17円押し下げた。同2位はトレンド<4704>となり、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはエーザイ<4523>となり1銘柄で日経平均を約11円押し上げた。同2位はSUBARU<7270>となり、セコム<9735>、大塚HD<4578>、ヤマハ発<7272>、武田薬<4502>、三越伊勢丹<3099>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27858.16(-169.68)
値上がり銘柄数 66(寄与度+30.37)
値下がり銘柄数 148(寄与度-200.05)
変わらず銘柄数 11
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4523> エーザイ 9320 332 +11.37
<7270> SUBARU 2326 42.5 +1.46
<9735> セコム 8473 35 +1.20
<4578> 大塚HD 4703 34 +1.16
<7272> ヤマハ発 3355 30 +1.03
<4502> 武田薬 4038 30 +1.03
<3099> 三越伊勢丹 1333 27 +0.92
<9101> 郵船 3012 85 +0.87
<9104> 商船三井 3325 85 +0.87
<5332> TOTO 4770 45 +0.77
<9009> 京成 3885 45 +0.77
<7267> ホンダ 3310 10 +0.68
<9301> 三菱倉 3345 35 +0.60
<9107> 川崎船 2603 54 +0.55
<6752> パナソニック 1269 15.5 +0.53
<5333> 日本ガイシ 1794 15 +0.51
<7013> IHI 3675 145 +0.50
<8058> 三菱商事 4592 14 +0.48
<5301> 東海カーボ 1046 11 +0.38
<8795> T&DHD 1670 40 +0.27
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 80950 -510 -17.46
<4704> トレンド 6790 -240 -8.22
<6367> ダイキン工 22325 -235 -8.05
<6098> リクルートHD 4322 -74 -7.60
<6758> ソニーG 11160 -210 -7.19
<6762> TDK 4825 -70 -7.19
<9984> ソフトバンクG 5925 -34 -6.99
<6954> ファナック 20265 -195 -6.68
<7741> HOYA 13980 -380 -6.51
<6857> アドバンテス 9020 -90 -6.16
<9613> NTTデータ 2090 -36 -6.16
<2413> エムスリー 4210 -73 -6.00
<9766> コナミG 6510 -150 -5.14
<6273> SMC 61670 -1500 -5.14
<7733> オリンパス 2781 -33 -4.52
<4543> テルモ 4023 -33 -4.52
<8035> 東エレク 44680 -130 -4.45
<4901> 富士フイルム 7203 -130 -4.45
<6861> キーエンス 57180 -1260 -4.31
<4568> 第一三共 4502 -34 -3.49
<CS>
日経平均は4日続落。169.68円安の27858.16円(出来高概算5億4540万株)で前場の取引を終えている。
29日の米株式市場でダウ平均は3.07ドル高(+0.00%)と横ばい。中国政府が高齢者対象のワクチン接種の強化計画を発表したことで、経済再開への期待感から買いが先行。しかし、長期金利の上昇を受けたハイテク売りが相場を押し下げた。一方、今晩の連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演や週末の雇用統計などの重要イベントを控えるなか下値も限られた。ナスダック総合指数は−0.59%と3日続落。米ハイテク株安を受けた日経平均は141.17円安の27886.67円からスタート。今晩以降の米国発の重要イベントを前に警戒感が高まる中、持ち高調整の売りが優勢となり、指数寄与度の大きい値がさ株を中心に下落するなか、日経平均は終始28000円を割り込んだ水準での推移が続いた。
なお、午前に国家統計局が発表した中国の11月購買担当者景気指数(PMI)は、製造業が48.0と市場予想(49.0)を下振れ、10月(49.2)からも悪化。また、非製造業は46.7と市場予想(48.0)を大幅に下振れて、10月(48.7)からも大きく悪化した。
個別では、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>などの半導体関連が全般下落しており、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>、SMC<6273>、日本電産<6594>、ファナック<6954>、TDK<6762>、新光電工<6967>、ローム<6963>などの値がさ株を中心としたハイテク株も総じて軟調。メルカリ<4385>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>のグロース株も冴えない。大株主による保有株の一部売却が発表されたメタウォーター<9551>も大きく下落した。
一方、前日に急落したエーザイ<4523>が大幅に反発しており、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の海運大手3社は揃って大きく上昇。三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>の防衛関連も揃って上伸。IHIは国内証券による目標株価引き上げも好感されたようで、とりわけ上昇率が目立っている。ほか、日本製鉄<5401>、JFE<5411>の鉄鋼、大阪チタ<5726>、東邦チタニウム<5727>のチタン関連、第一生命HD<8750>、T&DHD<8795>の保険などが堅調。昭電線HD<5805>は国内証券による新規買い推奨、日本電波工業<6779>、オイシックス<3182>は国内証券による目標株価引き上げが好感されて大幅高。日本金属<5491>は会社リリースを材料に急伸している。
セクターでは精密機器、電気機器、サービスが下落率上位となった一方、海運、鉄鋼、保険が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の65%、対して値上がり銘柄は30%となっている。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約17円押し下げた。同2位はトレンド<4704>となり、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ソニーG<6758>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはエーザイ<4523>となり1銘柄で日経平均を約11円押し上げた。同2位はSUBARU<7270>となり、セコム<9735>、大塚HD<4578>、ヤマハ発<7272>、武田薬<4502>、三越伊勢丹<3099>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27858.16(-169.68)
値上がり銘柄数 66(寄与度+30.37)
値下がり銘柄数 148(寄与度-200.05)
変わらず銘柄数 11
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4523> エーザイ 9320 332 +11.37
<7270> SUBARU 2326 42.5 +1.46
<9735> セコム 8473 35 +1.20
<4578> 大塚HD 4703 34 +1.16
<7272> ヤマハ発 3355 30 +1.03
<4502> 武田薬 4038 30 +1.03
<3099> 三越伊勢丹 1333 27 +0.92
<9101> 郵船 3012 85 +0.87
<9104> 商船三井 3325 85 +0.87
<5332> TOTO 4770 45 +0.77
<9009> 京成 3885 45 +0.77
<7267> ホンダ 3310 10 +0.68
<9301> 三菱倉 3345 35 +0.60
<9107> 川崎船 2603 54 +0.55
<6752> パナソニック 1269 15.5 +0.53
<5333> 日本ガイシ 1794 15 +0.51
<7013> IHI 3675 145 +0.50
<8058> 三菱商事 4592 14 +0.48
<5301> 東海カーボ 1046 11 +0.38
<8795> T&DHD 1670 40 +0.27
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 80950 -510 -17.46
<4704> トレンド 6790 -240 -8.22
<6367> ダイキン工 22325 -235 -8.05
<6098> リクルートHD 4322 -74 -7.60
<6758> ソニーG 11160 -210 -7.19
<6762> TDK 4825 -70 -7.19
<9984> ソフトバンクG 5925 -34 -6.99
<6954> ファナック 20265 -195 -6.68
<7741> HOYA 13980 -380 -6.51
<6857> アドバンテス 9020 -90 -6.16
<9613> NTTデータ 2090 -36 -6.16
<2413> エムスリー 4210 -73 -6.00
<9766> コナミG 6510 -150 -5.14
<6273> SMC 61670 -1500 -5.14
<7733> オリンパス 2781 -33 -4.52
<4543> テルモ 4023 -33 -4.52
<8035> 東エレク 44680 -130 -4.45
<4901> 富士フイルム 7203 -130 -4.45
<6861> キーエンス 57180 -1260 -4.31
<4568> 第一三共 4502 -34 -3.49
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