著者:みんかぶ編集室  2017年6月30日更新
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【夏の特別企画】ボーナスを株式投資で運用する

力の源ホールディングスのIPO
夏のボーナスは何につかう?
ボーナス時期になると気になるのが『いくらもらえるのか』、『何に使おうか』ということです。欲しかったモノが買えたり、好きなところに行けたりするのだと考えると、ワクワクしますよすね!

日経新聞社の調査によると、今年の夏のボーナスは5年ぶりに減少してしまうようですが、それでも大金には変わりありません。

みなさんがどのようなモノにボーナスを使うのか、見ていきたいと思います。

投資と旅行などの大規模消費が上位にランクイン

ボーナスの使い道のアンケートにおいて、日本では基本的に1位は貯金となりますので、今回のアンケートでは選択肢から除外して調査しました。

すると、なんと1位は『投資』となり、アンケート結果の大半を占めることとなりました。

みんかぶによる調査であったことが影響しているとは思いますが、家族がいらっしゃる方の場合は「主な使い道」を投資に回せる人が多くないと思いますし、意外な結果ではないでしょうか。

【夏のボーナスの主な使い道】
1位 株式などの投資(58%)
2位 旅行や娯楽(21%)
3位 住宅ローンなどの返済(11%)
4位 車やブランド物などのモノの購入(12%)

みんかぶTwitterアンケートより

株式投資初心者への3つの提案

近年はビットコインなどの仮想通貨も盛り上がっており、投資への抵抗も以前より無くなってきているように思えます。せっかくのボーナスは大事に使いたいもの。できれば、減らさずに運用で増やせるに越したことはありません。

しかし、株式などに投資をするのは不安な方も多いと思います。そこで比較的少リスクなく、初心者でもできるおすすめの投資方法を3つ提案させていただきます。2014年からNISA制度も始まり、日本の投資環境は有利になっています

この機会に、まずは投資の主役である株式投資を始めてみてはいかがでしょうか。

● 投資初心者におすすめの3つの投資方法

高配当銘柄への投資

まずは、高配当銘柄の保有を提案します。

東証に上場している企業のうち、配当利回りが良い企業順に5つ並べました。日本を代表する大企業である日産自動車は5%近く配当利回りがあることが分かります。

有名な大企業を選ぶのであれば、伊藤忠商事は4%近く、みずほフィナンシャルグループが3.7%と堅い配当を出しております。

ちなみに、金利が付く金融商品では、外貨預金では米ドルで年1.30%、大企業の社債で2%前後となります。

株価は変動するとはいえ、5%の利回りはかなり高いということが分かります。

順位 コード 銘柄 1株配当 配当利回り
1 2408 (株)KG情報 41.9 5.1%
2 7523 アールビバン(株) 30 5.08%
3 2362 (株)夢真ホールディングス 35 4.94%
4 7201 日産自動車(株) 53 4.91%
5 8887 リベレステ(株) 40 4.72%

株主優待制度の活用

現在、4000銘柄ほど上場している株式のうち、株主優待制度を導入している企業は約1300にも上ります。

桐谷さんをはじめとして、株主優待制度を賢く活用している人は数多くいます。優待制度を活用すると、毎日の生活がお得になったり、企業からの商品がもらえたりと、嬉しいことが

イオン(8267)

イオンの株主優待

おすすめポイント!

  • 株主優待カードの提示で半年で最大7%がキャッシュバック!
  • 「お客さま感謝デー」時には「オーナーズカード」の提示でさらに5%オフ!
  • 配当利回りも約1.8%と高く長期保有にもオススメ

【権利確定月】2月、8月

オリックス(8591)

オリックスの株主優待

おすすめポイント!

  • 総合リース国内首位×世界35ヶ国で展開、好業績かつ配当利回り
  • 年2回発行の株主カードは期間内何度でも利用可能
  • 3年以上の保有で厳選カタログギフトが豪華に

【権利確定月】3月、9月

レオパレス21(8848)

レオパレス21の株主優待

おすすめポイント!

  • 100株の保有で無料宿泊券または国内ホテル50%割引券
  • 優待利回りNo.1の100%越えの可能性もアリ!
  • 6月に年初来高値を更新!民宿をテーマとして今後の業績にも期待

【権利確定月】3月、9月

【株主優待でオススメのネット証券】
証券会社 おすすめポイント
SBI証券
【株主優待重視】
欲しい優待から銘柄を探したい方にオススメ。つなぎ売り可・不可もスクリーニングできます。
こだわり条件として、「大型優良株」や「配当利回り平均以上」など選べるのも便利です。
詳しく見る
松井証券
【銘柄パフォーマンス重視】
パフォーマンスも見込める有望銘柄から株主優待を探したい方にオススメ。
35項目をチェックし並び替えることができるので、「経常利益伸び率」や「信用倍率」などの指標で銘柄を見つけることができます。
詳しく見る

新規上場(IPO)銘柄への投資

アベノミクス相場以降IPOは非常に盛り上がっており、新規上場する多くの銘柄の初値が公募価格を大きく上回るようになっています。

また、IPOの勝率(公募価格<初値)は7割以上となっており、仮に全てのIPOに当選したとすればローリスク・ハイリターンの夢の投資が実現することとなります。とはいえ、高い確率で利益の出るIPOはなかなか当選しないことも事実。

でも、コツコツと応募することで、いつか大きな利益に繋がる可能性が生まれます。まずは、IPO投資の準備をしてみませんか?

▶︎ 力の源HD(一風堂)の上場のケース

力の源HD(一風堂)の新規上場時ローソク足チャート
上場日 3月21日
公募価格 600円
初値 2,230円
上場幅 1,630円
上場率 371.60%

100株当選し初値売りを行った場合 >>> 16万3千円 の利益

▶︎ TKPの上場のケース

TKPの新規上場時ローソク足チャート
上場日 3月27日
公募価格 6,060円
初値 10,560円
上場幅 4,500円
上場率 74.30%

100株当選し初値売りを行った場合 >>> 45万円 の利益

上の2つは、2017年上半期に話題となった新規上場銘柄です。

ひとつは、博多ラーメン一風堂を運営する力の源HD(3561)。抜群の知名度と、海外展開も積極的に行っていることから個人投資家から人気が殺到し、初値は3倍以上に!上場後も大きく上昇し、一時は公募価格から約6倍となるほどまで急騰しました。

もうひとつは、貸会議室で安定成長を誇るティーケーピー(3479)。こちらも、公募価格から大きく上昇して初値が付きました。その後も株価は安定して推移しており、執筆時点で公募価格から約2.5倍まで上昇しました。

これ以外にも、2017年6月まで公募価格が初値から2倍以上になった銘柄は36銘柄中15銘柄もあります。

IPOに当選すれば、大きな利益を見込める可能性が高いことが分かる結果ですね!

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