781円
安永のニュース
日経平均株価
始値 28748.87
高値 29053.56(14:57)
安値 28609.21(09:38)
大引け 29027.94(前日比 +284.69 、 +0.99% )
売買高 16億2114万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆2706億円 (東証1部概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は4日ぶりに反発、2万9000円台を回復
2.前場は方向感の定まりにくい展開も後場に上げ幅広げる
3.米長期金利の動向に神経質な地合いでハイテク株に逆風
4.中国の政府系ファンドの動きを伝える報道もプラス効果
5.値上がり銘柄数は全体の8割を超え、売買代金も高水準
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比306ドル高と続伸した。1.9兆ドルの米追加経済対策が今週中にも成立する見通しとなり、景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価が上下に不安定な値動きとなったが、後場は買いに厚みが加わり下値を切り上げる展開で2万9000円台を回復して引けた。
9日の東京市場は、強弱感が対立し上下に荒い値動きとなったものの、総じて買い意欲の強さが目立つ地合いとなった。前場は前日終値をはさみ右往左往する展開だったが、後場は一段高でスタートし、いったんは戻り売りに伸び悩むも後半にかけじりじりと下値を切り上げた。米国株市場では追加経済対策を背景とした景気回復期待が高まる一方で、長期金利の動向に神経を尖らしハイテク株への売りが目立った。その流れは東京市場も波及している。ただ、下げたのはハイテクセクターの一角で全体的には押し目買いニーズが旺盛だった。為替が円安に振れたこともプラス材料。中国系の政府系ファンドが日本株買いに動いているとの一部メディア報道もあり、全体株価の上昇を後押しした。値上がり銘柄数は1800を上回り、東証1部全体の84%の銘柄が上昇した。売買代金は3兆2000億円台に膨らんだ。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が群を抜く売買代金をこなし高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクへの買いも目立った。トヨタ自動車<7203>が大きく買われ、武田薬品工業<4502>も堅調。ワタベウェディング<4696>がストップ高に買われたほか、安永<7271>、大紀アルミニウム工業所<5702>、インプレスホールディングス<9479>なども値上がり率上位に食い込んだ。
半面、任天堂<7974>が売られ、ソニー<6758>、日本電産<6594>、キーエンス<6861>なども値を下げた。レーザーテック<6920>も軟調。パナソニック<6752>が急落したほか、日立造船<7004>の下げも目立つ。ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>が下落、東洋インキSCホールディングス<4634>、浜松ホトニクス<6965>なども売りに押された。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、テルモ <4543> 、ダイキン <6367> 、アステラス <4503> 、スズキ <7269> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約126円。うち67円はSBG1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857> 、ファストリ <9983> 、ソニー <6758> 、ファナック <6954> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約41円。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は鉱業、電気機器、その他製品の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)不動産業、(2)電気・ガス業、(3)輸送用機器、(4)鉄鋼、(5)陸運業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)サービス業、(2)石油石炭製品、(3)海運業、(4)機械、(5)金属製品。
■個別材料株
△アスカネット <2438> [東証M]
第3四半期の営業黒字浮上。
△トレファク <3093>
2月既存店売上高が4ヵ月ぶり前年上回る。
△プロパティA <3464>
「Rimple」第11号ファンドに10.6倍の応募。
△ホギメデ <3593>
190万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△Kudan <4425> [東証M]
台湾ベコー社との自律移動ロボット共同試作機を一部公開。
△アイサンテク <4667> [JQ]
つくばスマートシティ協議会の実証実験に参加協力。
△ワタベ <4696>
ZOZO <3092> 創業者の前澤氏が第8位の大株主に。
△大紀ア <5702>
21年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△富士ソSB <6188> [東証2]
大阪市淀川区役所保険年金窓口業務を受託。
△安永 <7271>
「トヨタとFCV用セルの電極接合シート検査ユニットを開発」との報道。
▼学情 <2301>
11-1月期(1Q)経常は赤字拡大で着地。
▼報国鉄 <5542> [JQ]
東証が信用取引に関する臨時措置を実施。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ワタベ <4696> 、(2)安永 <7271> 、(3)大紀ア <5702> 、(4)インプレス <9479> 、(5)大阪チタ <5726> 、(6)プロパティA <3464> 、(7)菱製鋼 <5632> 、(8)船井電 <6839> 、(9)エムアップ <3661> 、(10)ラウンドワン <4680> 。
値下がり率上位10傑は(1)パナソニック <6752> 、(2)ビーネックス <2154> 、(3)ミダック <6564> 、(4)日立造 <7004> 、(5)GSユアサ <6674> 、(6)サンケン <6707> 、(7)オーケストラ <6533> 、(8)学情 <2301> 、(9)洋インキHD <4634> 、(10)インターアク <7725> 。
【大引け】
日経平均は前日比284.69円(0.99%)高の2万9027.94円。TOPIXは前日比24.10(1.27%)高の1917.68。出来高は概算で16億2114万株。東証1部の値上がり銘柄数は1848、値下がり銘柄数は302となった。日経ジャスダック平均は3796.32円(15.24円高)。
[2021年3月9日]
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
安永のニュース一覧- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … 東リ、安永、共栄タ (11月1日発表分) 2024/11/05
- 安永がマド開け急伸、7~9月期経常利益11倍増で見直し買い 2024/11/05
- 決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … 東リ、安永、共栄タ (11月1日発表分) 2024/11/05
- 剰余金の配当(中間配当・増配)に関するお知らせ 2024/11/01
- 安永、7-9月期(2Q)経常は11倍増益、今期配当を1円増額修正 2024/11/01
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニングされた銘柄を見る
安永の取引履歴を振り返りませんか?
安永の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。