4,152円
太平洋セメントのニュース
29日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり77銘柄、値下がり137銘柄、変わらず11銘柄となった。
日経平均は3日続落。163.01円安の27999.82円(出来高概算5億6829万株)で前場の取引を終えている。
28日の米株式市場でダウ平均は497.57ドル安(−1.44%)と大幅反落。中国政府の「ゼロコロナ」政策に対する市民の抗議行動の拡大を受けて、サプライチェーン混乱を懸念した売りが広がった。また、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁やセントルイス連銀のブラード総裁らが来年の利上げ継続の可能性に言及するなど、タカ派な姿勢を見せたことで、さらなる売り圧力となった。ナスダック総合指数は−1.57%と大幅続落。米国株安を受けて日経平均は171.33円安の27991.50円からスタート。ただ、寄り付き直後に27899.98円(262.85円安)まで下落した後はすぐに下げ渋る展開となった。ゼロコロナ政策の緩和への期待から香港ハンセン指数が大きく上昇していたことも投資家心理の下支えとなり、日経平均は前場中ごろには28055.91円まで下げ幅を縮めた。ただ、その後は騰勢一服となった。
個別では、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>などの半導体関連から、キーエンス<6861>、SMC<6273>、ダイキン<6367>、日本電産<6594>などの値がさのハイテク株が総じて下落。また、中国工場での混乱を通じた米アップルのスマートフォン生産への影響を懸念し、TDK<6762>、村田製<6981>、太陽誘電<6976>、イビデン<4062>などが大きく下落。中国武漢市での工場稼働停止を嫌気し、ホンダ<7267>が売られ、トヨタ自<7203>、日産自<7201>などの他の自動車株も軒並み売られている。エーザイ<4523>は、バイオジェンと共同開発しているアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」との関連性が考えられる2例目の死亡が報告されたことが警戒されて急落。バカマツタケの商業生産設備の着工の延期を発表した多木化学<4025>も急落となっている。
一方、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、りそなHD<8308>、東京海上<8766>、第一生命HD<8750>の金融が全般堅調。ファーストリテ<9983>のほか、三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>の防衛・原発関連株も高い。グロース株ではSHIFT<3697>が逆行高。ほか、三越伊勢丹<3099>、高島屋<8233>、JR西<9021>、エアトリ<6191>のリオープン関連の上昇が目立つ。ベクトル<6058>は国内証券による新規買い推奨が好感されて急伸。太平洋セメント<5233>は国内証券によるレーティング格上げ、石原産業<4028>は国内証券による目標株価の引き上げを受けてそれぞれ大幅高。三櫻工業<6584>は大手自動車グループであるステランティス・グループから主力製品の一つであるブレーキ配管を受注したと発表し、大きく上昇した。
セクターでは金属製品、輸送用機器、機械が下落率上位となった一方、保険、銀行、空運が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の73%、対して値上がり銘柄は24%となっている。
値下がり寄与トップはエーザイ<4523>となり1銘柄で日経平均を約31円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、アドバンテ<6857>、TDK<6762>、SMC<6273>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約29円押し上げた。同2位はテルモ<4543>となり、NTTデータ<9613>、ヤマハ<7951>、東京海上<8766>、三井不<8801>、第一三共<4568>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27999.82(-163.01)
値上がり銘柄数 77(寄与度+55.20)
値下がり銘柄数 137(寄与度-218.21)
変わらず銘柄数 11
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 80920 850 +29.11
<4543> テルモ 4055 23 +3.15
<9613> NTTデータ 2127 14 +2.40
<7951> ヤマハ 5400 50 +1.71
<8766> 東京海上 2918.5 28.5 +1.46
<8801> 三井不 2769 39 +1.34
<4568> 第一三共 4573 11 +1.13
<7751> キヤノン 3204 16 +0.82
<3099> 三越伊勢丹 1285 21 +0.72
<7733> オリンパス 2807.5 5 +0.68
<2801> キッコマン 7880 20 +0.68
<6305> 日立建機 3200 20 +0.68
<8233> 高島屋 1756 37 +0.63
<6952> カシオ計 1364 16 +0.55
<6724> エプソン 2108 7 +0.48
<8830> 住友不 3680 14 +0.48
<6473> ジェイテクト 1001 13 +0.45
<4911> 資生堂 5742 13 +0.45
<9301> 三菱倉 3305 25 +0.43
<5101> 浜ゴム 2199 23 +0.39
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4523> エーザイ 8656 -928 -31.78
<9984> ソフトバンクG 5937 -105 -21.57
<8035> 東エレク 44910 -390 -13.35
<6367> ダイキン工 22540 -320 -10.96
<6857> アドバンテス 9120 -140 -9.59
<6762> TDK 4880 -65 -6.68
<6273> SMC 62700 -1560 -5.34
<6594> 日本電産 8596 -179 -4.90
<6988> 日東電 8600 -140 -4.79
<6976> 太陽誘電 4335 -140 -4.79
<4063> 信越化 17525 -135 -4.62
<9766> コナミG 6640 -130 -4.45
<7203> トヨタ自 2009 -24 -4.11
<2413> エムスリー 4308 -48 -3.94
<6981> 村田製 7437 -134 -3.67
<6098> リクルートHD 4389 -33 -3.39
<6861> キーエンス 58550 -980 -3.36
<9433> KDDI 4108 -16 -3.29
<6645> オムロン 7034 -96 -3.29
<7832> バンナムHD 8935 -93 -3.18
<AK>
日経平均は3日続落。163.01円安の27999.82円(出来高概算5億6829万株)で前場の取引を終えている。
28日の米株式市場でダウ平均は497.57ドル安(−1.44%)と大幅反落。中国政府の「ゼロコロナ」政策に対する市民の抗議行動の拡大を受けて、サプライチェーン混乱を懸念した売りが広がった。また、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁やセントルイス連銀のブラード総裁らが来年の利上げ継続の可能性に言及するなど、タカ派な姿勢を見せたことで、さらなる売り圧力となった。ナスダック総合指数は−1.57%と大幅続落。米国株安を受けて日経平均は171.33円安の27991.50円からスタート。ただ、寄り付き直後に27899.98円(262.85円安)まで下落した後はすぐに下げ渋る展開となった。ゼロコロナ政策の緩和への期待から香港ハンセン指数が大きく上昇していたことも投資家心理の下支えとなり、日経平均は前場中ごろには28055.91円まで下げ幅を縮めた。ただ、その後は騰勢一服となった。
個別では、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>などの半導体関連から、キーエンス<6861>、SMC<6273>、ダイキン<6367>、日本電産<6594>などの値がさのハイテク株が総じて下落。また、中国工場での混乱を通じた米アップルのスマートフォン生産への影響を懸念し、TDK<6762>、村田製<6981>、太陽誘電<6976>、イビデン<4062>などが大きく下落。中国武漢市での工場稼働停止を嫌気し、ホンダ<7267>が売られ、トヨタ自<7203>、日産自<7201>などの他の自動車株も軒並み売られている。エーザイ<4523>は、バイオジェンと共同開発しているアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」との関連性が考えられる2例目の死亡が報告されたことが警戒されて急落。バカマツタケの商業生産設備の着工の延期を発表した多木化学<4025>も急落となっている。
一方、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、りそなHD<8308>、東京海上<8766>、第一生命HD<8750>の金融が全般堅調。ファーストリテ<9983>のほか、三菱重<7011>、川崎重<7012>、IHI<7013>の防衛・原発関連株も高い。グロース株ではSHIFT<3697>が逆行高。ほか、三越伊勢丹<3099>、高島屋<8233>、JR西<9021>、エアトリ<6191>のリオープン関連の上昇が目立つ。ベクトル<6058>は国内証券による新規買い推奨が好感されて急伸。太平洋セメント<5233>は国内証券によるレーティング格上げ、石原産業<4028>は国内証券による目標株価の引き上げを受けてそれぞれ大幅高。三櫻工業<6584>は大手自動車グループであるステランティス・グループから主力製品の一つであるブレーキ配管を受注したと発表し、大きく上昇した。
セクターでは金属製品、輸送用機器、機械が下落率上位となった一方、保険、銀行、空運が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の73%、対して値上がり銘柄は24%となっている。
値下がり寄与トップはエーザイ<4523>となり1銘柄で日経平均を約31円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、アドバンテ<6857>、TDK<6762>、SMC<6273>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約29円押し上げた。同2位はテルモ<4543>となり、NTTデータ<9613>、ヤマハ<7951>、東京海上<8766>、三井不<8801>、第一三共<4568>などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27999.82(-163.01)
値上がり銘柄数 77(寄与度+55.20)
値下がり銘柄数 137(寄与度-218.21)
変わらず銘柄数 11
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 80920 850 +29.11
<4543> テルモ 4055 23 +3.15
<9613> NTTデータ 2127 14 +2.40
<7951> ヤマハ 5400 50 +1.71
<8766> 東京海上 2918.5 28.5 +1.46
<8801> 三井不 2769 39 +1.34
<4568> 第一三共 4573 11 +1.13
<7751> キヤノン 3204 16 +0.82
<3099> 三越伊勢丹 1285 21 +0.72
<7733> オリンパス 2807.5 5 +0.68
<2801> キッコマン 7880 20 +0.68
<6305> 日立建機 3200 20 +0.68
<8233> 高島屋 1756 37 +0.63
<6952> カシオ計 1364 16 +0.55
<6724> エプソン 2108 7 +0.48
<8830> 住友不 3680 14 +0.48
<6473> ジェイテクト 1001 13 +0.45
<4911> 資生堂 5742 13 +0.45
<9301> 三菱倉 3305 25 +0.43
<5101> 浜ゴム 2199 23 +0.39
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4523> エーザイ 8656 -928 -31.78
<9984> ソフトバンクG 5937 -105 -21.57
<8035> 東エレク 44910 -390 -13.35
<6367> ダイキン工 22540 -320 -10.96
<6857> アドバンテス 9120 -140 -9.59
<6762> TDK 4880 -65 -6.68
<6273> SMC 62700 -1560 -5.34
<6594> 日本電産 8596 -179 -4.90
<6988> 日東電 8600 -140 -4.79
<6976> 太陽誘電 4335 -140 -4.79
<4063> 信越化 17525 -135 -4.62
<9766> コナミG 6640 -130 -4.45
<7203> トヨタ自 2009 -24 -4.11
<2413> エムスリー 4308 -48 -3.94
<6981> 村田製 7437 -134 -3.67
<6098> リクルートHD 4389 -33 -3.39
<6861> キーエンス 58550 -980 -3.36
<9433> KDDI 4108 -16 -3.29
<6645> オムロン 7034 -96 -3.29
<7832> バンナムHD 8935 -93 -3.18
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