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スクウェア・エニックス・ホールディングスのニュース
【↑】日経平均 大引け| 続伸、朝安も日銀副総裁のハト派発言で切り返す (8月7日)
日経平均株価
始値 34122.35
高値 35849.77(10:53)
安値 33739.46(09:15)
大引け 35089.62(前日比 +414.16 、 +1.19% )
売買高 32億9536万株 (東証プライム概算)
売買代金 7兆3744億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.過去最大上げ幅の前日の反動で一時900円超安
2.日銀副総裁のハト派発言で一時1100円超高
3.短期筋主導の展開で後場後半に失速
4.メガバンク大幅高で銀行株上昇率首位
5.ボラティリティ高く投資家の警戒続く
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比294ドル高と4日ぶりに反発した。前日まで下落が行き過ぎとの見方から自律反発狙いの買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は続伸。日銀の内田真一副総裁が講演で「金融資本市場が不安定な状況で利上げすることはない」と発言したことを受け、先物への買い戻しが加速した。朝安後にプラス圏に浮上し、上げ幅を一時1100円超に拡大させたが、後場後半に急速に伸び悩んだ。
函館市金融経済懇談会での内田副総裁のあいさつの内容が午前中に伝わった。7月30~31日の金融政策決定会合後、日銀が今後も利上げを続けるとの警戒感が広がっていたが、内田副総裁の発言内容はハト派色の強いものと受け止められ、市場に一時的に安心感をもたらした。米国の株価指数先物が時間外取引で上昇していたことも、日本株の支援材料となった。
日経平均は前日に過去最大の上昇幅を記録していたこともあり、朝方は一時900円を超す下げとなるなど、反動売りが優勢だった。日中の高安値幅は2100円超とボラティリティは高く、短期的な相場の急変に対する投資家の警戒感も強い状況が続いた。短期筋主導の相場展開となるなかで、内田副総裁の記者会見の内容が午後2時半過ぎに伝わった。内田副総裁は追加利上げに関し、個人的には慎重に考えるべき状態だとの認識を示したが、これを受けて買い向かう姿勢は限られた。後場後半に入ると短期筋による利益確定売りが出て日経平均の上値を圧迫した。
個別銘柄では、三井住友フィナンシャルグループ<8316>と三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが大幅高。三菱重工業<7011>やディスコ<6146>、キヤノン<7751>が上値指向を強めたほか、三井物産<8031>や東京電力ホールディングス<9501>、フジクラ<5803>が水準を大きく切り上げた。東レ<3402>や大和ハウス工業<1925>が後場に上げ幅を拡大。NISSHA<7915>がストップ高に買われ、ソフトバンクグループ<9984>やコマツ<6301>、日立製作所<6501>が堅調に推移した。
半面、ダイキン工業<6367>とNTTデータグループ<9613>、リコー<7752>が急落。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>やブリヂストン<5108>、住友ゴム工業<5110>が売られたほか、マツダ<7261>やユニ・チャーム<8113>が下値を模索。東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>が冴えない展開となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、KDDI <9433>、ディスコ <6146>、リクルート <6098>、キヤノン <7751>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約187円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はダイキン <6367>、NTTデータ <9613>、ファストリ <9983>、アドテスト <6857>、東エレク <8035>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約154円。
東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)卸売業、(3)証券商品先物、(4)保険業、(5)機械。一方、下落率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)鉱業、(3)海運業、(4)石油石炭製品、(5)金属製品。
■個別材料株
△日本情報C <4054> [東証G]
25年6月期は連続最高益の計画で評価。
△日本化 <4092> [東証P]
第1四半期営業利益は4.8倍。
△アクリート <4395> [東証G]
中国SMS配信大手との業務提携を発表。
△山田コンサル <4792> [東証P]
4-6月期経常益3.2倍で通期計画進捗率55%。
△神鋼線 <5660> [東証S]
25年3月期利益及び配当予想を上方修正。
△シンフォニア <6507> [東証P]
4-6月期(1Q)経常は2.5倍増益で着地。
△遠藤製作所 <7841> [東証S]
今期業績・配当予想を増額修正。
△NISSHA <7915> [東証P]
24年12月期業績予想を上方修正し、自社株買いを発表。
△マミヤOP <7991> [東証S]
25年3月期業績予想を上方修正。
△MTI <9438> [東証P]
24年9月期業績予想を上方修正。
▼三菱紙 <3864> [東証P]
4-6月期営業赤字転落。
▼ヤマエGHD <7130> [東証P]
4-6月期最終大幅減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)NISSHA <7915>、(2)日本化 <4092>、(3)MTI <9438>、(4)山田コンサル <4792>、(5)シンフォニア <6507>、(6)M&A総研 <9552>、(7)IIJ <3774>、(8)さくらネット <3778>、(9)ニチアス <5393>、(10)BEENOS <3328>。
値下がり率上位10傑は(1)ヤマエGHD <7130>、(2)三菱紙 <3864>、(3)ダスキン <4665>、(4)NTTデータ <9613>、(5)コムチュア <3844>、(6)ダイキン <6367>、(7)住友大阪 <5232>、(8)JUKI <6440>、(9)三井化学 <4183>、(10)古河電 <5801>。
【大引け】
日経平均は前日比414.16円(1.19%)高の3万5089.62円。TOPIXは前日比55.00(2.26%)高の2489.21。出来高は概算で32億9536万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1092、値下がり銘柄数は526となった。東証グロース250指数は551.37ポイント(17.58ポイント高)。
[2024年8月7日]
株探ニュース
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