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レノバのニュース
日経平均株価
始値 28711.53
高値 28813.09(09:20)
安値 28293.70(11:09)
大引け 28478.56(前日比 -9.31 、 -0.03% )
売買高 12億8905万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆0128億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は9円安と小幅続落、朝高後にマイナス圏に沈む
2.米金融政策の正常化が前倒しで進むとの懸念を引き続き警戒
3.今晩の米雇用統計発表や3連休を前にいったん手仕舞い売りも
4.レーザーテクや東エレク、日電産などハイテク株が軟調に推移
5.米長期金利上昇で三菱UFJや三井住友FGなど銀行株が高い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比170ドル安と続落した。FOMC議事録を受け、米金融政策の正常化が前倒しで進むとの観測が浮上したことが引き続き警戒された。
東京市場では、日経平均株価は小幅続落。米国の早期利上げ観測が警戒されたほか、明日からの3連休を控え、手仕舞い売りの動きも強まった。
7日の日経平均は前日に844円安と大幅な下落を記録したことから、寄り付きは値頃感からの買いが流入してスタート。一時300円を超す上昇となった。ただ、買い一巡後は値を下げ午前11時前にはマイナス圏に転じた。米金融政策の正常化が前倒しで進むことへの警戒感が強く、上値は抑えられる展開となった。今晩は米12月雇用統計の発表が予定されていることも積極的な売買を手控えさせた。日経平均の下げ幅は200円に迫る場面があったが、後場に入ってからは下値を拾う動きも流入するなか、小幅安での一進一退状態が続いた。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株や日本電産<6594>や村田製作所<6981>などのハイテク株が安い。ファーストリテイリング<9983>やリクルートホールディングス<6098>、エムスリー<2413>も値を下げた。国内での新型コロナウイルス感染者数の拡大を受け、JR東日本<9020>やJR東海<9022>、日本航空<9201>など電鉄や空運株が軟調に推移した。ベイカレント・コンサルティング<6532>やFRONTEO<2158>、エフ・コード<9211>も安い。
半面、米長期金利の上昇を受け三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株が高く、トヨタ自動車<7203>や任天堂<7974>が上昇した。日本郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株もしっかり。日本製鉄<5401>やジェイ エフ イー ホールディングス<5411>など鉄鋼株も値を上げた。INPEX<1605>が高く、ネクステージ<3186>が急伸した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、富士フイルム <4901> 、テルモ <4543> 、ファナック <6954> 、トヨタ <7203> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約51円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はオムロン <6645> 、ダイキン <6367> 、ファストリ <9983> 、リクルート <6098> 、キーエンス <6861> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約45円。
東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)銀行業、(3)鉄鋼、(4)石油石炭製品、(5)海運業。一方、下落率の上位5業種は(1)陸運業、(2)電気機器、(3)サービス業、(4)小売業、(5)ガラス土石製品。
■個別材料株
△日揮HD <1963>
クリーンミートの商業化に向けてオルガノイドファームを設立。
△出前館 <2484> [JQ]
新型コロナ再拡大懸念で思惑。
△シーズメン <3083> [JQ]
足もとの業績改善を好感。
△ネクステージ <3186>
22年11月期は営業利益28%増及び増配の見通し。
△ロードスター <3482> [東証M]
22年12月期は増収増益の見通し。
△川本産業 <3604> [東証2]、中京医薬 <4558> [JQ]
新型コロナ対策関連への物色強まる。
△ALBERT <3906> [東証M]
NTTドコモの人間理解AI「HRL-AI」の開発を支援。
△バリオ <4494> [東証2]
光通信会長が代表務める企業が大株主浮上。
△ネットプロ <7383>
クープランド・カーディフが5.02%保有で需給思惑働く。
△ストライダズ <9816> [JQ]
期末一括配当予想を5円へ増額。
▼4℃ホールデ <8008>
クリスマス商戦伸び悩みで業績予想を下方修正。
▼レノバ <9519>
22年3月期業績予想を一転最終赤字見通しに下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ネクステージ <3186> 、(2)OKK <6205> 、(3)WSCOPE <6619> 、(4)クボテック <7709> 、(5)藤久HD <7135> 、(6)IDOM <7599> 、(7)オイシックス <3182> 、(8)明和産 <8103> 、(9)プレミアG <7199> 、(10)巴川紙 <3878> 。
値下がり率上位10傑は(1)ティアック <6803> 、(2)ランド <8918> 、(3)イーソル <4420> 、(4)マルマエ <6264> 、(5)ERIHD <6083> 、(6)アクセル <6730> 、(7)理計器 <7734> 、(8)エアトリ <6191> 、(9)キムラタン <8107> 、(10)JMDC <4483> 。
【大引け】
日経平均は前日比9.31円(0.03%)安の2万8478.56円。TOPIXは前日比1.33(0.07%)安の1995.68。出来高は概算で12億8905万株。東証1部の値上がり銘柄数は853、値下がり銘柄数は1218となった。日経ジャスダック平均は3824.17円(8.40円安)。
[2022年1月7日]
株探ニュース
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