793円
JMCのニュース
日経平均株価
始値 29288.80
高値 29388.16(10:19)
安値 29204.45(09:37)
大引け 29332.16(前日比 +30.37 、 +0.10% )
売買高 12億5972万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆1333億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅ながら続伸、米ナスダック安受け警戒ムードも
2.前日の500円超の大幅高の反動で利益確定の売り圧力も顕在化
3.半導体の主力株が安い一方、円安追い風に自動車株が買われる
4.鉄鋼株など株価指標の割安なバリュー株の一角にも物色の矛先
5.値上がりと値下がりの銘柄数が拮抗、売買代金3兆円超えと活況
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比214ドル高と続伸し、連日で過去最高値を更新した。金利上昇に伴い銀行株など景気敏感株が買われた。
東京市場では、強弱観が対立するなか日経平均株価は方向感の定まらない展開となったが、後場終盤に強含み、結局小幅続伸して引けた。
5日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが続伸し連日で史上最高値を更新したものの、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が軟調だったことでやや気迷いムードの強い地合いとなった。日経平均は前日に500円あまりの大幅高をみせていたこともあり、目先利益を確定する動きが上値を押さえる格好に。これまで相場の牽引役を担っていた半導体関連の主力株に売りがかさみ、全体相場の上値を重くした。一方、外国為替市場で円安が進んだことなどを背景に自動車株に買いが入り相場を支えたほか、鉄鋼株など株価指標の割安なバリュー株の一角が堅調で、日経平均は小幅ながら前日終値を上回って着地している。東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも1000を上回り拮抗した。売買代金は3兆1000億円台と高水準に膨らんだ。
個別では、川崎汽船<9107>が売買代金を大きく膨らませ上値を追ったほか、ソニーグループ<6758>も活況高となった。トヨタ自動車<7203>も買われ、日立製作所<6501>も値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも堅調。日本郵政<6178>もしっかり。イーソル<4420>がストップ高となり、マルマエ<6264>も急伸。三井松島ホールディングス<1518>も大幅高となった。
半面、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>など半導体主力株が利益確定売りに押され、ソフトバンクグループ<9984>も軟調。ファーストリテイリング<9983>も下落した。任天堂<7974>も下値を探った。JMDC<4483>がストップ安に売り込まれ、メドピア<6095>、マネーフォワード<3994>も大幅安、Sansan<4443>、ベネフィット・ワン<2412>なども急落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はソニーG <6758> 、ファナック <6954> 、KDDI <9433> 、ダイキン <6367> 、トヨタ <7203> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約72円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、エムスリー <2413> 、ファストリ <9983> 、塩野義 <4507> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約136円。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)保険業、(2)非鉄金属、(3)輸送用機器、(4)ゴム製品、(5)石油石炭製品。一方、下落率の上位5業種は(1)精密機器、(2)サービス業、(3)医薬品、(4)その他製品、(5)情報・通信業。
■個別材料株
△日揮HD <1963>
「廃プラから水素製造技術を25年度にも実用化」との報道。
△山喜 <3598> [東証2]
24年度に経常利益4億円を目指す中計を好感。
△リミックス <3825> [東証2]
ビットポイント好調で22年3月期業績予想を上方修正。
△楽天グループ <4755>
21年度の国内EC流通総額が5兆円突破。
△JMC <5704> [東証M]
トヨタ効果波及でEV関連の一角として急浮上。
△マルマエ <6264>
半導体製造装置向け部品加工好調で収益成長力に脚光。
△大豊工業 <6470>
トヨタ系自部品会社で0.3倍台のPBRに見直し機運。
△ソニーG <6758>
EV新会社を今春設立と発表。
△トヨタ <7203> 、ホンダ <7267>
1ドル=116円台の5年ぶり円安水準が追い風。
△ムトー精工 <7927> [JQ]
ソニーのEV新会社設立発表を受け思惑。
▼クスリアオキ <3549>
上期営業利益68億500万円で進捗率は42%。
▼KeePer <6036>
12月度の製品等関連事業は初の前年比マイナスに。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)イーソル <4420> 、(2)マルマエ <6264> 、(3)三井松島HD <1518> 、(4)大豊工業 <6470> 、(5)ヴィンクス <3784> 、(6)ARM <8769> 、(7)大紀ア <5702> 、(8)サンデン <6444> 、(9)ユニプレス <5949> 、(10)ミクニ <7247> 。
値下がり率上位10傑は(1)JMDC <4483> 、(2)SHIFT <3697> 、(3)メドピア <6095> 、(4)マネフォ <3994> 、(5)りたりこ <7366> 、(6)シスメックス <6869> 、(7)Sansan <4443> 、(8)ベネ・ワン <2412> 、(9)Genky <9267> 、(10)チェンジ <3962> 。
【大引け】
日経平均は前日比30.37円(0.10%)高の2万9332.16円。TOPIXは前日比9.05(0.45%)高の2039.27。出来高は概算で12億5972万株。東証1部の値上がり銘柄数は1008、値下がり銘柄数は1092となった。日経ジャスダック平均は3878.41円(21.16円安)。
[2022年1月5日]
株探ニュース
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