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寺岡製作所のニュース
24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は4日ぶり反発、円高一服やアジア株高で買い戻し優勢だが
・ドル・円は111円台を維持、人民元の値動きを注視
・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はソフトバンクG<9984>
■日経平均は4日ぶり反発、円高一服やアジア株高で買い戻し優勢だが
日経平均は4日ぶり反発。137.04円高の22534.03円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えている。
週明け23日の米国市場ではNYダウが13ドル安と3日続落する一方、ナスダック総合指数は4日ぶりに反発するなど高安まちまちだった。ただ、決算発表した米アルファベット(グーグル)が時間外取引で大きく買われたこと、為替市場で円高が一服したことなどが支援材料となり、本日の日経平均は自律反発に期待した買いが先行して158円高からスタートし
た。寄り付き後は通商問題への警戒感や主力企業の決算を見極めたいとの思惑などから伸び悩む展開となった。中国・人民元安も警戒材料となり上げ幅を19円高まで縮める場面があったものの、前引けにかけてはアジア株高を背景に再び強含んだ。
個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といった金融株が前日に続き買われたほか、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>などが堅調。コマツ<6301>は3%超高となった。業績上方修正の昭和シェル<5002>や塩野義薬<4507>、業績観測報道の花王<4452>も好感した買いが入った。また、第1四半期が大幅な営業増益となったコーエーテクモ<3635>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、レーティング引き下げ観測のファーストリテ<9983>やエーザイ<4523>のほか、東海カーボ<5301>、村田製<6981>などがさえない。ソニー<6758>は小安い。また、楽天<4755>は3%超安と下げが目立った。セクターでは、その他金融業、海運業、石油・石炭製品などが上昇率上位。反面、空運業や食料品など4業種が小幅に下げた。
日経平均は前日、300円安と下げがきつかったため、本日はアジア株高など外部環境の落ち着きが買い戻しの動きにつながっているものとみられる。日銀による金融緩和策見直しへの思惑から金融株の買い戻しが続いていることも、投資家心理の持ち直しに寄与するだろう。ただ、明日から主力企業の決算発表が本格化するとあって、積極的な上値追いは手掛けづらい。買い戻し主導での日経平均の目先の戻りメドは5日移動平均線の位置する22640円あたりとみておきたい。今後は決算内容を受けた個別物色が中心の相場展開となりそうだ。
新興市場ではマザーズ指数が強い動きを見せている。SOSEI<4565>やサンバイオ<4592>といったバイオ株の一角が大きく買われ、マザーズ指数を押し上げた。ただ、マザーズ市場では本日もバンクオブイノベ<4393>が新規上場するなどIPO(新規株式公開)ラッシュが続いており、需給面で指数の本格的な戻りは期待しにくいだろう。
■ドル・円は111円台を維持、人民元の値動きを注視
24日午前の東京市場で、ドル・円は下げ渋り。中国経済の先行きを警戒した円買いで弱含んだが、111円台は維持した。ただ、目先も人民元の値動きが注視されよう。
ドル・円は、111円半ばで推移していたが、人民元の基準値が前日よりも安値に設定され、中国経済の先行きへの警戒から円買い強まり、ドルは一時111円06銭まで弱含んだ。その後は円買い一服で、ドルはやや値を戻した。
ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、目先の日本株高継続を意識した円売りに振れやすい。引き続き人民元の値動きが注視されるが、中国株高などを受け、警戒の円買いは次第に弱まる可能性もあろう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円06銭から111円51銭、ユーロ・円は129円82銭から130円38銭、ユーロ・ドルは1.1687ドルから1.1695ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・メディシノバ<4875>や寺岡製作所<4987>など、3銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はソフトバンクG<9984>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・トランプ米大統領
「イラン、2度と米国を脅迫するな、さもなければ、今まで見たこともないような結果を招く」
「NAFTAに関し、メキシコと協議をしている、劇的な結果も」
「我々は中国と非常に深刻に協議をしている」
・米下院歳入委員会のブレイディ委員長
「税制改革第2弾の概要、24日に発表へ」
・メイ英首相
「目標は議会が支持する離脱協定だが、同時に、ノーディール離脱に備えている」
・ムニューシン米財務長官
「米国は長期のドル高政策」
「大統領と同様に、連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を支持」
「大統領は明確にパウエル議長を支持すると言及しており、議長の金利に関する決定を支持」
・ハント英外相
「英国のEU離脱交渉で、EU側の姿勢の変化がなければ、合意なき離脱となるリスク」
・欧州委員会報道官
「ユンケル委員長は、トランプ大統領との貿易交渉で具体的な提案を行うことはない」
・独連銀月報
「ドイツ経済は、第1四半期に失った勢いを第2四半期にある程度取り戻した」
【経済指標】
米・6月シカゴ連銀全米活動指数:0.43
(予想:0.25、5月:-0.45←-0.15)
米・6月中古住宅販売件数:538万戸
(予想:548万戸、5月:541万戸←543万戸)
ユーロ圏・7月消費者信頼感指数:−0.6
(予想:-0.7、6月:−0.6←-0.5)
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・14:00 5月景気動向指数・先行改定値(速報値:106.9)
<海外>
・16:30 独・7月製造業PMI速報値(予想:55.5、6月:55.9)
・16:30 独・7月サービス業PMI速報値(予想:54.5、6月:54.5)
・16:30 独・7月総合PMI速報値(予想:54.8、6月:54.8)
<HH>
・日経平均は4日ぶり反発、円高一服やアジア株高で買い戻し優勢だが
・ドル・円は111円台を維持、人民元の値動きを注視
・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はソフトバンクG<9984>
■日経平均は4日ぶり反発、円高一服やアジア株高で買い戻し優勢だが
日経平均は4日ぶり反発。137.04円高の22534.03円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えている。
週明け23日の米国市場ではNYダウが13ドル安と3日続落する一方、ナスダック総合指数は4日ぶりに反発するなど高安まちまちだった。ただ、決算発表した米アルファベット(グーグル)が時間外取引で大きく買われたこと、為替市場で円高が一服したことなどが支援材料となり、本日の日経平均は自律反発に期待した買いが先行して158円高からスタートし
た。寄り付き後は通商問題への警戒感や主力企業の決算を見極めたいとの思惑などから伸び悩む展開となった。中国・人民元安も警戒材料となり上げ幅を19円高まで縮める場面があったものの、前引けにかけてはアジア株高を背景に再び強含んだ。
個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といった金融株が前日に続き買われたほか、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>などが堅調。コマツ<6301>は3%超高となった。業績上方修正の昭和シェル<5002>や塩野義薬<4507>、業績観測報道の花王<4452>も好感した買いが入った。また、第1四半期が大幅な営業増益となったコーエーテクモ<3635>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、レーティング引き下げ観測のファーストリテ<9983>やエーザイ<4523>のほか、東海カーボ<5301>、村田製<6981>などがさえない。ソニー<6758>は小安い。また、楽天<4755>は3%超安と下げが目立った。セクターでは、その他金融業、海運業、石油・石炭製品などが上昇率上位。反面、空運業や食料品など4業種が小幅に下げた。
日経平均は前日、300円安と下げがきつかったため、本日はアジア株高など外部環境の落ち着きが買い戻しの動きにつながっているものとみられる。日銀による金融緩和策見直しへの思惑から金融株の買い戻しが続いていることも、投資家心理の持ち直しに寄与するだろう。ただ、明日から主力企業の決算発表が本格化するとあって、積極的な上値追いは手掛けづらい。買い戻し主導での日経平均の目先の戻りメドは5日移動平均線の位置する22640円あたりとみておきたい。今後は決算内容を受けた個別物色が中心の相場展開となりそうだ。
新興市場ではマザーズ指数が強い動きを見せている。SOSEI<4565>やサンバイオ<4592>といったバイオ株の一角が大きく買われ、マザーズ指数を押し上げた。ただ、マザーズ市場では本日もバンクオブイノベ<4393>が新規上場するなどIPO(新規株式公開)ラッシュが続いており、需給面で指数の本格的な戻りは期待しにくいだろう。
■ドル・円は111円台を維持、人民元の値動きを注視
24日午前の東京市場で、ドル・円は下げ渋り。中国経済の先行きを警戒した円買いで弱含んだが、111円台は維持した。ただ、目先も人民元の値動きが注視されよう。
ドル・円は、111円半ばで推移していたが、人民元の基準値が前日よりも安値に設定され、中国経済の先行きへの警戒から円買い強まり、ドルは一時111円06銭まで弱含んだ。その後は円買い一服で、ドルはやや値を戻した。
ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、目先の日本株高継続を意識した円売りに振れやすい。引き続き人民元の値動きが注視されるが、中国株高などを受け、警戒の円買いは次第に弱まる可能性もあろう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円06銭から111円51銭、ユーロ・円は129円82銭から130円38銭、ユーロ・ドルは1.1687ドルから1.1695ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・メディシノバ<4875>や寺岡製作所<4987>など、3銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はソフトバンクG<9984>
■経済指標・要人発言
【要人発言】
・トランプ米大統領
「イラン、2度と米国を脅迫するな、さもなければ、今まで見たこともないような結果を招く」
「NAFTAに関し、メキシコと協議をしている、劇的な結果も」
「我々は中国と非常に深刻に協議をしている」
・米下院歳入委員会のブレイディ委員長
「税制改革第2弾の概要、24日に発表へ」
・メイ英首相
「目標は議会が支持する離脱協定だが、同時に、ノーディール離脱に備えている」
・ムニューシン米財務長官
「米国は長期のドル高政策」
「大統領と同様に、連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を支持」
「大統領は明確にパウエル議長を支持すると言及しており、議長の金利に関する決定を支持」
・ハント英外相
「英国のEU離脱交渉で、EU側の姿勢の変化がなければ、合意なき離脱となるリスク」
・欧州委員会報道官
「ユンケル委員長は、トランプ大統領との貿易交渉で具体的な提案を行うことはない」
・独連銀月報
「ドイツ経済は、第1四半期に失った勢いを第2四半期にある程度取り戻した」
【経済指標】
米・6月シカゴ連銀全米活動指数:0.43
(予想:0.25、5月:-0.45←-0.15)
米・6月中古住宅販売件数:538万戸
(予想:548万戸、5月:541万戸←543万戸)
ユーロ圏・7月消費者信頼感指数:−0.6
(予想:-0.7、6月:−0.6←-0.5)
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
・14:00 5月景気動向指数・先行改定値(速報値:106.9)
<海外>
・16:30 独・7月製造業PMI速報値(予想:55.5、6月:55.9)
・16:30 独・7月サービス業PMI速報値(予想:54.5、6月:54.5)
・16:30 独・7月総合PMI速報値(予想:54.8、6月:54.8)
<HH>
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