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トリケミカル研究所のニュース
日経平均株価
始値 33306.84
高値 33527.98(10:52)
安値 33185.20(14:49)
大引け 33234.14(前日比 +40.15 、 +0.12% )
売買高 16億8655万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆8030億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、朝方に大きく買われた後は伸び悩む
2.前日の米国株市場では金融引き締め懸念でNYダウ反落
3.日経平均は一時330円超上昇も前場取引終盤を境に軟化
4.後場は一時下げに転じる、引け際に浮上しプラス圏着地
5.半導体関連買われるも、全体では値下がり銘柄数が多い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比74ドル安と反落した。パウエルFRB議長が、利上げ再開を示唆したことが嫌気され売りが優勢となった。
東京市場では、買い優勢の地合いで日経平均株価は続伸したが、上昇一巡後は売り圧力も意識され上値の重い地合いだった。
29日の東京市場は、朝方買いが先行して始まり、その後は先物を絡め日経平均は一時330円以上水準を切り上げる場面があった。前日の米国株市場では金融引き締めに対する警戒感が再燃しNYダウが冴えない動きで反落したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は続伸した。また、米国株市場に先立って取引が行われた欧州株市場が全面高に買われていたこともあり、東京市場でも取引開始時はリスク選好ムードが強かった。しかし、前場取引終盤に先物主導で急速に上げ幅を縮小し、後場に入っても上値の重い展開に。前日に日経平均は先物主導で急伸をみせていたことで、目先筋の利益確定の動きが表面化し、引け際に小幅ながら下げに転じる場面もあった。結局、プラス圏に切り返して着地したが、プライム市場の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が上回った。
個別では、売買代金で群を抜くレーザーテック<6920>が上昇したほか、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>などの半導体関連主力銘柄が高い。ソフトバンクグループ<9984>も堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>は大きく上値を追った。楽天グループ<4755>が上昇、任天堂<7974>も買い優勢、オリンパス<7733>も高い。セブン&アイ・ホールディングス<3382>も値を上げた。酉島製作所<6363>が値を飛ばし、サンケン電気<6707>も大幅高。
半面、そーせいグループ<4565>が大商いのなか急落。三菱商事<8058>が下落、JT<2914>も軟調。NTT<9432>も利益確定売りに押された。オリエンタルランド<4661>、J.フロント リテイリング<3086>が安く、王子ホールディングス<3861>も値を下げた。宮越ホールディングス<6620>、オープンハウスグループ<3288>が大幅安、And Doホールディングス<3457>の下げも目立つ。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、テルモ <4543>、オリンパス <7733>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約130円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、KDDI <9433>、キッコマン <2801>、アステラス <4503>、コナミG <9766>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約47円。
東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)精密機器、(3)電気機器、(4)非鉄金属、(5)輸送用機器。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)食料品、(3)海運業、(4)ゴム製品、(5)水産・農林業。
■個別材料株
△fonfun <2323> [東証S]
サイブリッジによるTOB成立と社長交代を材料視。
△ハローズ <2742> [東証P]
3-5月期増収増益。
△バルニバービ <3418> [東証G]
株主優待制度の変更を好感。
△データセク <3905> [東証G]
「拡大投資」フェーズへの移行で売上高100億円超目指す。
△プレイド <4165> [東証G]
ドコモgaccoへのCX研修プログラムを提供開始。
△フィナHD <4419> [東証G]
子会社ナウキャストがフロッグと投資判断における求人ビッグデータ活用で協業。
△リプロセル <4978> [東証G]
慶応大とTIL療法で共同研究契約を締結。
△エレメンツ <5246> [東証G]
「第17回IPO大賞」を受賞。
△アサヒエイト <5341> [東証S]
ベトナムの総代理店と同国事業推進プロジェクトの覚書締結。
△ニチリョク <7578> [東証S]
7月1日から新サービス「本堂葬儀」の提供開始へ。
△理計器 <7734> [東証P]
26年3月期に営業利益120億円以上を目指す中計を発表。
▼アイスペース <9348> [東証G]
東証が制度信用銘柄の選定取り消しを発表。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)酉島 <6363>、(2)サンケン <6707>、(3)粧美堂 <7819>、(4)ミマキエンジ <6638>、(5)大豊工業 <6470>、(6)トリケミカル <4369>、(7)ハローズ <2742>、(8)SFP <3198>、(9)Appier <4180>、(10)さくらネット <3778>。
値下がり率上位10傑は(1)そーせい <4565>、(2)宮越HD <6620>、(3)オープンH <3288>、(4)AndDo <3457>、(5)エプコ <2311>、(6)鈴木 <6785>、(7)CLHD <4286>、(8)サンネクスタ <8945>、(9)竹本容器 <4248>、(10)カルタHD <3688>。
【大引け】
日経平均は前日比40.15円(0.12%)高の3万3234.14円。TOPIXは前日比2.35(0.10%)安の2296.25。出来高は概算で16億8655万株。東証プライムの値上がり銘柄数は762、値下がり銘柄数は990となった。東証マザーズ指数は810.65ポイント(4.38ポイント高)。
[2023年6月29日]
株探ニュース
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