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テラスカイのニュース
日経平均株価
始値 28567.54
高値 28698.22(13:15)
安値 28520.76(09:06)
大引け 28658.83(前日比 +144.05 、 +0.51% )
売買高 10億1234万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆4932億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は8連騰、遂に年初来高値を更新
2.米景気失速への懸念後退でリスク選好の流れに
3.米株高と米長期金利上昇を受けた円安が追い風
4.想定上回る中国1~3月GDPなどもポジティブ視
5.半導体関連軟調も内需株人気で全体相場を牽引
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比100ドル高と反発した。米企業の決算発表本格化を控えて様子見姿勢が強まる中、景気敏感株の一角が買われた。
東京市場では、前日の米株高や為替市場での円安進行などを背景にリスク選好の地合いとなった。日経平均株価は上値追いを続け、年初来高値を更新した。
18日の東京市場は、買い疲れ感の垣間見えるなかも根強く投資資金が流入、日経平均は8日続伸となった。これは昨年3月14日~25日に記録した9連騰以来となる。前日に発表された4月のNY連銀製造業景況指数は予想を上回る強い内容で米景気失速への懸念が後退した。米株市場はNYダウが100ドルあまり上昇して引けており、東京市場もその流れを引き継ぐ格好に。米長期金利上昇を背景に外国為替市場でドル高・円安が進んだことなどもポジティブ材料として働いた。半導体主力株が総じて売られる展開となったものの、内需株が買われ全体相場を支えた。前場取引時間中に発表された中国の1~3月期GDPが想定を上回ったことなども追い風となっている。個別株もプライム市場の75%の銘柄が上昇する買い気の強い地合いだった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが堅調、ソニーグループ<6758>、任天堂<7974>なども買いが優勢だった。ソシオネクスト<6526>が商いを伴い上昇、カプコン<9697>が物色人気となり大幅高に買われた。リクルートホールディングス<6098>が高く、日立製作所<6501>もしっかり。テラスカイ<3915>が連日の急騰、アセンテック<3565>、アクシージア<4936>なども値を飛ばした。
半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連の下げが目立つ。セガサミーホールディングス<6460>が売られ、INPEX<1605>も冴えない。ベイカレント・コンサルティング<6532>も安い。IDOM<7599>が急落、Robot Home<1435>、円谷フィールズホールディングス<2767>も下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、ファストリ <9983>、テルモ <4543>、ダイキン <6367>、エムスリー <2413>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約65円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、信越化 <4063>、安川電 <6506>、太陽誘電 <6976>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約70円。うち36円は東エレク1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)その他製品、(3)情報・通信業、(4)小売業、(5)銀行業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)非鉄金属、(4)その他金融業、(5)海運業。
■個別材料株
△アセンテック <3565> [東証P]
チェンジHD <3962> [東証P]子会社との業務提携。
△CANBAS <4575> [東証G]
「CBP501」臨床第2相試験終了を材料視。
△オンコリス <4588> [東証G]
治療用ウイルス製剤の臨床結果が国際科学雑誌に掲載。
△アクシージア <4936> [東証P]
75万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△ソシオネクスト <6526> [東証P]
SBI証券が買い推奨。
△HIOKI <6866> [東証P]
第1四半期は大幅増益決算で好進捗に。
△ジオコード <7357> [東証S]
「ChatGPT記事作成コンサルティング」を提供。
△EDP <7794> [東証G]
「佐賀大が人工ダイヤ使い高品質半導体回路開発」との報道。
△サンウッド <8903> [東証S]
マンション販売好調で23年3月期業績予想を上方修正。
△カプコン <9697> [東証P]
9月に「Monster Hunter Now」の提供を開始へ。
▼INPEX <1605> [東証P]
WTI価格は80ドル台に下落を警戒。
▼ヤマダHD <9831> [東証P]
23年3月期減配見通しを嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)テラスカイ <3915>、(2)アセンテック <3565>、(3)アクシージア <4936>、(4)カプコン <9697>、(5)Jテック・C <3446>、(6)DCM <3050>、(7)日置電機 <6866>、(8)ハブ <3030>、(9)ファーマF <2929>、(10)ソシオネクス <6526>。
値下がり率上位10傑は(1)IDOM <7599>、(2)ロボホーム <1435>、(3)ローツェ <6323>、(4)円谷フィHD <2767>、(5)ベクトル <6058>、(6)ベイカレント <6532>、(7)アドテスト <6857>、(8)フィルC <3267>、(9)F&LC <3563>、(10)セラク <6199>。
【大引け】
日経平均は前日比144.05円(0.51%)高の2万8658.83円。TOPIXは前日比13.92(0.69%)高の2040.89。出来高は概算で10億1234万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1371、値下がり銘柄数は387となった。東証マザーズ指数は765.62ポイント(10.01ポイント高)。
[2023年4月18日]
株探ニュース
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