2,473円
ドトール・日レスホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 22122.97
高値 22211.03(11:30)
安値 22102.93(09:00)
大引け 22169.11(前日比 +298.55 、 +1.37% )
売買高 10億5789万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0463億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅続伸、約4ヵ月ぶりに終値で2万2000円大台を回復
2.前週末の米株高や足もと進む円安を好感、主力株はじめ広範囲に買いが流入
3.値上がり銘柄数は1900を超え、全体の9割の銘柄が上昇する強い地合い
4.中国景気の改善思惑と米企業決算に期待する動きを反映した実需買いが観測
5.海外ヘッジファンドの先物買い追い風、機械・海運・非鉄株など物色人気に
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは269ドル高と大幅に反発した。JPモルガン・チェースの決算内容が市場予想を上回ったことが好感されたほか、ウォルト・ディズニーが上昇し指数を押し上げた。
週明けの東京市場では、リスク選好の流れが継続し日経平均株価は大きく買い優勢で始まったが、その後も高値圏で売り物を吸収し、約4ヵ月ぶりに終値で2万2000円台を回復した。
15日の東京市場は、前週末の米国株市場ではNYダウが270ドル近い上昇で最高値圏を走っており、また、足もと進む円安も好感して主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。値上がり銘柄数は1900を超え、全体のほぼ9割の銘柄が上昇する買い気の強い地合いだった。中国の景気が改善傾向にあるとの見方や、米企業の決算発表に対するポジティブな思惑が買いを誘導した。海外株の上昇を横目に日本株の組み入れを急ぐ実需買いが観測される一方、海外ヘッジファンド筋による継続的な先物への買いが、現物株にもインデックス買いを通じ浮揚力を与えた。業種別では中国関連の機械や海運、非鉄セクターなどに資金が流入したほか、世界的な金利上昇傾向を背景に保険株への買いも目立った。一方、2万2200円近辺は戻り売り圧力も意識され上値が重くなった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が大商いで上昇、任天堂<7974>、キーエンス<6861>なども高い。安川電機<6506>が上値を追い、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。ベイカレント・コンサルティング<6532>が急騰、enish<3667>も商いを伴い値を飛ばした。不二越<6474>が大きく買われ、ベクトル<6058>も物色人気。ローツェ<6323>が上値追い態勢を強め、CKD<6407>も商いを伴い水準を切り上げた。
半面、スズキ<7269>が売られ、大和ハウス工業<1925>も下値模索の展開。Gunosy<6047>はストップ安で売り物を残した。ディップ<2379>も急落、IDOM<7599>も大幅安。コシダカホールディングス<2157>、リソー教育<4714>なども大きく値を下げた。スペースバリューホールディングス<1448>も利益確定の売りに反落となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、京セラ <6971> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約103円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄は大和ハウス <1925> 、スズキ <7269> 、KDDI <9433> 、塩野義 <4507> 、アドテスト <6857> 。押し下げ効果は約16円。
東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)鉱業、(2)倉庫運輸関連、(3)保険業、(4)機械、(5)非鉄金属。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)不動産業、(2)空運業、(3)電気・ガス業、(4)医薬品、(5)建設業。
■個別材料株
△ドトル日レス <3087>
今期経常は5%増で3期ぶり最高益更新へ。
△enish <3667>
「HiGH&LOW」シリーズ初の公式ゲームアプリを今秋配信。
△SHIFT <3697> [東証M]
立花証券が20年8月期営業8割増益を予想。
△ダイト <4577>
6-2月期(3Q累計)経常が16%増益で着地。
△ベクトル <6058>
今期経常は66%増で10期連続最高益更新へ。
△アクトコール <6064> [東証M]
第1四半期最終損益が黒字に浮上。
△ロゼッタ <6182> [東証M]
19年2月期営業利益は黒字転換。
△幸和製 <7807> [JQ]
今期最終は黒字浮上、2期ぶり25円で復配へ。
△イワキ <8095>
12-2月期(1Q)経常は5.8倍増益で着地。
△カンセキ <9903> [JQ]
今期経常は5%増で2期連続最高益更新へ。
▼フィルC <3267> [東証M]
12-2月期(1Q)経常は99%減益で着地。
▼Gunosy <6047>
今期経常を24%下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ベイカレント <6532> 、(2)ダイト <4577> 、(3)enish <3667> 、(4)イワキ <8095> 、(5)オリンピック <8289> 、(6)スプリックス <7030> 、(7)不二越 <6474> 、(8)A&D <7745> 、(9)ワイエイシイ <6298> 、(10)フリービット <3843> 。
値下がり率上位10傑は(1)Gunosy <6047> 、(2)ディップ <2379> 、(3)三機サービス <6044> 、(4)SKジャパン <7608> 、(5)IDOM <7599> 、(6)インターアク <7725> 、(7)ランド <8918> 、(8)SI <3826> 、(9)コシダカHD <2157> 、(10)テモナ <3985> 。
【大引け】
日経平均は前日比298.55円(1.37%)高の2万2169.11円。TOPIXは前日比22.53(1.40%)高の1627.93。出来高は概算で10億5789万株。東証1部の値上がり銘柄数は1906、値下がり銘柄数は194となった。日経ジャスダック平均は3459.42円(15.14円高)。
[2019年4月15日]
株探ニュース
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