日経平均は47円高でスタート、ソフトバンクGやトヨタなどが上昇

配信元:フィスコ
投稿:2021/02/09 09:33
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29435.61;+47.11TOPIX;1926.54;+2.59

[寄り付き概況]

 9日の日経平均は47.11円高の29435.61円と3日続伸して取引を開始した。前日8日の米国株式相場は続伸。ダウ平均は237.52ドル高の31385.76ドル、ナスダックは131.35ポイント高の13987.64で取引を終了した。大規模な追加経済対策の成立期待に寄り付き後、上昇した。イエレン財務長官は「1.9兆ドルの追加経済対策が成立すれば、来年には完全雇用に戻る」と議会に成立を促した。原油高や新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいること、国内での新型コロナの感染拡大が鈍化傾向にあることも支援し、終日堅調に推移。主要株式指数は史上最高値を更新し終了した。

 米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。発表が続く20年4-12月期決算などを手掛かりに好業績銘柄への物色意欲が旺盛なことに加えて、日本でも米国追加経済対策の早期成立による米景気回復期待が高まり、株価支援要因となった。一方、昨日までの2営業日で日経平均が1000円を超す上げとなった後ということもあり利益確定売りが出やすく、また、外為市場で1ドル=105円20銭前後と昨日15時頃に比べ20-30銭ほど円高・ドル安に振れたことも株価の重しとなったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された1月のマネーストックはM3の月中平均残高が前年同月比7.8%増、M2は同9.4%増だった。今日は1月の工作機械受注額が発表される。

 セクター別では、証券商品先物、情報・通信業、石油石炭製品、鉱業、空運業などが値上がり率上位、その他製品、その他金融業、海運業、鉄鋼、医薬品などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<
7203>、日本電産<6594>、三菱UFJ<8306>、NTT<9432>アドバンテスト<6857>ファナック<6954>村田製<6981>、TDK<6762>、パナソニック<6752>、SUMCO<3436>、JAL<9201>三菱商事<8058>野村<8604>資生堂<4911>などが上昇。他方、ファーストリテ<
9983>、ソニー<6758>任天堂<7974>エムスリー<2413>ダイキン<6367>日立<6501>太陽誘電<6976>オリックス<8591>日本製鉄<5401>日本郵船<9101>などが下落している。
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