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SBI新生銀行のニュース
日経平均株価
始値 30141.61
高値 30276.38(14:51)
安値 30110.30(09:42)
大引け 30248.81(前日比 +609.41 、 +2.06% )
売買高 14億2537万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆5578億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は609円高と3日ぶり急反発、円安進行も好感
2.中国恒大集団の債務問題に対する警戒感後退で買い戻しも
3.全業種が上昇する全面高となり日経平均は3万円台回復
4.米長期金利上昇を受け三菱UFJなど銀行株が買われる
5.郵船や川崎汽、商船三井など海運株が物色され軒並み高
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比506ドル高と大幅に続伸した。中国恒大集団の債務問題への警戒感が和らぎ買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は3日ぶりに急反発。中国恒大集団の債務問題に対する警戒感が後退したことなどを背景に3万円台を回復した。
23日の東京市場は休場だったが、休み中にNYダウが大幅高となったことが好感された。中国恒大集団が人民元建て債の利払いを実施することを表明したほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)では11月にもテーパリング(量的緩和縮小)の開始を決定することが示唆されたが、利上げには時間があるとの見方が強まった。これを受け、この日の東京市場で日経平均は全面高となり、33業種全てが上昇した。中国恒大の問題に対する懸念が後退するとともに、売り方の買い戻しが流入し日経平均は終値で17日以来となる3万円に乗せた。為替が一時1ドル=110円50銭近辺へ円安が進行したことも好感された。海運、銀行、鉄鋼など景気敏感株を中心に上昇した。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やソニーグループ<6758>、トヨタ自動車<7203>が上昇し、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>といった海運株が大商いのなか急伸した。米国の長期金利上昇を受け、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>といったメガバンクが買われた。日本航空<9201>や日本製鉄<5401>が上昇し、東京エレクトロン<8035>やルネサスエレクトロニクス<6723>も値を上げた。
半面、信越化学工業<4063>やエムスリー<2413>、第一三共<4568>が値を下げ、三井ハイテック<6966>や神戸物産<3038>が軟調。日本ペイントホールディングス<4612>も売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、テルモ <4543> 、ソニーG <6758> 、オリンパス <7733> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約151円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は信越化 <4063> 、エムスリー <2413> 、第一三共 <4568> 、新生銀 <8303> 、東電HD <9501> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約7円。
東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)海運業、(2)保険業、(3)鉱業、(4)銀行業、(5)倉庫運輸関連。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)建設業、(2)電気・ガス業、(3)化学、(4)食料品、(5)小売業。
■個別材料株
△マイネット <3928>
滋賀レイクスターズを子会社化。
△ココナラ <4176> [東証M]
東証が24日付で貸借銘柄に選定。
△ラクオリア <4579> [JQG]
香港Xジーン・ファーマシューティカル社とライセンス契約締結。
△旭ダイヤ <6140>
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を格上げ。
△ソラスト <6197>
8月の訪問介護利用者数86%増と高成長が続く。
△古野電 <6814>
22年2月期業績及び配当予想を上方修正。
△ヤシマキザイ <7677> [東証2]
YAM技術の新型コロナウイルス不活化を確認。
△MTG <7806> [東証M]
21年9月期に配当実施で3期ぶり復配へ。
△アニコムHD <8715>
8月の正味収入保険料は10%増。
△国際紙パルプ <9274>
バイオマス発電所運転支援システムを提供。
▼GW <3936> [東証M]
東証による信用規制強化を嫌気。
▼OKK <6205>
有価証券報告書などの提出遅延で監理銘柄に指定。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)国際紙パルプ <9274> 、(2)サカイオーベ <3408> 、(3)古野電 <6814> 、(4)旭ダイヤ <6140> 、(5)ユニデンHD <6815> 、(6)MSOL <7033> 、(7)広済堂 <7868> 、(8)乾汽船 <9308> 、(9)川崎汽 <9107> 、(10)ギフティ <4449> 。
値下がり率上位10傑は(1)OKK <6205> 、(2)井筒屋 <8260> 、(3)シンプレクス <4373> 、(4)東京機 <6335> 、(5)テスHD <5074> 、(6)りたりこ <7366> 、(7)サインポスト <3996> 、(8)ヤーマン <6630> 、(9)Mラインズ <3901> 、(10)ツルハHD <3391> 。
【大引け】
日経平均は前日比609.41円(2.06%)高の3万0248.81円。TOPIXは前日比47.20(2.31%)高の2090.75。出来高は概算で14億2537万株。東証1部の値上がり銘柄数は2104、値下がり銘柄数は68となった。日経ジャスダック平均は4089.36円(45.96円高)。
[2021年9月24日]
株探ニュース
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