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ピジョンのニュース
【大幅続伸、米中合意期待で200円超高】4日(月)
■概況■21822.04、+219.35
4日(月)の日経平均は大幅続伸。1日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反発し、110ドル高となった。3月中旬に開催されるとみられる会談で米中両首脳が貿易協定案の署名も可能との見解を米政府高官が明らかにし、摩擦解消への期待が高まった。為替相場は1ドル=112円台まで円安に振れる場面があり、週明けの日経平均は米株高や円安を好感して210円高からスタートした。中国株の強い値動きも支援材料となって、後場に入り日経平均は一段高となり、一時21860.39円(前週末比257.70円高)まで上昇した。
大引けの日経平均は前週末比219.35円高の21822.04円となった。東証1部の売買高は11億2781万株、売買代金は2兆1536億円だった。業種別では、石油・石炭製品、精密機器、機械が上昇率上位だった。一方、電気・ガス業、輸送用機器、空運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の69%、対して値下がり銘柄は27%となった。
◆注目銘柄◆
ソフトバンクG<9984>が2%超、武田薬<4502>が4%超の上昇。村田製<6981>や太陽誘電<6976>といった電子部品株のほか、東エレク<8035>などの半導体関連株、ファナック<6954>などの設備投資関連株も大きく買われた。出資先の米配車サービス大手の上場申請が伝わった楽天<4755>は急伸。その他売買代金上位ではZOZO<3092>、キーエンス<6861>などが堅調で、ソニー<6758>やファーストリテ<9983>は小幅に上昇した。また、双信電機<6938>が次世代通信規格「5G」関連として関心を集め、ストップ高を付けた。
一方、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、JT<2914>などが軟調。自動車株は米新車販売の苦戦や日米貿易交渉への警戒感が重しとなったようだ。スズキ<7269>はインド子会社の出荷伸び悩みやインド・パキスタン対立への懸念から4%近い下落となり、クスリのアオキ<3549>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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【3日ぶり反落、米株安引き継ぎ利益確定売り】5日(火)
■概況■21726.28、-95.76
5日(火)の日経平均は3日ぶり反落。4日の米国市場でNYダウは反落し、206ドル安となった。米中通商交渉の合意が近いとの報道を受けて買いが先行したが、中国側からの声明に乏しく今後の動向を見極めたいとの思惑から売られた。年初来の早い株価上昇ペースへの警戒感も広がった。本日の東京市場でもこうした流れを引き継いで利益確定売りが先行し、日経平均は109円安からスタート。寄り付き後は下げ渋る場面もあったが、積極的な押し目買いの動きは乏しく、マイナス圏でもみ合う展開が続いた。
大引けの日経平均は前日比95.76円安の21726.28円となった。東証1部の売買高は11億0642万株、売買代金は2兆0252億円だった。業種別では、ゴム製品、輸送用機器、鉄鋼が下落率上位で、その他も全般軟調。銀行業と水産・農林業のみ小幅に上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の65%、対して値上がり銘柄は31%となった。
◆注目銘柄◆
中国の中古車取引最大手への出資が伝わったソフトバンクG<9984>が軟調で、武田薬<4502>は利益確定売り優勢で2%超下落した。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、村田製<6981>などは小安い。また、建築基準法違反を巡る国土交通相発言が売り材料視されたレオパレス21<8848>、決算が市場予想を下回る内容だったピジョン<7956>は急落し、東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、ファーストリテ<9983>は2%高となり日経平均を下支えした。2月の国内ユニクロ既存店売上高は2カ月ぶりのプラスだった。ZOZO<3092>、キーエンス<6861>、三菱UFJ<8306>も堅調。また、次世代通信規格「5G」関連として引き続き物色が向かった双信電機<6938>が連日でストップ高を付け、2月既存店売上高が2ケタ増となったアダストリア<2685>も急伸して東証1部上昇率上位に顔を出した。
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【続落、押し目買い鈍く3ケタの下落】6日(水)
■概況■21596.81、-129.47
6日(水)の日経平均は続落。5日の米国市場でNYダウは13ドル安と小幅に続落した。米中通商交渉の動向を見極めたいとの思惑からもみ合いとなった。米国株の上げ一服感などを背景に、本日の日経平均は67円安からスタートすると、先物に断続的な売りが出て下げ幅を広げた。中国の経済成長率目標引き下げなども相場の重しとなり、日経平均は後場に21550.45円(前日比175.83円安)まで下落する場面があった。積極的な押し目買いの動きは乏しく、引き続き売買低調だった。
大引けの日経平均は前日比129.47円安の21596.81円となった。東証1部の売買高は10億1677万株、売買代金は1兆9688億円だった。業種別では、鉱業、小売業、医薬品が下落率上位だった。一方、海運業、その他製品、サービス業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の61%、対して値上がり銘柄は35%となった。
◆注目銘柄◆
ファーストリテ<9983>が2%超下落して日経平均を約51円押し下げた。目標株価引き下げ観測のSUMCO<3436>、時短営業をフランチャイズ店でも実験すると伝わった7&iHD<3382>、一部報道が嫌気された大東建<1878>なども下げが目立った。その他売買代金上位では武田薬<4502>などが軟調で、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、三菱UFJ<8306>は小安い。また、第1四半期の減益決算や2月既存店売上の低迷が嫌気されたくら<2695>が東証1部下落率トップとなった。
一方、任天堂<7974>、ZOZO<3092>、楽天<4755>などが堅調。ソフトバンクG<9984>やソニー<6758>は小幅に上昇した。石川製<6208>など防衛関連の一角は急伸。また、2月の既存店増収が好感されたジンズ<3046>や「ハローキティ」のハリウッド映画化が買い材料視されたサンリオ<8136>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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【3日続落、半導体や銀行株中心に軟調な動き】7日(木)
■概況■21456.01、-140.80
7日(木)の日経平均は3日続落となった。前日の米国株式相場は、経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを再び下方修正したほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)でも多くの地域で景気減速が指摘されたことから軟調な動きとなった。この流れから、シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の21545円となり、東京市場では朝方から売りが先行した。半導体関連中心に軟調な動きとなるなか、中国をはじめとしたアジア市場の動向もさえなかったことから押し目買いの動きも限られた。明日の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控え、思惑的な売買が集中したことも相まって日経平均は21400円台でのこう着感の強い展開となった。
大引けの日経平均は前日比140.80円安の21456.01円。東証1部の売買高は12億5443万株、売買代金は2兆2475億円だった。
◆注目銘柄◆
国内外13工場で生産停止に踏み切ると報じられたルネサスエレクトロニクス<6723>がストップ安水準まで売り込まれたほか、米国市場において半導体関連株が軒並み安となった流れからSUMCO<3436>や東京エレクトロン<8035>などが売られた。そのほか、構造改革費用の一括計上で最終利益を大幅な下方修正を発表したみずほ<8411>も軟調な動きをみせ、三菱UFJ<8306>や三井住友FG<8316>などにも売りが波及した。一方で、ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>といった指数インパクトの大きい銘柄の一角は小幅高で大引けを迎えた。
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【大幅に4日続落、経済減速懸念で一時21000円割れ】8日(金)
■概況■21025.56、-430.45
8日(金)の日経平均は大幅に4日続落。7日の米国市場でNYダウは200ドル安と4日続落し、3週間ぶりの安値となった。欧州中央銀行(ECB)によるユーロ圏経済成長見通しの下方修正を受けて欧米株が全面安となり、本日の日経平均はこうした流れを引き継いで116円安からスタートすると、寄り付き後も下げ幅を拡大。中国の2月貿易統計で輸出入が落ち込み、上海総合指数が軟調となったことも嫌気され、日経平均は後場に20993.07円(前日比462.94円安)まで下落する場面があった。取引時間中としては3週間ぶりの21000円割れとなる。
大引けの日経平均は前日比430.45円安の21025.56円となった。東証1部の売買高は16億7283万株、売買代金は2兆9252億円だった。先物・オプション特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買が膨らんだ。SQ値は概算で21348.40円。業種別では、全33業種がマイナスとなり、海運業、保険業、証券、非鉄金属、機械が下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の94%、対して値上がり銘柄は5%となった。
◆注目銘柄◆
個別では、日経平均寄与度の大きいファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>を中心に、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>など売買代金上位は全般軟調。東エレク<8035>やSUMCO<3436>、アドバンテス<6857>といった半導体関連株は連日で大きく売られた。あおぞら銀<8304>などはレーティング引き下げ観測を受けて下落。また、今期業績予想の修正で赤字幅拡大が嫌気された川崎船<9107>が急落し、東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、売買代金上位ではルネサス<6723>が逆行高。前日の工場停止報道を受けた急落は行き過ぎとの見方から、売り一巡後に反発した。積水ハウス<1928>は決算を受けて買われ、キリンHD<2503>は前日の説明会内容を好感した買いが入ったようだ。また、北朝鮮情勢に関する一部報道を受けて防衛関連の石川製<6208>が物色を集め、東証1部上昇率上位に顔を出した。
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<DM>
■概況■21822.04、+219.35
4日(月)の日経平均は大幅続伸。1日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反発し、110ドル高となった。3月中旬に開催されるとみられる会談で米中両首脳が貿易協定案の署名も可能との見解を米政府高官が明らかにし、摩擦解消への期待が高まった。為替相場は1ドル=112円台まで円安に振れる場面があり、週明けの日経平均は米株高や円安を好感して210円高からスタートした。中国株の強い値動きも支援材料となって、後場に入り日経平均は一段高となり、一時21860.39円(前週末比257.70円高)まで上昇した。
大引けの日経平均は前週末比219.35円高の21822.04円となった。東証1部の売買高は11億2781万株、売買代金は2兆1536億円だった。業種別では、石油・石炭製品、精密機器、機械が上昇率上位だった。一方、電気・ガス業、輸送用機器、空運業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の69%、対して値下がり銘柄は27%となった。
◆注目銘柄◆
ソフトバンクG<9984>が2%超、武田薬<4502>が4%超の上昇。村田製<6981>や太陽誘電<6976>といった電子部品株のほか、東エレク<8035>などの半導体関連株、ファナック<6954>などの設備投資関連株も大きく買われた。出資先の米配車サービス大手の上場申請が伝わった楽天<4755>は急伸。その他売買代金上位ではZOZO<3092>、キーエンス<6861>などが堅調で、ソニー<6758>やファーストリテ<9983>は小幅に上昇した。また、双信電機<6938>が次世代通信規格「5G」関連として関心を集め、ストップ高を付けた。
一方、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、JT<2914>などが軟調。自動車株は米新車販売の苦戦や日米貿易交渉への警戒感が重しとなったようだ。スズキ<7269>はインド子会社の出荷伸び悩みやインド・パキスタン対立への懸念から4%近い下落となり、クスリのアオキ<3549>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。
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【3日ぶり反落、米株安引き継ぎ利益確定売り】5日(火)
■概況■21726.28、-95.76
5日(火)の日経平均は3日ぶり反落。4日の米国市場でNYダウは反落し、206ドル安となった。米中通商交渉の合意が近いとの報道を受けて買いが先行したが、中国側からの声明に乏しく今後の動向を見極めたいとの思惑から売られた。年初来の早い株価上昇ペースへの警戒感も広がった。本日の東京市場でもこうした流れを引き継いで利益確定売りが先行し、日経平均は109円安からスタート。寄り付き後は下げ渋る場面もあったが、積極的な押し目買いの動きは乏しく、マイナス圏でもみ合う展開が続いた。
大引けの日経平均は前日比95.76円安の21726.28円となった。東証1部の売買高は11億0642万株、売買代金は2兆0252億円だった。業種別では、ゴム製品、輸送用機器、鉄鋼が下落率上位で、その他も全般軟調。銀行業と水産・農林業のみ小幅に上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の65%、対して値上がり銘柄は31%となった。
◆注目銘柄◆
中国の中古車取引最大手への出資が伝わったソフトバンクG<9984>が軟調で、武田薬<4502>は利益確定売り優勢で2%超下落した。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、村田製<6981>などは小安い。また、建築基準法違反を巡る国土交通相発言が売り材料視されたレオパレス21<8848>、決算が市場予想を下回る内容だったピジョン<7956>は急落し、東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、ファーストリテ<9983>は2%高となり日経平均を下支えした。2月の国内ユニクロ既存店売上高は2カ月ぶりのプラスだった。ZOZO<3092>、キーエンス<6861>、三菱UFJ<8306>も堅調。また、次世代通信規格「5G」関連として引き続き物色が向かった双信電機<6938>が連日でストップ高を付け、2月既存店売上高が2ケタ増となったアダストリア<2685>も急伸して東証1部上昇率上位に顔を出した。
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【続落、押し目買い鈍く3ケタの下落】6日(水)
■概況■21596.81、-129.47
6日(水)の日経平均は続落。5日の米国市場でNYダウは13ドル安と小幅に続落した。米中通商交渉の動向を見極めたいとの思惑からもみ合いとなった。米国株の上げ一服感などを背景に、本日の日経平均は67円安からスタートすると、先物に断続的な売りが出て下げ幅を広げた。中国の経済成長率目標引き下げなども相場の重しとなり、日経平均は後場に21550.45円(前日比175.83円安)まで下落する場面があった。積極的な押し目買いの動きは乏しく、引き続き売買低調だった。
大引けの日経平均は前日比129.47円安の21596.81円となった。東証1部の売買高は10億1677万株、売買代金は1兆9688億円だった。業種別では、鉱業、小売業、医薬品が下落率上位だった。一方、海運業、その他製品、サービス業が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の61%、対して値上がり銘柄は35%となった。
◆注目銘柄◆
ファーストリテ<9983>が2%超下落して日経平均を約51円押し下げた。目標株価引き下げ観測のSUMCO<3436>、時短営業をフランチャイズ店でも実験すると伝わった7&iHD<3382>、一部報道が嫌気された大東建<1878>なども下げが目立った。その他売買代金上位では武田薬<4502>などが軟調で、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、三菱UFJ<8306>は小安い。また、第1四半期の減益決算や2月既存店売上の低迷が嫌気されたくら<2695>が東証1部下落率トップとなった。
一方、任天堂<7974>、ZOZO<3092>、楽天<4755>などが堅調。ソフトバンクG<9984>やソニー<6758>は小幅に上昇した。石川製<6208>など防衛関連の一角は急伸。また、2月の既存店増収が好感されたジンズ<3046>や「ハローキティ」のハリウッド映画化が買い材料視されたサンリオ<8136>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。
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【3日続落、半導体や銀行株中心に軟調な動き】7日(木)
■概況■21456.01、-140.80
7日(木)の日経平均は3日続落となった。前日の米国株式相場は、経済協力開発機構(OECD)が世界経済見通しを再び下方修正したほか、地区連銀経済報告(ベージュブック)でも多くの地域で景気減速が指摘されたことから軟調な動きとなった。この流れから、シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の21545円となり、東京市場では朝方から売りが先行した。半導体関連中心に軟調な動きとなるなか、中国をはじめとしたアジア市場の動向もさえなかったことから押し目買いの動きも限られた。明日の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控え、思惑的な売買が集中したことも相まって日経平均は21400円台でのこう着感の強い展開となった。
大引けの日経平均は前日比140.80円安の21456.01円。東証1部の売買高は12億5443万株、売買代金は2兆2475億円だった。
◆注目銘柄◆
国内外13工場で生産停止に踏み切ると報じられたルネサスエレクトロニクス<6723>がストップ安水準まで売り込まれたほか、米国市場において半導体関連株が軒並み安となった流れからSUMCO<3436>や東京エレクトロン<8035>などが売られた。そのほか、構造改革費用の一括計上で最終利益を大幅な下方修正を発表したみずほ<8411>も軟調な動きをみせ、三菱UFJ<8306>や三井住友FG<8316>などにも売りが波及した。一方で、ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>といった指数インパクトの大きい銘柄の一角は小幅高で大引けを迎えた。
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【大幅に4日続落、経済減速懸念で一時21000円割れ】8日(金)
■概況■21025.56、-430.45
8日(金)の日経平均は大幅に4日続落。7日の米国市場でNYダウは200ドル安と4日続落し、3週間ぶりの安値となった。欧州中央銀行(ECB)によるユーロ圏経済成長見通しの下方修正を受けて欧米株が全面安となり、本日の日経平均はこうした流れを引き継いで116円安からスタートすると、寄り付き後も下げ幅を拡大。中国の2月貿易統計で輸出入が落ち込み、上海総合指数が軟調となったことも嫌気され、日経平均は後場に20993.07円(前日比462.94円安)まで下落する場面があった。取引時間中としては3週間ぶりの21000円割れとなる。
大引けの日経平均は前日比430.45円安の21025.56円となった。東証1部の売買高は16億7283万株、売買代金は2兆9252億円だった。先物・オプション特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買が膨らんだ。SQ値は概算で21348.40円。業種別では、全33業種がマイナスとなり、海運業、保険業、証券、非鉄金属、機械が下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の94%、対して値上がり銘柄は5%となった。
◆注目銘柄◆
個別では、日経平均寄与度の大きいファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>を中心に、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、ソニー<6758>など売買代金上位は全般軟調。東エレク<8035>やSUMCO<3436>、アドバンテス<6857>といった半導体関連株は連日で大きく売られた。あおぞら銀<8304>などはレーティング引き下げ観測を受けて下落。また、今期業績予想の修正で赤字幅拡大が嫌気された川崎船<9107>が急落し、東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、売買代金上位ではルネサス<6723>が逆行高。前日の工場停止報道を受けた急落は行き過ぎとの見方から、売り一巡後に反発した。積水ハウス<1928>は決算を受けて買われ、キリンHD<2503>は前日の説明会内容を好感した買いが入ったようだ。また、北朝鮮情勢に関する一部報道を受けて防衛関連の石川製<6208>が物色を集め、東証1部上昇率上位に顔を出した。
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