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双信電機のニュース
日経平均株価
始値 26624.20
高値 26852.16(12:30)
安値 26618.39(09:00)
大引け 26787.54(前日比 +353.92 、 +1.34% )
売買高 13億3122万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8191億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反発、朝方から買い意欲旺盛で一時400円超上昇
2.前日の欧米株安も、ワクチン開発期待など背景にリスクオン鮮明
3.日経平均は大引けは伸び悩むも、約29年8ヵ月ぶり高値を更新
4.業種別では株活況を映し、証券株が値上がり率トップに買われる
5.東証1部全体の7割の銘柄が上昇、全体売買代金も高水準を維持
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比271ドル安と反落した。高値警戒感が台頭していたことに加えて、月末の取引ということもあって、景気敏感株中心に利益確定売りが優勢となった。
東京市場では、朝方から大きく買い優勢に傾いた。日経平均株価は350円強の上昇で29年8ヵ月ぶりの高値を更新。
1日の東京市場は、前日の欧米株市場が安かったものの朝方から買い注文が高水準に入り売りを吸収、寄り後も堅調な米株価指数先物やアジア株高などを横目に上値指向を強めた。新型コロナウイルスの感染拡大は引き続き懸念されるものの、ワクチン開発への期待感を背景に景気敏感株を中心に下値では買いが厚く、全体を押し上げる展開となった。業種別では活況な株式市場を反映して証券株が値上がり率トップとなったほか、非鉄や金属製品、海運、不動産などにも買いが入った。日経平均は2万6800円台半ばまで上値を伸ばす場面があり、大引けはやや上げ幅を縮小したが、91年4月以来約29年8ヵ月ぶりの高値を更新した。東証1部全体の7割の銘柄が上昇した。売買代金もMSCIのリバランスという特殊要因があった前日からは大幅減少したものの2兆8000億円台をこなし高水準を維持している。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が商いを伴い高い。ソニー<6758>もしっかり。東京エレクトロン<8035>が大幅に上昇し、SUMCO<3436>の上げ足も際立つ。ファナック<6954>、ダイキン工業<6367>なども値を上げた。ダントーホールディングス<5337>がストップ高となり、ショーケース<3909>も値幅制限いっぱいに買われ買い注文を残した。サイバーリンクス<3683>、セレス<3696>などが物色人気。NTN<6472>も買いを集めた。
半面、任天堂<7974>が大きく値を下げ、リクルートホールディングス<6098>も下落した。キーエンス<6861>が冴えず、村田製作所<6981>も売りに押された。ビーロット<3452>、アサンテ<6073>が急落、ハイアス・アンド・カンパニー<6192>にも売りがかさんだ。双信電機<6938>、ラクーンホールディングス<3031>などが大きく値を下げ、富士電機<6504>の下げも目立つ。グリムス<3150>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、ダイキン <6367> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約173円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098> 、セコム <9735> 、エムスリー <2413> 、テルモ <4543> 、中外薬 <4519> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約36円。
東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)非鉄金属、(3)金属製品、(4)倉庫運輸関連、(5)海運業。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)電気・ガス業、(3)鉱業、(4)サービス業、(5)精密機器。
■個別材料株
△ケアネット <2150> [東証M]
東京海上 <8766> と資本・業務提携。
△アドウェイズ <2489> [東証M]
12月7日付で東証1部へ市場変更。
△ストリーム <3071> [東証2]
21年1月期業績予想を上方修正。
△モルフォ <3653> [東証M]
英アームの「AIパートナープログラム」に参画。
△アステリア <3853>
松屋 <8237> がモバイルアプリ作成ツール「Platio」を採用。
△Sansan <4443> [東証M]
経団連事務局が「Sansan」導入。
△エアトリ <6191>
21年9月期業績予想を増額修正。
△NTN <6472>
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を引き上げ。
△ピースリー <6696> [東証M]
長野トヨタ自動車と次世代型ショールーム開発で提携。
△エンプラス <6961>
50万株を上限とする自社株買いを実施へ。
▼ビーロット <3452>
今期経常を一転72%減益に下方修正。
▼富士電機 <6504>
製品不具合に関する損失は103億円。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)クボテック <7709> 、(2)ショーケース <3909> 、(3)ダントーHD <5337> 、(4)レッグス <4286> 、(5)エンプラス <6961> 、(6)ランド <8918> 、(7)サイバーリン <3683> 、(8)アイホン <6718> 、(9)セレス <3696> 、(10)キャリインデ <6538> 。
値下がり率上位10傑は(1)ビーロット <3452> 、(2)アサンテ <6073> 、(3)HyAS&C <6192> 、(4)ラクーンHD <3031> 、(5)双信電機 <6938> 、(6)ミクシィ <2121> 、(7)ダイトウボウ <3202> 、(8)富士電機 <6504> 、(9)D・アクシス <4245> 、(10)リオン <6823> 。
【大引け】
日経平均は前日比353.92円(1.34%)高の2万6787.54円。TOPIXは前日比13.46(0.77%)高の1768.38。出来高は概算で13億3122万株。東証1部の値上がり銘柄数は1526、値下がり銘柄数は577となった。日経ジャスダック平均は3668.20円(9.00円高)。
[2020年12月1日]
株探ニュース
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