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宮越ホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 32106.05
高値 32484.40(13:13)
安値 31952.98(09:19)
大引け 32419.33(前日比 +475.40 、 +1.49% )
売買高 11億9918万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆2828億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅反発、一時500円超の上昇場面も
2.欧州株全面高と、米ハイテク株高受けリスクオン
3.米CPIは予想を下回り、米金融引き締め懸念後退
4.円高進行は警戒材料も、ドル買い戻しで心理改善
5.ソシオネクスなど半導体主力が高く、全体に貢献
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比86ドル高と3日続伸した。米CPIが市場予想を下回ったため、FRBによる利上げ局面の長期化観測が後退し、買いが優勢となった。
東京市場では、久々にリスク選好の流れが強まり、日経平均株価は大幅高で切り返した。上げ幅は一時500円を超える場面があった。
13日の東京市場は、終始買いが優勢の地合いで、日経平均は朝方こそいったん値を消す場面があったものの、その後は一貫して上値を追う展開となった。後場に入ると一段高で500円超の上昇をみせ、3万2000円台半ばまで水準を切り上げた。前日の欧州株市場が全面高だったほか、米国株市場でも発表された6月の米消費者物価指数(CPI)が市場コンセンサスを下回ったことから、FRBによる金融引き締め長期化への警戒感が後退、ハイテク株を中心に投資資金が流入した。これを受けて東京市場でも半導体関連をはじめハイテク系グロース株に買いが集まり、先物主導のインデックス買いも加わって全体を押し上げた。外国為替市場で急速に進む円高は警戒されたが、朝方に1ドル=138円台前半まで突っ込んだ後はドルが買い戻され、円安方向に押し戻されたことで、センチメントが改善した。
個別では、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体主力株が商いを伴い大きく買われた。ソフトバンクグループ<9984>も物色人気。ソニーグループ<6758>が値を上げ、キーエンス<6861>も上昇。三菱商事<8058>、リクルートホールディングス<6098>なども切り返した。第一三共<4568>、エーザイ<4523>が買い優勢だったほか、サイゼリヤ<7581>、三協立山<5932>が出来高を膨らませ急騰。アトラエ<6194>も高い。
半面、川崎汽船<9107>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などが利益確定売りで冴えず、ローソン<2651>、良品計画<7453>などは急騰の反動で値を大きく下げた。インターアクション<7725>、トレジャー・ファクトリー<3093>、TSIホールディングス<3608>はいずれも急落。東洋エンジニアリング<6330>、ゲオホールディングス<2681>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、アドテスト <6857>、SBG <9984>、東エレク <8035>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約223円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアステラス <4503>、花王 <4452>、ブリヂストン <5108>、SUBARU <7270>、イオン <8267>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約8円。
東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)サービス業、(2)電気機器、(3)精密機器、(4)医薬品、(5)卸売業。一方、下落率の上位5業種は(1)水産・農林業、(2)保険業、(3)空運業、(4)繊維製品、(5)ゴム製品。
■個別材料株
△寿スピリッツ <2222> [東証P]
第1四半期売上高は概算で45.5%増。
△出前館 <2484> [東証S]
3~5月期は営業赤字幅縮小で黒字化の期待膨らむ。
△CVSベイ <2687> [東証S]
脱コロナとインバウンド恩恵で今2月期業績予想を大幅増額。
△ケイブ <3760> [東証S]
前期の業績大幅改善を評価。
△三協立山 <5932> [東証P]
建材事業の価格改定効果で今期最終益84%増を計画。
△セラク <6199> [東証P]
エンジニア稼働率改善で今期は2期ぶり最高益更新へ。
△ソシオネクス <6526> [東証P]
売り出し価格決定で下げ一巡。
△ソニーG <6758> [東証P]
「ゲーム事業に重点投資」との報道。
△タナベCG <9644> [東証P]
自社株取得枠の倍増を好感。
△CSP <9740> [東証P]
第1四半期営業益41%増で上半期計画進捗率79%。
▼ホームポジ <2999> [東証S]
販売棟数が計画下回り今期業績・配当予想を下方修正。
▼チムスピ <4397> [東証G]
有価証券評価損や本社移転費で23年8月期赤字拡大へ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)サイゼリヤ <7581>、(2)三協立山 <5932>、(3)タナベCG <9644>、(4)宮越HD <6620>、(5)アトラエ <6194>、(6)セラク <6199>、(7)寿スピリッツ <2222>、(8)MSOL <7033>、(9)ヨシムラHD <2884>、(10)Appier <4180>。
値下がり率上位10傑は(1)インターアク <7725>、(2)トレファク <3093>、(3)TSIHD <3608>、(4)イオンファン <4343>、(5)ローソン <2651>、(6)東洋エンジ <6330>、(7)良品計画 <7453>、(8)トーホー <8142>、(9)タカラスタ <7981>、(10)MORESC <5018>。
【大引け】
日経平均は前日比475.40円(1.49%)高の3万2419.33円。TOPIXは前日比21.51(0.97%)高の2242.99。出来高は概算で11億9918万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1089、値下がり銘柄数は668となった。東証マザーズ指数は789.84ポイント(16.30ポイント高)。
[2023年7月13日]
株探ニュース
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