434円
ユー・エム・シー・エレクトロニクスのニュース
日経平均株価
始値 30311.98
高値 30560.49(09:08)
安値 30140.01(13:20)
大引け 30236.09(前日比 -56.10 、 -0.19% )
売買高 15億7991万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆8854億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、利益確定売りで後場マイナス圏に沈む
2.米株市場は主要指数が高安まちまちで東京市場も上昇一服感
3.鉱業、鉄鋼、非鉄など景気敏感株や半導体関連に売り目立つ
4.大型株は総じて軟調もファストリが大幅高で全体指数に貢献
5.東証1部全体の78%の銘柄が下落、売買代金は高水準を維持
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比90ドル高と3日続伸した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を受け、緩和的な金融政策は続くとの見方が強まり買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は寄り後大型株中心に買い優勢に傾く場面があったが、その後は利益確定売りに軟化し、後場はマイナス圏での推移となった。
18日の東京市場は、気迷いムードの強い地合いだった。前日の米国株市場では金融緩和が長期化するとの思惑からNYダウが最高値を更新したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続落となった。米長期金利の上昇を警戒するムードがあり、東京市場でも利益確定の動きを誘発した。それでも寄り直後は大口の買いが入り、日経平均は一時250円を上回る上昇をみせたが、買いは続かずその後は値を消す展開を余儀なくされた。決算発表の通過で手掛かり材料難となり買い気も盛り上がりを欠いた。鉱業、鉄鋼、非鉄といった景気敏感株が軟調だったほか、半導体関連株に利益確定の売りが目立つ展開に。東証1部全体の78%の銘柄が下落した。売買代金は2兆9000億円弱と高水準が続いている。
個別では、トヨタ自動車<7203>が軟調、ソニー<6758>も冴えない。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売りに押された。東京エレクトロン<8035>、日本電産<6594>、村田製作所<6981>なども安い。スクロール<8005>が値下がり率トップに売り込まれ、マネックスグループ<8698>も後場に利食われ急落した。ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>なども大きく値を下げた。
半面、ファーストリテイリング<9983>が売買代金を膨らませ異彩の大幅高で目を引く。日本航空<9201> ANAホールディングス<9202>など空運株が堅調だったほか、武田薬品工業<4502>もしっかり。オリエンタルランド<4661>も買いが優勢だった。アドウェイズ<2489>、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>、マネーパートナーズグループ<8732>などが大幅高、ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>も物色人気。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、中外薬 <4519> 、花王 <4452> 、テルモ <4543> 、エムスリー <2413> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約192円。うち169円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857> 、SBG <9984> 、トレンド <4704> 、東エレク <8035> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約66円。
東証33業種のうち上昇は電気・ガス業、空運業、医薬品の3業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)精密機器、(2)小売業、(3)陸運業、(4)食料品、(5)サービス業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)証券商品先物、(2)鉄鋼、(3)その他金融業、(4)鉱業、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△クシム <2345> [東証2]
暗号資産トレーディングシステムの開発に着手。
△ABCマート <2670>
今期最終を51%上方修正。
△駅探 <3646> [東証M]
マーベリックのスマホ向けインフィード広告事業を譲受。
△インタートレ <3747> [東証2]
関連会社が暗号資産交換業者の登録完了。
△チェンジ <3962>
「LoGoシリーズ」がコロナワクチン接種の予約受付に対応。
△アクリート <4395> [東証M]
3月に「SMS コネクト for LGWAN」の提供開始へ。
△ISID <4812>
経費精算システムがSUBARU <7270> に採用。
△デザインワン <6048>
エキテンとMicrosoft Bingとの連携開始。
△田中精密 <7218> [JQ]
21年3月期業績予想を上方修正。
△ルックHD <8029>
今期経常は42%増益へ。
▼神戸鋼 <5406>
北米油圧ショベル工場の生産停止。
▼日本空港ビル <9706>
公募増資などの実施で希薄化や需給悪化を懸念。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アドウェイズ <2489> 、(2)T&Gニーズ <4331> 、(3)宮越HD <6620> 、(4)マネパG <8732> 、(5)遠藤照明 <6932> 、(6)カドカワ <9468> 、(7)ワタベ <4696> 、(8)UMCエレ <6615> 、(9)パンチ <6165> 、(10)ルックHD <8029> 。
値下がり率上位10傑は(1)スクロール <8005> 、(2)ランド <8918> 、(3)JMS <7702> 、(4)メドピア <6095> 、(5)マネックスG <8698> 、(6)ガンホー <3765> 、(7)大有機 <4187> 、(8)TOWA <6315> 、(9)藍沢 <8708> 、(10)ボルテージ <3639> 。
【大引け】
日経平均は前日比56.10円(0.19%)安の3万0236.09円。TOPIXは前日比19.58(1.00%)安の1941.91。出来高は概算で15億7991万株。東証1部の値上がり銘柄数は406、値下がり銘柄数は1713となった。日経ジャスダック平均は3841.74円(33.84円安)。
[2021年2月18日]
株探ニュース
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