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日経平均株価
始値 27232.23
高値 27356.15(13:25)
安値 27071.71(09:39)
大引け 27333.79(前日比 +323.18 、 +1.20% )
売買高 16億4105万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆6788億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は323円高と急反発、2万7300円台に値を戻す
2.米地銀ファースト・リパブリックへの経営支援の動きを好感
3.米金融システム不安の後退を受け、日経平均先物などに買い
4.レーザーテクや東エレク、アドテストなど半導体関連株が高い
5.三菱UFJやみずほFGなど大手銀行株に買い入り堅調推移
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比371ドル高と反発した。米金融システムの混乱回避観測が強まり買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は急反発。米国の金融システム不安が後退し、前日の米株式市場が上昇したことが好感された。
前日の米株式市場では、NYダウが急反発。経営不安が続く米地銀のファースト・リパブリック・バンク
個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>といった半導体関連株が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やみずほフィナンシャルグループ<8411>といった大手銀行株もしっかり。ソニーグループ<6758>や村田製作所<6981>、日本電産<6594>などハイテク株が値を上げた。ファーストリテイリング<9983>やオリエンタルランド<4661>も堅調で、キーエンス<6861>やHOYA<7741>、三菱商事<8058>が買われた。ゆうちょ銀行<7182>が反発した。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が安く、商船三井<9104>や東京海上ホールディングス<8766>、日本郵政<6178>が軟調。JT<2914>やSCREENホールディングス<7735>が値を下げ、大成建設<1801>が急落した。ビジョナル<4194>が売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ファストリ <9983>、アドテスト <6857>、第一三共 <4568>、ソニーG <6758>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約130円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は大成建 <1801>、SBG <9984>、スクリン <7735>、東京海上 <8766>、クラレ <3405>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約7円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)精密機器、(3)陸運業、(4)電気機器、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)建設業、(3)海運業、(4)非鉄金属、(5)鉄鋼。
■個別材料株
△セーラー広告 <2156> [東証S]
子会社が行政・自治体向け観光マーケティング支援サービス開始。
△フロンテオ <2158> [東証G]
AIエンジンを搭載した平時監査支援システムの新製品を提供開始。
△クシム <2345> [東証S]
特別利益の計上見込みを材料視。
△Hamee <3134> [東証P]
第3四半期営業利益は通期計画を超過。
△GAテクノ <3491> [東証G]
第1四半期の最終赤字幅縮小を好感。
△サイバトラス <4498> [東証G]
期末に初配35円実施を好感。
△マクビープラ <7095> [東証G]
23年4月期業績予想の上方修正を好感。
△Eインフィニ <7692> [東証S]
北海道内の事業用風力発電所6基取得を材料視。
△サンリオ <8136> [東証P]
23年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△ファイバーG <9450> [東証P]
11万6800株を上限とする自社株買いを実施へ。
▼大成建 <1801> [東証P]
札幌の大型複合ビルの建設で施工不良が発覚。
▼エニグモ <3665> [東証P]
前期の大幅な減収減益決算を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ブレクスルー <2464>、(2)サンリオ <8136>、(3)日本新薬 <4516>、(4)ユーザーロカ <3984>、(5)アトラエ <6194>、(6)Hamee <3134>、(7)ベース <4481>、(8)Fスターズ <3687>、(9)トリケミカル <4369>、(10)冨士ダイス <6167>。
値下がり率上位10傑は(1)エニグモ <3665>、(2)ハブ <3030>、(3)大成建 <1801>、(4)三井住友建設 <1821>、(5)丸文 <7537>、(6)中部鋼鈑 <5461>、(7)中山鋼 <5408>、(8)合同鉄 <5410>、(9)タカショー <7590>、(10)アジュバン <4929>。
【大引け】
日経平均は前日比323.18円(1.20%)高の2万7333.79円。TOPIXは前日比22.32(1.15%)高の1959.42。出来高は概算で16億4105万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1350、値下がり銘柄数は423となった。東証マザーズ指数は762.59ポイント(25.94ポイント高)。
[2023年3月17日]
株探ニュース
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