2,941円
神田通信機のニュース
日経平均株価
始値 25087.30
高値 25279.94(09:07)
安値 24833.18(13:52)
大引け 24905.59(前日比 +65.75 、 +0.26% )
売買高 20億6535万株 (東証1部概算)
売買代金 4兆0746億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は6日続伸で朝方に2万5000円ライン突破
2.ワクチン開発期待からNYダウは一時1600ドル超の急騰
3.米株急騰を受け景気敏感株中心に買われるも後半は伸び悩む
4.空運、不動産、鉄鋼など買われ、半導体やゲーム関連は軟調
5.売買代金は4兆円を上回り、5ヵ月半ぶりの高水準に膨らむ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比834ドル高と大幅に反発した。米医薬品大手ファイザーが開発中の新型コロナワクチンが臨床試験で高い有効性を示したと発表したことを受け景気敏感株中心に買いが優勢となった。
東京市場では、景気敏感株を中心に買いが入り日経平均株価は上値追いを継続。ただ、朝方は400円超の上昇で2万5000円台を大きく回復したものの、その後は急速に伸び悩みマイナス圏に沈む場面もあった。
前日の米国株市場でNYダウが一時1600ドルを超える急騰をみせるなど、リスクオンの流れが加速したことを受け、本日の東京市場も大きく買いが先行して始まった。米国では製薬大手のファイザーが新型コロナウイルスのワクチン開発の臨床で好結果を得られたことを発表、これが強気相場を後押しする格好となった。ただ、これまで売り込まれていた銘柄が買い戻される一方、先駆して買われていたハイテク株などは売りに押されナスダック総合指数は大きく下げる展開となっており、東京市場でもこの資金シフトの動きが反映される形となった。空運や陸運、不動産、鉄鋼、金融セクターなどに買いが集まる一方、半導体など電機セクターやゲーム関連・オンライン関連といったコロナ禍で買われた銘柄に売られるものが目立った。東証1部の売買代金は4兆円を上回る活況ぶりで5月29日以来約5ヵ月半ぶりの高水準だった。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが高く、オリエンタルランド<4661>も大きく買われた。リクルートホールディングス<6098>が値を飛ばし、JAL<9201>、ANAホールディングス<9202>も揃って大幅高となった。資生堂<4911>も上昇。ヤマハ発動機<7272>が活況高となったほか、寿スピリッツ<2222>、関西みらいフィナンシャルグループ<7321>、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>、ラウンドワン<4680>、ジャムコ<7408>などストップ高銘柄も相次いだ。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、任天堂<7974>が大きく売られ、ソニー<6758>も値を下げた。ファーストリテイリング<9983>、エムスリー<2413>も安い。オイシックス・ラ・大地<3182>が急落、ブイキューブ<3681>の下げも目立つ。メディカル・データ・ビジョン<3902>、アイティメディア<2148>、ケネディクス<4321>などはストップ安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098> 、ファナック <6954> 、アサヒ <2502> 、資生堂 <4911> 、ヤマハ発 <7272> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約88円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファストリ <9983> 、エムスリー <2413> 、バンナムHD <7832> 、ネクソン <3659> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約222円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)空運業、(2)陸運業、(3)鉱業、(4)不動産業、(5)鉄鋼。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)情報・通信業、(3)精密機器、(4)海運業、(5)小売業。
■個別材料株
△安藤ハザマ <1719>
1800万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△神田通機 <1992> [JQ]
21年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△セントケア <2374>
今期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ。
△アズーム <3496> [東証M]
21年9月期営業利益2.0倍へ。
△メドレックス <4586> [東証M]
マイクロニードルのアプリケータに関する日本特許査定を取得。
△高砂香 <4914>
21年3月期営業利益予想を上方修正。
△ウィルG <6089>
21年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△萩原電気HD <7467>
今期経常を58%上方修正、配当も15円増額。
△島津 <7701>
21年3月期経常利益と配当予想を増額修正。
△ビジョン <9416>
20年12月期営業利益予想を上方修正。
▼ケネディクス <4321>
1-9月期(3Q累計)経常が42%減益で着地・7-9月期も81%減益。
▼JMDC <4483> [東証M]
海外公募増資と売り出しを嫌気。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)オープンドア <3926> 、(2)東祥 <8920> 、(3)ヤマハ発 <7272> 、(4)JAL <9201> 、(5)寿スピリッツ <2222> 、(6)関西みらい <7321> 、(7)T&Gニーズ <4331> 、(8)ラウンドワン <4680> 、(9)ANAHD <9202> 、(10)ジャムコ <7408> 。
値下がり率上位10傑は(1)オイシックス <3182> 、(2)ブイキューブ <3681> 、(3)MDV <3902> 、(4)ITメディア <2148> 、(5)エデュラボ <4427> 、(6)大真空 <6962> 、(7)GMO-GS <3788> 、(8)ケネディクス <4321> 、(9)ラクーンHD <3031> 、(10)エニグモ <3665> 。
【大引け】
日経平均は前日比65.75円(0.26%)高の2万4905.59円。TOPIXは前日比18.90(1.12%)高の1700.80。出来高は概算で20億6535万株。東証1部の値上がり銘柄数は1337、値下がり銘柄数は788となった。日経ジャスダック平均は3574.71円(54.48円安)。
[2020年11月10日]
株探ニュース
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