yuhsanさんのブログ

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最近書いたブログ

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    2014年を振り返って< 投資環境の変化と銘柄選択 >

     アベノミクスの2年間では、ほとんどの投資家が資産を増やしています。ただ、長期に株を持っていたからといって、ウィナーになるとは限りません。相場の波を読み、金融資産の大部分を、マーケットニーズに合致する銘柄を、底値期に買って、長く保有することです。単なる長期投資では、ウィナーになれないのです。 だれがウィナーになるかは、「いい株をいい時期に買うこと」に尽きます。以下は、「波乗り投資法」から、長期投資でウィナーにな... ...続きを読む

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    2014年を振り返って< 株価は需給で決まる >

     昨年の大発会(6日)は、いきなり382円の急落で始まり、新値を切りながら上昇すると考えていた大方の肝を冷やしたものです。その後1ヶ月の間に2,000円ほど下げ、14,000円の手前で下げ止まりました。 前年に、15兆円もの買いで日経平均を57%も上げた外国人が、売りに転じたことが原因とされています。それでは、14,000円で下げ止まったのは、だれが支えたのでしょうか。 日銀、年金基金、郵貯、国内金融機関……。... ...続きを読む

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    2014年を振り返って< だれがウィナーか >

     明けましておめでとうございます。 昨年は、アベノミクスの2年目。でも、一昨年とはだいぶ変わりましたね。 「どのように変わったのでしょうか?」 「だれがウィナーだったのでしょうか?」 アベノミクス相場という大きな流れの中で、マーケットに起こった投資環境の変化を各方面から分析してみたいと思います。そして今年の相場と投資方針を、どのように策定してゆくのかを考えることにします。 今日は、アベノミクス相場のウィナーにつ... ...続きを読む

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    今年の株式市場

     今年の市場は、イベントとしては、年後半の2ヶ月に集中しているようにみえます。 年初から10月までは、16,000円から14,000円のレンジ相場でしたが、10月の30日に、日銀の追加金融緩和とGPIF改革とが発表されると、情勢は一変し2,000円の上昇相場となりました。為替も110円の壁を一気に抜けて、120円までの円安トレンドが形成されたのです。 サプライズは、これで終わりかと思っていたら、今度は11月の勤... ...続きを読む

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    1-17 株の世界へようこそ

     ここまでで、「波乗り投資法」について、大まかにご理解いただけたことと思います。 それでは「波乗り投資法」を使って、いよいよ株の世界に入ることにしましょう。 この世界は、金儲けの亡者たちがうようよしている世界です。日ごろ住んでいる世界とは、大きく違っています。一番の違いは、人間関係にあるような気がします。 すべては「投資は個人責任」の大原則の下で、なにをいっても責任を追及されません。そのため、たいそうな肩書きを... ...続きを読む

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    1-16 投資環境を作るのは政治の役目です

     株価の見通しは、安倍内閣が誕生し、民主党政権が自民党を中心とする政権に移ったことで、大きく変わりました。総選挙が決まった2012年12月14日の8,664円から、13年12月末の16,291円まで88%も上昇したのです。 政治が株価を押し上げたことは間違いありません。安倍内閣は、経済対策として「三本の矢」を掲げ、公共事業、円高是正、構造改革と、民主党政権にはなかった政策を次々と打ち出しました。この政策は、「ア... ...続きを読む

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    1-15 情報と情報の価値

     情報が株価を動かすということは、今も昔も変わりあません。戦争勃発や石油掘削などの情報をいち早く入手して、株で大もうけしたという話は、今でも語り継がれています。証券会社などでは、収益の源泉になる情報の入手に、費用を惜しまないようです。 ただ、今日のような情報社会では、株価を動かすような情報は、ほとんど一瞬のうちに世界中に伝わりますから、その情報で株取引をしても、大儲けになるとは限りません。むしろ裏情報をひそかに... ...続きを読む

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    EPSと時価総額経営

     会社の規模を表わす指標としては、資本金が一般的に使われています。官庁などによって基準はまちまちのようですが、資本金が100億円以上は大企業、10~100億円中規模企業、10億円以下は小企業というように。 株式市場では、2000年ころから、無額面株券が一般化し、株券も電子化されるようになって、会社の買収価格(時価総額)が、会社の規模を表わすようになってきました。 時価総額は、時価総額=株価×発行済み株式数 で表... ...続きを読む

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    これからの相場見通し

     11月の相場は、日銀の追加金融緩和とGPIF改革が同時に発表されて、サプライズの大幅高で始まりました。今回の日銀の追加金融緩和は、政策会合でもその後の発表会でも「おおもめ」だったそうです。 市場では政策変更を求めて、あれだけ騒いでいたのが、発表と同時に反対に回るのはどういうことでしょうか。おそらく、委員も記者も、会社での見通しの違いを指摘されるのが怖いので、反対にまわったとしか考えられません。 ただ、日本のマ... ...続きを読む

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    1-14 絶対に儲かる投資法?

     以前、証券会社では「この株は絶対上がります」といって、株を勧めていました。今こんな証券会社はどこにもありません。それどころか、この業界では「絶対」という言葉は、禁句にさえなっています。本当に、「絶対に儲かる株」はないのでしょうか。 投資をする場合に「絶対の真理」があれば、これに従った行動を取れば儲けられ、反すれば損になります。夢のような法則ですが、なんとか見つけたいものです。 昔からある株のことわざや格言の中... ...続きを読む

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    1-13 バブルに学ぶこと

     最近、「昭和レトロ」という言葉を聞くようになりました。平成生まれの人が増えて、昭和は過去の遺物になろうとしているのです。それでも株式市場にとって、決して忘れられないものがあります。あのバブルの記憶です。 昭和バブル(土地、資産バブル)は1983年、株価8,000円をスタートとし、以後2桁の伸びで上昇し、89年末には歴史的な39,000円をつけて弾けました。きっかけは、89年12月に日銀総裁に就任した三重野氏の... ...続きを読む

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    1-12 企業の発展とともに

     「投資できる資金をすべて株式で運用し、上昇期に大きく増やし、下落期には持ち株を抱えて冬眠に入った場合、次の相場に入るときに、前より資産が増えている保証はないでしょう?」 「特に、バブル以降の20年間のように、株価が長期低迷を続けていれば、減っている可能性も高いように思えますが……」 もちろん、その可能性もないとはいえません。 考え方としては、4~5年に1回ある停滞期から上昇、天井、下落、そして次の相場に入る停... ...続きを読む

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    GPIFの効果じわりと

     「株は需給で決まる」この言葉ほど、今日の大幅な上げを説明するものを知りません。 GPIFの日本株配分の大幅引き上げについては、すでに昨日の夜半のシカゴ相場で流れ、朝方から高かったのですが、1時半ころ日銀の追加緩和が発表されると、売り大手の外国人は、「恐怖に駆られ」いっせいに売りから買いに転換したようです。結果は今年最大の上げ幅となって、年初来高値を一気に抜いてきました。 今年に入ってからの株価は、16,000... ...続きを読む

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    1-11 単なる長期投資ではありません

     長期投資というと、「親の遺産で入手した株を、売るに売られずに持っているうちに、いつの間にか株数が増え、株価が上がり、気がついたら大金持ちになっていた」といったイメージがあります。 バブルのとき、松下電産(今のパナソニック)が、額面割り当てによる増資、増資の繰り返しで、何百倍になった話や、ITバブルのとき、ヤフー1株が億単位で公開され、株式分割を繰り返すことで何百億になったという話は、夢の話ではありません。 と... ...続きを読む

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    1-10 目的と目標をはっきりさせましょう

     「株式投資の目的は?」と聞かれたら、「株で儲けることです」と答える人がほとんどです。でも「なんのために儲けるの?」となると、千差万別です。中には目的を持たないでただ「面白そうだから」とか「人に勧められたから」という人もいるかも知れません。 なにごとも新しいことを始めるにあたっては、はっきりした目的を持つことが必要ですが、特に株式投資に当たっては、このことが重要になります。投資の成果を挙げるには、長い時間が必要... ...続きを読む

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    あの「下げ」はなんだった?

     今年に入って、比較的静かだった株価が、9月26日の高値16,374円から、10月17日の14,529円へと、わずか20日間に1,845円も急落しました。アベノミクスが第一幕から第二幕へ切り替わったとき、1ヶ月間に3,360円下げましたが、それ以来の大幅な下げです。なにがあったのでしょうか。 この間に目立ったところでは、9月末までの国内金融機関による決算対策と思われるETF売りと、10月に入ってからはGS社によ... ...続きを読む

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    1-9 国内株式にこだわる理由

     昔から資産三分法というのがあります。資産を現金、不動産、株式に三分割し、それぞれの長所を組み合わせて、予想される変化に備えるというものです。 今日では金融商品として、外国為替、外国債券、国債、金取引、穀物・原油などの商品相場、アパートマンション経営、社債、定期預金……、思いつくままあげてもこれだけあります。利殖雑誌、講演会などでは、これらを組み合わせた上で、時期をずらすのが、もっとも望ましいとしています。代表... ...続きを読む

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    1-8 投資にプロはいません

     「プロになって、その道の頂点に立ちたい」との思いは誰にもあります。「会社を辞めて株で生活します!」という人も結構いるようです。株で生活するということは、収入源を株に頼ること、つまりプロの投資家になることです。 その道を極めるためには、腕と道具、それに修行が必要といわれています。囲碁、ゴルフなどには、それぞれに、プロとアマとが明確に区別され、プロになるには相当険しい道のりが待っています。 株にもプロがいるようで... ...続きを読む

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    60万円を20億円にした話

     10月16日のテレビ東京「モーニングサテライト」で、60万円を20億円にした32歳の男性の話を紹介していました。 19歳で専門学校を中退し、ニート生活を続けていましたが、23歳からバイトでためた60万円で株を購入し、10年間に3,000倍までに増やしたそうです。投資の基本は、あまり着目されていない中小型株を、決算短信で詳細に分析し、企業の成長性に着目して、大量に買うことでした。 企業のファンダメンタルを、決算... ...続きを読む

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    1-7 短期投資はギャンブルです

     株式投資を始めるきっかけが、小額資金をゲーム感覚でという人は多いようです。そういう人たちは、 「全財産を株式に投じていない」 「相場観を持たない」 という共通点があります。 全財産を株に投じていないので、カジノでゲームを興じるような感覚で、株に挑戦しています。よく勉強をしているようですが、それはゲームに勝つためのもので、チャート分析が中心です。 儲けになると思えば、外国為替でも、商品でも、先物でも、なんでもや... ...続きを読む