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日経平均株価
始値 28654.07
高値 28828.21(12:30)
安値 28586.36(09:02)
大引け 28794.50(前日比 -135.83 、 -0.47% )
売買高 9億2087万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆1255億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は135円安と続落、朝安後に下げ渋る展開に
2.19日のNYダウは米金利上昇を警戒し292ドル安
3.中国人民銀行の利下げを受け日経平均は安値から値を戻す
4.東エレクやアドテスト、新光電工など半導体関連株が安い
5.三菱商や伊藤忠、三井物、丸紅といった商社株が買われる
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比292ドル安と反落した。米長期金利の上昇を受け、割高感の強まったハイテク株を中心に売りが優勢となった。
週明けの東京市場では、日経平均株価は3日続落。前週末の米株安を受け朝方は大きく値を下げたが、中国の利下げも好感され後場にかけて下げ渋った。
前週末19日の米株式市場では、NYダウが下落した。米長期金利上昇が警戒されハイテク株が売られた。この流れを受けた週明けの東京市場も軟調に推移。寄り付きは276円安でスタートし一時340円を超す下落となった。半導体関連などハイテク株が売られた。ただ、午前10時過ぎに中国人民銀行が利下げに踏み切ったことが伝わると日経平均は値を戻し前場は124円安で取引を終えた。午後に入ってからは、様子見姿勢が強まり130円安前後での一進一退が続いた。26日のジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に手控え姿勢が強まった。
個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が安く、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、新光電気工業<6967>といった半導体関連株が値を下げた。日本郵船<9101>や商船三井<9104>など海運株が軟調。キーエンス<6861>や信越化学工業<4063>、リクルートホールディングス<6098>が売られた。
半面、INPEX<1605>やENEOSホールディングス<5020>といった石油関連株が高く、三菱商事<8058>や三井物産<8031>、丸紅<8002>、伊藤忠商事<8001>といった商社株も買われた。セブン&アイ・ホールディングス<3382>や小野薬品工業<4528>、エイチ・アイ・エス<9603>などが値を上げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568>、KDDI <9433>、セブン&アイ <3382>、アステラス <4503>、塩野義 <4507>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約30円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、ファナック <6954>、ダイキン <6367>、TDK <6762>、ファストリ <9983>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約87円。
東証33業種のうち上昇は16業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)石油石炭製品、(3)医薬品、(4)保険業、(5)電気・ガス業。一方、下落率の上位5業種は(1)電気機器、(2)非鉄金属、(3)証券商品先物、(4)サービス業、(5)機械。
■個別材料株
△ジェイエイシ <2124> [東証P]
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を引き上げ。
△いちご <2337> [東証P]
1200万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△あいHD <3076> [東証P]
23年6月期は増収増益で増配を予想。
△チエル <3933> [東証S]
「小中『英語』でデジタル教科書を先行導入」との報道。
△田中化研 <4080> [東証S]
業績高変化で底値離脱の動き鮮明に。
△アクリート <4395> [東証G]
25年12月期の営業利益目標30億円を引き続き材料視。
△室町ケミカル <4885> [東証S]
バイオディーゼル燃料の精製装置を開発。
△アサヒ陶 <5341> [東証S]
ベトナムの複数の集合住宅で正式採用が決定。
△オーケーエム <6229> [東証S]
今朝のテレビ東京系「モーサテ」で紹介される。
△サンウッド <8903> [東証S]
自社株買いと増配の実施を好感。
▼富士石油 <5017> [東証P]
シティインデックスの保有割合が約半減。
▼北川精機 <6327> [東証S]
今期の経常2ケタ減益見通しをマイナス視。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)サーラ <2734>、(2)ビーロット <3452>、(3)レアジョブ <6096>、(4)ニッカトー <5367>、(5)いちご <2337>、(6)ジェイエイシ <2124>、(7)浅沼組 <1852>、(8)あいHD <3076>、(9)小野薬 <4528>、(10)共和電 <6853>。
値下がり率上位10傑は(1)富士石油 <5017>、(2)エフオン <9514>、(3)テスHD <5074>、(4)FFJ <7092>、(5)SREHD <2980>、(6)チェンジ <3962>、(7)ユニプレス <5949>、(8)りたりこ <7366>、(9)ウイングアク <4432>、(10)メック <4971>。
【大引け】
日経平均は前日比135.83円(0.47%)安の2万8794.50円。TOPIXは前日比1.93(0.10%)安の1992.59。出来高は概算で9億2087万株。東証プライムの値上がり銘柄数は798、値下がり銘柄数は956となった。東証マザーズ指数は733.26円(15.08円安)。
[2022年8月22日]
株探ニュース
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