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総合メディカルホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 22753.24
高値 22819.92(09:39)
安値 22715.13(10:48)
大引け 22799.81(前日比 +49.21 、 +0.22% )
売買高 11億0085万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0733億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は5日続伸で年初来高値更新続く、約1年ぶりの高値圏を走る展開
2.海外筋による先物買い戻しに加え、企業の業績底入れ期待から実需の買いも
3.日経平均は前日終値近辺でのもみ合いを経て、終盤になって買い戻しで浮上
4.米株市場に追随し半導体関連への資金流入継続、医薬品株なども総じて高い
5.個人投資家主導で材料株物色意欲は根強く、小型株指数の上昇が目立つ状況
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは28ドル安と反落した。好決算を発表したダウやマイクロソフトが買われたものの、決算が市場予想に反して減収だったスリーエムが急落し指数を押し下げた。
東京市場では、売り買いを交錯の展開で日経平均株価の上値は重かったものの、終盤になって買い戻しが優勢となり5日連続で年初来高値更新となった。
25日の東京市場は、引き続き上値指向の強さをみせ、日経平均は一時2万2800円台を回復。大引けはわずかに2万2800円には届かなかったとはいえ新値街道を走る展開が続き、昨年10月17日以来約1年ぶりの高値圏に位置している。前日の米国株市場では主要株指数が高安まちまちだったものの半導体関連株への資金流入が目立っており、これを東京市場も引き継ぐ形で同関連株を中心にリスク選好の流れが続いた。内需では医薬品株も総じて高い。全般は海外ファンド筋による空売りの買い戻しに加え、企業の決算発表本格化を前に業績底入れ期待を背景とした実需買いも観測されている。東証1部の売買代金は2兆円台をキープしたものの引き続き盛り上がりを欠いている。ただ、材料株の物色意欲は根強く、大型株指数に比べ小型株指数の上昇が目立っている。
個別では、エーザイ<4523>が断トツの売買代金をこなし大幅高、東京エレクトロン<8035>など半導体関連も高く、ディスコ<6146>は値上がり率でも上位に食い込んだ。日本電産<6594>、キーエンス<6861>、安川電機<6506>も上昇した。サイバネットシステム<4312>が急騰、信越ポリマー<7970>も値を飛ばした。図研<6947>、東洋シヤッター<5936>が大幅高、オルトプラス<3672>も物色人気。
半面、任天堂<7974>が売られ、ファーストリテイリング<9983>も軟調。ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、村田製作所<6981>が売り優勢。KDDI<9433>、NTT<9432>なども軟調。エイトレッド<3969>、レッグス<4286>が急落、CEホールディングス<4320>も大幅安。enish<3667>、ソースネクスト<4344>などの下げも目立つ。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はエーザイ <4523> 、東エレク <8035> 、中外薬 <4519> 、アドテスト <6857> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約69円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、KDDI <9433> 、ファミマ <8028> 、クラレ <3405> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約47円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)精密機器、(3)水産・農林業、(4)非鉄金属、(5)金属製品。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)証券商品先物、(3)情報・通信業、(4)パルプ・紙、(5)保険業。
■個別材料株
△PCNET <3021> [東証2]
「イヤホンガイド」が吉野ビジターズビューローで採用。
△サイバネット <4312>
今期経常を一転24%増益に上方修正、配当も大幅増額。
△洋シヤタ <5936>
上期経常を73%上方修正、通期も増額、配当も3円増額。
△ダイハツデ <6023> [東証2]
上期経常を一転13%増益に上方修正。
△A&T <6722> [JQ]
1-9月期(3Q累計)経常が9.9倍増益で着地。
△図研 <6947>
三菱UFJMS証券が新規「バイ」でカバレッジを開始。
△アルゴグラフ <7595>
三菱UFJMS証券が新規「バイ」でカバレッジを開始。
△セブン工業 <7896> [東証2]
今期経常を一転2%増益に上方修正。
△信越ポリ <7970>
7-9月期(2Q)経常は3%増益、自社株買いの実施を発表。
△総合メデHD <9277>
上期経常が22%増益で着地・7-9月期も52%増益。
▼クラレ <3405>
米工場火災事故の和解金を特別損失として計上。
▼ゼビオHD <8281>
上期経常を一転27%減益に下方修正、通期も減額。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)サイバネット <4312> 、(2)信越ポリ <7970> 、(3)ディスコ <6146> 、(4)図研 <6947> 、(5)洋シヤタ <5936> 、(6)トランコム <9058> 、(7)オルトP <3672> 、(8)TOWA <6315> 、(9)YMRH <6274> 、(10)エーザイ <4523> 。
値下がり率上位10傑は(1)エイトレッド <3969> 、(2)レッグス <4286> 、(3)CEHD <4320> 、(4)クラレ <3405> 、(5)ネクステージ <3186> 、(6)システナ <2317> 、(7)アジア投資 <8518> 、(8)ケミファ <4539> 、(9)enish <3667> 、(10)M&Aキャピ <6080> 。
【大引け】
日経平均は前日比49.21円(0.22%)高の2万2799.81円。TOPIXは前日比4.70(0.29%)高の1648.44。出来高は概算で11億0085万株。東証1部の値上がり銘柄数は1285、値下がり銘柄数は735となった。日経ジャスダック平均は3478.79円(7.80円高)。
[2019年10月25日]
株探ニュース
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