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京阪神ビルディングのニュース
日経平均株価
始値 30077.27
高値 30213.28(09:58)
安値 30044.43(09:02)
大引け 30168.27(前日比 +496.57 、 +1.67% )
売買高 14億6095万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆9211億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は496円高と急反発、前日の下げ分を取り返す上昇
2.NYダウ大幅高で最高値更新、ワクチン普及期待でリスク選好に
3.海運、鉄鋼、機械など景気敏感買われ、半導体関連も切り返し
4.業種別には33業種中30業種が上昇する買い気の強い地合い
5.値上がり銘柄は6割強も売買代金は2兆9000億円台と活況
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比424ドル高と4日続伸した。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で金融緩和政策の継続を強調したことを受け、景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では前日の米株高を受け大きくリスクオンに傾き、日経平均株価は大幅高で、前日の下げ分を取り返す展開となった。
25日の東京市場は、前日とは正反対の展開でリスク選好ムードの強い地合いとなった。米国株市場でNYダウが大幅高で過去最高値を更新したほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も反発に転じたことで市場心理が改善、主力株を中心に広範囲に買い戻される展開となった。新型コロナワクチンの普及期待が一段と高まるなか、米株高に追随する形で海運、鉄鋼、機械といったグローバル景気に敏感なセクターや、半導体などハイテクセクターも上昇して全体指数を押し上げた。業種別では東証1部33業種中、30業種が上昇する買い気の強い地合い。ただし個別株ベースでみると、東証1部の値上がり銘柄数は1400に届かず、全体の6割強にとどまっている。売買代金は3兆円には届かなかったものの2兆9000億円台まで膨らみ活況相場の様相を呈した。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>、任天堂<7974>が大きく買われたほか、ファーストリテイリング<9983>も上値指向が強い。ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>も買いが優勢だった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもしっかり。村田製作所<6981>、日本電産<6594>などが高く、エムスリー<2413>も上昇した。Orchestra Holdings<6533>、プロパティエージェント<3464>が値を飛ばし、前田道路<1883>も大幅高、東洋エンジニアリング<6330>も物色人気。
半面、イオン<8267>が下落、テルモ<4543>も軟調。セブン&アイ・ホールディングス<3382>も値を下げた。シュッピン<3179>、オンワードホールディングス<8016>が大幅安、アルテック<9972>、日医工<4541>も大きく値を下げた。ブルドックソース<2804>、キャリアリンク<6070>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、ファナック <6954> 、東エレク <8035> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約270円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はイオン <8267> 、中外薬 <4519> 、スズキ <7269> 、テルモ <4543> 、セブン&アイ <3382> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約27円。
東証33業種のうち30業種が上昇し、下落は小売業、電気・ガス業、医薬品の3業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)ゴム製品、(2)その他製品、(3)金属製品、(4)その他金融業、(5)海運業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)食料品、(2)空運業、(3)倉庫運輸関連、(4)化学、(5)水産・農林業。
■個別材料株
△SUMCO <3436>
SMBC日興証券が目標株価2800円に引き上げ。
△PRTIME <3922>
グライダーアソシエイツと動画流通パッケージを提供開始。
△アルメタクス <5928> [東証2]
21年3月期経常損益予想を一転黒字に上方修正。
△KeePer <6036>
ドコモショップでスマホコーティング開始。
△メタップス <6172> [東証M]
「LINE WORKS」とAPI連携を開始。
△前沢給装 <6485>
1→2への株式分割の実施や配当増額を好感。
△ヨシタケ <6488> [JQ]
3月末株主に対する1→2の株式分割を好感。
△ニチリョク <7578> [JQ]
1→5への株式分割実施。
△三井物 <8031>
自社株取得と自己株消却による需給好転を評価。
△京阪神ビル <8818>
政策保有株売却で今期業績予想の大幅増額と自社株買いも発表。
▼不二製油G <2607>
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を格下げ。
▼INC <7078> [東証M]
東証が本日から信用規制。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ランド <8918> 、(2)オーケストラ <6533> 、(3)前田道 <1883> 、(4)プロパティA <3464> 、(5)三井松島HD <1518> 、(6)ODK <3839> 、(7)ベイカレント <6532> 、(8)ファーマF <2929> 、(9)エスクリ <2196> 、(10)東洋エンジ <6330> 。
値下がり率上位10傑は(1)エコーTD <7427> 、(2)シュッピン <3179> 、(3)オンワード <8016> 、(4)アルテック <9972> 、(5)日医工 <4541> 、(6)エーアイテイ <9381> 、(7)アレンザHD <3546> 、(8)アトラ <6029> 、(9)イオン <8267> 、(10)サーバワクス <4434> 。
【大引け】
日経平均は前日比496.57円(1.67%)高の3万0168.27円。TOPIXは前日比23.16(1.22%)高の1926.23。出来高は概算で14億6095万株。東証1部の値上がり銘柄数は1383、値下がり銘柄数は707となった。日経ジャスダック平均は3834.05円(14.69円高)。
[2021年2月25日]
株探ニュース
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