2,648円
フジシールインターナショナルのニュース
日経平均株価
始値 20140.49
高値 20185.00(10:10)
安値 19902.93(14:59)
大引け 19914.78(前日比 -352.27 、 -1.74% )
売買高 13億2977万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1578億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は後場下げ幅拡大、350円超の下げで2万円大台割れ
2.前日の米国株市場でNYダウなどが続急落、リスク回避の流れに
3.パウエルFRB議長が米経済の低迷長期化に言及し市場心理悪化
4.企業の決算発表が佳境となるなか、全般買い手控えムードも強い
5.米先物安やアジア株安横目に値下がり銘柄は全体の9割に達する
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比516ドル安と3日続落した。パウエルFRB議長が講演を行い、経済の長期的な停滞リスクについて言及したことで景気停滞懸念から売りが優勢となった。
東京市場では、米経済先行きに対する警戒感を背景に前日の米株安に追随、日経平均株価は2万円大台を割り込んで引けた。
14日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が連日の大幅安となったことを受け、リスク回避の売りに晒された。パウエルFRB議長が講演で新型コロナウイルスの影響により米経済の停滞が長期化することに強く言及し、米国株市場ではこれを嫌気して値を崩したが、この流れが東京市場にも波及した。軟調な米株価指数先物やアジア株市場を横目に、日経平均は後場後半に下げ幅を300円超に広げ2万円台を割り込み、結局この日の安値圏で引けた。個別では国内企業の決算発表が佳境を迎えるなか、その内容によって明暗を分ける形になったが、今期業績見通しが開示できない企業も多く買い手控えムードが強い。東証1部全体の約9割の銘柄が値を下げる売り圧力の強い地合いとなった。売買代金は2兆2000億円弱にとどまった。
個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が軟調。ソニー<6758>が安く、トヨタ自動車<7203>も値を下げた。東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連が水準を切り下げ、キーエンス<6861>、村田製作所<6981>も売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも冴えない。イーレックス<9517>が急落、大和ハウス工業<1925>も大幅安。エン・ジャパン<4849>などの下げも目立った。
半面、武田薬品工業<4502>、第一三共<4568>など薬品株の一角が上昇、ネクソン<3659>も商い活況のなか大幅高。資生堂<4911>も堅調。TATERU<1435>が急騰したほか、フジシールインターナショナル<7864>、NISSHA<7915>、メディカル・データ・ビジョン<3902>などがストップ高に買われた。メガチップス<6875>も大幅高に買われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568> 、武田 <4502> 、エムスリー <2413> 、エーザイ <4523> 、KDDI <9433> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約29円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファナック <6954> 、東エレク <8035> 、リクルート <6098> 、アドテスト <6857> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約101円。
東証33業種のうち上昇は医薬品のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)陸運業、(2)食料品、(3)化学、(4)水産・農林業、(5)保険業。一方、下落率の大きかった5業種は(1)海運業、(2)建設業、(3)鉄鋼、(4)金属製品、(5)ゴム製品。
■個別材料株
△TATERU <1435>
1-3月期(1Q)経常は赤字縮小で着地。
△ケアネット <2150> [東証M]
1-3月期(1Q)経常は56%増益・上期計画を超過。
△富士山MS <3138> [東証M]
1-3月期(1Q)経常は2.5倍増益・上期計画を超過。
△デュアルT <3469> [東証2]
7-3月期(3Q累計)経常は3.4倍増益・通期計画を超過。
△MDV <3902>
1-3月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。
△BBSec <4398> [JQ]
1-3月期(3Q)経常は84%増益、今期配当を10円に修正。
△メドピア <6095> [東証M]
上期経常が60%増益で着地・1-3月期も2.1倍増益。
△野村マイクロ <6254> [JQ]
20年3月期営業5割増益。
△メガチップス <6875>
20年3月期経常益は計画上振れ着地で今期3.6倍増益見通し。
△NISSHA <7915>
上期税引き前を赤字縮小に上方修正。
▼コカBJH <2579>
20年12月期業績予想の未定への変更を嫌気。
▼KHネオケム <4189>
20年12月期業績予想を下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)TATERU <1435> 、(2)フジシール <7864> 、(3)藤久 <9966> 、(4)NISSHA <7915> 、(5)メガチップス <6875> 、(6)MDV <3902> 、(7)ネクソン <3659> 、(8)グレイス <6541> 、(9)長大 <9624> 、(10)東応化 <4186> 。
値下がり率上位10傑は(1)沢藤電 <6901> 、(2)イーレックス <9517> 、(3)オロ <3983> 、(4)ロランドDG <6789> 、(5)JBR <2453> 、(6)クレハ <4023> 、(7)大和ハウス <1925> 、(8)ミロク情報 <9928> 、(9)Dガレージ <4819> 、(10)ベルーナ <9997> 。
【大引け】
日経平均は前日比352.27円(1.74%)安の1万9914.78円。TOPIXは前日比28.14(1.91%)安の1446.55。出来高は概算で13億2977万株。東証1部の値上がり銘柄数は190、値下がり銘柄数は1952となった。日経ジャスダック平均は3228.33円(39.40円安)。
[2020年5月14日]
株探ニュース
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