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三菱重工業のニュース
【↑】日経平均 大引け| 4日続伸、米CPIや国内GDPを好感し買い優勢 (8月15日)
日経平均株価
始値 36381.40
高値 36885.16(12:40)
安値 36381.40(09:00)
大引け 36726.64(前日比 +284.21 、 +0.78% )
売買高 17億5093万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆4035億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日続伸、リスク選好の地合い続く
2.米CPIの伸び鈍化で9月FOMCでの利下げに期待
3.4~6月期国内GDPは予想上回るプラスで追い風
4.半導体主力の一角や銀行などバリュー株に強さ
5.米重要指標を控え、後場の日経平均は伸び悩む
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比242ドル高と続伸した。米CPIがインフレ鈍化を示したことを受け、9月の米利下げ期待が広がり買いが優勢となった。
東京市場では、主力株をはじめリスク選好の流れが継続し日経平均株価は上値を追った。後場は上げ幅を縮小したものの、ボラティリティは低下傾向にある。
15日の東京市場は、前日の欧米株高を受け買い優勢の地合いが続いた。米国株市場では7月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が鈍化し事前予想も下回ったことから、FRBによる9月利下げの可能性に期待する形で景気敏感株などを中心に買いが入った。東京市場でも米CPIを受けて投資家のセンチメントが改善、朝方に発表された4~6月期の国内GDPがコンセンサスを上回るプラス成長となったこともポジティブ視された。半導体の一角や銀行などバリュー株の一角に投資資金が流入した。ただ、日本時間今晩に7月の米小売売上高や週間の米新規失業保険申請件数などの発表を控え、この結果を見極めたいとの思惑から後場は伸び悩む展開となった。プライム市場の値上がり銘柄数も1000あまりで全体の6割強を占めるにとどまった。
個別では、売買代金首位のレーザーテック<6920>、同2位のディスコ<6146>がいずれも買い優勢だったほか、三菱重工業<7011>も活況高となった。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも大きく上値を伸ばした。ソフトバンクグループ<9984>も値を上げ、ソシオネクスト<6526>も物色人気。ファーストリテイリング<9983>も上昇した。ネットプロテクションズホールディングス<7383>、ベース<4481>がストップ高となったほか、アイスタイル<3660>も一時値幅制限いっぱいに買われた。KADOKAWA<9468>も大幅高となった。
半面、アドバンテスト<6857>が軟調、キーエンス<6861>も利益確定売りで下値を試す展開に。リクルートホールディングス<6098>が下落、ソニーグループ<6758>も冴えない。任天堂<7974>も軟調。Sun Asterisk<4053>はストップ安に売られ、メドレー<4480>、プラスアルファ・コンサルティング<4071>、恵和<4251>、テスホールディングス<5074>なども急落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、SBG <9984>、中外薬 <4519>、電通グループ <4324>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約189円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098>、アドテスト <6857>、信越化 <4063>、キーエンス <6861>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約67円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)証券商品先物、(3)石油石炭製品、(4)海運業、(5)非鉄金属。一方、下落率の上位5業種は(1)サービス業、(2)空運業、(3)化学、(4)陸運業、(5)電気機器。
■個別材料株
△ペッパー <3053> [東証S]
24年12月期業績予想の上方修正と「継続企業の前提に関する注記」解消。
△すかいらーく <3197> [東証P]
価格改定効果で24年12月期業績・配当予想を増額修正。
△アイスタイル <3660> [東証P]
25年6月期最高益更新計画を評価。
△AIクロス <4476> [東証G]
好決算発表プラス株主優待導入。
△JTOWER <4485> [東証G]
米企業が1株3600円でTOB。
△ペルセウス <4882> [東証G]
東証が信用規制の臨時措置解除・4~6月期は赤字幅縮小。
△ファーストA <5588> [東証G]
経理DX向け製品好調で1~6月期経常利益87%増。
△ネットプロ <7383> [東証P]
未払い率良化などで25年3月期利益予想を上方修正。
△かんなん丸 <7585> [東証S]
株主優待制度の再開を材料視。
△バイセル <7685> [東証G]
買取・販売好調で今期業績・配当予想を上方修正。
▼サンアスタ <4053> [東証P]
6月中間期は経常利益32%減で通期計画進捗率30%。
▼JMC <5704> [東証G]
試作案件の減少響き24年12月期業績予想を下方修正。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ネットプロ <7383>、(2)ベース <4481>、(3)アイスタイル <3660>、(4)ピジョン <7956>、(5)カドカワ <9468>、(6)電通グループ <4324>、(7)日本マイクロ <6871>、(8)Appier <4180>、(9)ローツェ <6323>、(10)ソシオネクス <6526>。
値下がり率上位10傑は(1)サンアスタ <4053>、(2)メドレー <4480>、(3)PAコンサル <4071>、(4)スカラ <4845>、(5)恵和 <4251>、(6)テスHD <5074>、(7)オーケストラ <6533>、(8)エムアップ <3661>、(9)オイシックス <3182>、(10)ホットランド <3196>。
【大引け】
日経平均は前日比284.21円(0.78%)高の3万6726.64円。TOPIXは前日比18.85(0.73%)高の2600.75。出来高は概算で17億5093万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1018、値下がり銘柄数は577となった。東証グロース250指数は592.74ポイント(0.16ポイント安)。
[2024年8月15日]
株探ニュース
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