1,039円
三井ハイテックのニュース
日経平均株価
始値 27990.47
高値 28036.47(09:15)
安値 27786.44(14:39)
大引け 27833.29(前日比 +285.29 、 +1.04% )
売買高 9億6681万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2492億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、米株高加速を受けてリスク選好ムードに
2.米株市場ではNYダウが最高値更新し初の3万5000ドル台乗せ
3.新型コロナのデルタ株感染拡大は警戒材料として上値押さえる
4.中国、香港などアジア株の大幅下落も市場心理にマイナス作用
5.鉄鋼や海運など景気敏感株買われ、値上がり銘柄数が8割占める
■東京市場概況
前週末の米国市場ではNYダウは前日比238ドル高と4日続伸した。4-6月期決算の好調な内容が好感され、終値ベースで初の3万5000ドル台に乗せた。
4連休明けの東京市場では、前週末の米国株市場でNYダウが初の3万5000ドル大台に乗せ最高値更新となるなど、日経平均株価はリスク選好の流れを引き継いだ。
26日の東京市場は、朝方はリスク選好ムード一色で、寄り付きに日経平均は400円を超える上昇でスタートした。東京市場が連休期間中に、米国株市場でNYダウやナスダック総合指数が一貫して上昇したことから、これに引っ張られる形で主力株中心に水準訂正を見込んだ投資資金の流入が加速した。ただ、新型コロナウイルスのインド型変異株であるデルタ株の感染拡大が続いていることが引き続き警戒されている。また、きょうはアジア株市場が中国、香港株を中心に大きく下値を探る展開となり、これが日経平均の上値を重くした。業種別では鉄鋼や海運など景気敏感株の上げが目立ち、33業種中31業種が上昇した。東証1部の値上がり銘柄数は全体の8割を占めたが、売買代金は2兆2000億円台で今一つ盛り上がりを欠いている。
個別では、レーザーテック<6920>が買われ、任天堂<7974>もしっかり。トヨタ自動車<7203>も買いが優勢だった。ファーストリテイリング<9983>が高く、エーザイ<4523>も買われた。キーエンス<6861>の上げも目立つ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が頑強、日本郵船<9101>、日本製鉄<5401>も物色人気。テスホールディングス<5074>が大幅高、東京製鐵<5423>も値を飛ばした。東京機械製作所<6335>が値上がり率トップに買われた。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が冴えず年初来安値を更新したほか、日本電産<6594>、ニトリホールディングス<9843>なども下落した。東京電力ホールディングス<9501>も安い。レッグス<4286>が値下がり率トップに売られ、ERIホールディングス<6083>、キヤノン電子<7739>も大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、ダイキン <6367> 、リクルート <6098> 、エムスリー <2413> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約89円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、セコム <9735> 、スズキ <7269> 、資生堂 <4911> 、キヤノン <7751> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約39円。うち33円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち31業種が上昇し、下落は電気・ガス業、情報・通信業の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)鉄鋼、(2)繊維製品、(3)海運業、(4)非鉄金属、(5)機械。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)水産・農林業、(2)建設業、(3)小売業、(4)証券商品先物、(5)食料品。
■個別材料株
△東レ <3402>
「4-6月期事業利益2.8倍」との報道。
△アートSHD <3663> [東証2]
イラストソフトが収益牽引し自動運転分野でも存在感。
△GW <3936> [東証M]
「タイムコイン」売却で22年3月期純利益上振れ。
△カイノス <4556> [JQ]
第1四半期営業益73%増で上半期計画進捗率93%。
△日本製鉄 <5401> 、JFE <5411>
粗鋼生産の回復顕著。
△東京製鉄 <5423>
22年3月期営業5.5倍増益に上方修正。
△愛三工 <7283>
PER割安顕著で好決算期待の買い続く。
△良品計画 <7453>
24年8月期に営業利益750億円目指す中計を評価。
△プロルート <8256> [JQ]
マイクロブラッド子会社化で新型コロナ治療薬にも思惑。
△モリト <9837>
堀米雄斗選手が金メダル獲得でスケボー関連として注目高まる。
▼エイトレッド <3969>
第1四半期は54%増営業増益も利益確定売り。
▼ショーエイ <9385>
22年3月期は減収減益見通し。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)東京機 <6335> 、(2)モリト <9837> 、(3)テスHD <5074> 、(4)住友理工 <5191> 、(5)東京製鉄 <5423> 、(6)関西スーパ <9919> 、(7)愛三工 <7283> 、(8)日電子 <6951> 、(9)三井ハイテク <6966> 、(10)スタティアH <3393> 。
値下がり率上位10傑は(1)レッグス <4286> 、(2)ショーエイ <9385> 、(3)エイトレッド <3969> 、(4)ERIHD <6083> 、(5)キヤノン電 <7739> 、(6)ファーマF <2929> 、(7)OBC <4733> 、(8)オービック <4684> 、(9)三光合成 <7888> 、(10)テイカ <4027> 。
【大引け】
日経平均は前日比285.29円(1.04%)高の2万7833.29円。TOPIXは前日比21.21(1.11%)高の1925.62。出来高は概算で9億6681万株。東証1部の値上がり銘柄数は1757、値下がり銘柄数は352となった。日経ジャスダック平均は3984.96円(22.67円高)。
[2021年7月26日]
株探ニュース
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