2,583円
日本セラミックのニュース
日経平均株価
始値 27764.66
高値 27821.22(11:23)
安値 27656.47(14:56)
大引け 27693.65(前日比 +184.19 、 +0.67% )
売買高 13億1554万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆0174億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日続伸、米株安も円安進行を好感
2.米雇用統計は強い内容で、金融引き締め懸念が再燃
3.雨宮日銀副総裁への次期総裁の打診報道で円安誘導
4.後場戻り売りに押され、2万7000円台後半でもみ合う
5.引け際この日の安値形成も、売買代金3兆円と高水準
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比127ドル安と続落した。米雇用統計で雇用者数が市場予想を大幅に上回ったことで、FRBの利上げ停止時期が遠のくとの見方が重しとなった。
週明けの東京市場では、前週末の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落したものの、外国為替市場で急速に円安が進んだことで、これを手掛かり材料に日経平均株価は買い優勢だった。
6日の東京市場は、朝方からリスク選好ムードの強い地合いで日経平均は2万7000円台後半で強調展開となった。朝方に2万7800円台をつけた後は上げ幅を縮小したものの、前引けにかけて再び買い直された。前日の米国株市場では、1月の米雇用統計が強い内容であったことを受け、金融引き締めが長期化するとの思惑でNYダウなど主要株価指数が軟調な展開となった。しかし、東京市場では足もとでドル高・円安が急速に進んだことがポジティブ材料に。米長期金利が急上昇する一方、国内では次期日銀総裁人事で雨宮正佳副総裁に打診があったとの報道が、円安誘導の材料となった。ただ、後場に入ると戻り売りに押される展開となり、引け際にこの日の安値をつけるなど、やや不安定な値動きもみせた。プライム市場の売買代金は活発で前週末に続き3兆円台に乗せた。
個別では、三菱商事<8058>が高水準の売買代金をこなし大幅高となったほか、ファーストリテイリング<9983>も2000円を超える上昇をみせた。トヨタ自動車<7203>など自動車株が強く、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株高い。デンソー<6902>も買われた。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が大幅高、オーバル<7727>、三光合成<7888>などが出来高を膨らませ値を飛ばした。日本セラミック<6929>、イリソ電子工業<6908>も高い。
半面、レーザーテック<6920>が冴えず、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連は売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。エーザイ<4523>も値を下げた。チャーム・ケア・コーポレーション<6062>、カチタス<8919>が急落、ウシオ電機<6925>、クロスキャット<2307>なども大幅安。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、KDDI <9433>、三菱商 <8058>、デンソー <6902>、豊田通商 <8015>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約122円。うち82円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、エーザイ <4523>、ソニーG <6758>、エムスリー <2413>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約64円。
東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)卸売業、(2)鉱業、(3)石油石炭製品、(4)海運業、(5)不動産業。一方、下落率の上位5業種は(1)銀行業、(2)電気機器、(3)空運業、(4)サービス業、(5)金属製品。
■個別材料株
△ユニネク <3566> [東証G]
前期に続き今12月期も収益急成長見込み。
△エディア <3935> [東証G]
スキガクNFTの販売日が2月27日に決定。
△伊勢化 <4107> [東証S]
今期最高益見通しと増配。
△東和ハイシス <4172> [東証S]
第1四半期営業益2.4倍で上半期計画進捗率53%。
△新東 <5380> [東証S]
上期営業利益は2.1倍。
△イリソ電子 <6908> [東証P]
第3四半期営業利益55%増。
△日セラ <6929> [東証P]
23年12月期営業益15%増の計画を好感。
△デコルテHD <7372> [東証G]
10-12月期2ケタ増益達成で足もとの月次売上高も好調。
△オーバル <7727> [東証P]
今期業績予想を上方修正。
△三菱商 <8058> [東証P]
今期純利益・配当予想の上方修正と自社株買いを好感。
▼ニューラル <4056> [東証G]
22年12月期営業損益は一転赤字で着地。
▼カチタス <8919> [東証P]
10-12月期(3Q)経常は11%減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)IRジャパン <6035>、(2)平河ヒューテ <5821>、(3)JCRファ <4552>、(4)オーバル <7727>、(5)三光合成 <7888>、(6)三菱商 <8058>、(7)ウェルネット <2428>、(8)日セラ <6929>、(9)イリソ電子 <6908>、(10)セーレン <3569>。
値下がり率上位10傑は(1)チャームケア <6062>、(2)カチタス <8919>、(3)ウシオ電 <6925>、(4)ジーテクト <5970>、(5)クロスキャト <2307>、(6)テクノプロH <6028>、(7)冶金工 <5480>、(8)ワイエイシイ <6298>、(9)TIS <3626>、(10)日鉄鉱 <1515>。
【大引け】
日経平均は前日比184.19円(0.67%)高の2万7693.65円。TOPIXは前日比8.96(0.45%)高の1979.22。出来高は概算で13億1554万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1223、値下がり銘柄数は540となった。東証マザーズ指数は776.37ポイント(7.38ポイント安)。
[2023年2月6日]
株探ニュース
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