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アルバックのニュース
日経平均株価
始値 28868.37
高値 29070.08(14:53)
安値 28782.19(10:54)
大引け 29066.32(前日比 +606.60 、 +2.13% )
売買高 10億5352万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆6517億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は600円超の大幅続伸で2万9000円台を回復
2.FOMC受けた米株高を好感、主力株中心に買い戻し
3.日銀決定会合を前に一時伸び悩むも後場買い直される
4.業種別では海運の上昇が突出、半導体関連も物色人気
5.時価総額上位の銘柄が軒並み高、全体でも77%が上昇
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比383ドル高と3日ぶりに反発した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果がほぼ市場の想定内と受け止められたことが好感された。
東京市場では、前日の米株高を受けリスク選好の流れとなり、日経平均株価は600円を超える上昇で2万9000円台を回復した。
16日の東京市場は、先物主導で日経平均が急伸、主力株中心に広範囲に買いが流入した。前日に注目されたFOMCではテーパリングの前倒し終了を決定し、来年中に3回の利上げを見込むという結果となったが、これを受け米国株市場ではハイテク株を中心に投資資金が流入し、主要株指数が揃って大幅に上昇した。これを受けて東京市場でも市場のセンチメントが改善し、リスクを取る動きが強まった。国内では明日17日に日銀の金融政策決定会合の結果と黒田日銀総裁の記者会見を控えているが、前場終盤にいったん伸び悩んだものの、後場は買い直される展開となり、全体相場の上値追い基調に変化はなかった。業種別指数は33業種中32業種が上昇、海運株の上昇率が際立った。また、半導体関連への買い意欲も旺盛だった。個別では全体の77%の銘柄が高くなり、特に時価総額上位の銘柄への買いが目立つ。
個別では、群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が大幅高、東京エレクトロン<8035>も大きく水準を切り上げた。日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株の上昇も目立つ。任天堂<7974>が高く、キーエンス<6861>、キヤノン<7751>なども値を上げた。オリエンタルランド<4661>が活況高となり、デンソー<6902>、ファナック<6954>、ダイキン工業<6367>なども買いを集めた。大末建設<1814>が急騰、アルバック<6728>、ギフト<9279>なども値を飛ばした。日本金属<5491>、日本電子材料<6855>も高い。
半面、第一生命ホールディングス<8750>が上昇一服、新生銀行<8303>は大きく値を下げた。スノーピーク<7816>が売られ、ヤーマン<6630>も下値を探った。プロレド・パートナーズ<7034>が急落、オハラ<5218>も大きく水準を切り下げた。Gunosy<6047>、リンクアンドモチベーション<2170>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、テルモ <4543> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約224円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は新生銀 <8303> 、三井化学 <4183> 、東建物 <8804> 、第一生命HD <8750> 、大平金 <5541> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約0.9円。うち1円は新生銀1銘柄によるもの。
東証33業種のうち32業種が上昇し、下落はパルプ・紙のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)海運業、(2)精密機器、(3)鉱業、(4)電気機器、(5)医薬品。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)証券商品先物、(2)その他金融業、(3)水産・農林業、(4)非鉄金属、(5)不動産業。
■個別材料株
△ブラス <2424>
22年7月期経常は57%増で5期ぶり最高益更新へ。
△LAホールデ <2986> [JQG]
21年12月期の年間配当予想を130円と開示。
△Oak <3113> [東証2]
ユニヴァ・ペイキャストを株式交換で子会社化へ。
△GAテクノ <3491> [東証M]
22年10月期の営業黒字転換及び最終赤字幅の縮小。
△シイエヌエス <4076> [東証M]
受注案件の増加などで上期業績は計画上振れで着地。
△JMDC <4483>
胸部X線肺炎検出エンジンが日本初の薬事承認を取得。
△サンバイオ <4592> [東証M]
りそな銀行とコミットメントラインの契約締結。
△キヤノン <7751>
21年12月期配当予想を10円増額修正。
△和心 <9271> [東証M]
食肉事業への新規参入でNATTY <7674> [東証M]と資本・業務提携。
△ギフト <9279>
22年10月期は増収増益及び増配の見通し。
▼コリー <4175> [東証M]
ゲーム苦戦で22年1月期業績予想を下方修正。
▼オハラ <5218>
22年10月期の最終減益見通しを嫌気。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)大末建 <1814> 、(2)ギフト <9279> 、(3)アルバック <6728> 、(4)大真空 <6962> 、(5)ブラス <2424> 、(6)河合楽 <7952> 、(7)電子材料 <6855> 、(8)日金属 <5491> 、(9)マクロミル <3978> 、(10)MSOL <7033> 。
値下がり率上位10傑は(1)プロレド <7034> 、(2)オハラ <5218> 、(3)新生銀 <8303> 、(4)日ケミコン <6997> 、(5)Fスターズ <3687> 、(6)スノーピーク <7816> 、(7)ホウスイ <1352> 、(8)ヤーマン <6630> 、(9)Gunosy <6047> 、(10)Dmミックス <7354> 。
【大引け】
日経平均は前日比606.60円(2.13%)高の2万9066.32円。TOPIXは前日比28.98(1.46%)高の2013.08。出来高は概算で10億5352万株。東証1部の値上がり銘柄数は1676、値下がり銘柄数は421となった。日経ジャスダック平均は3898.63円(13.77円高)。
[2021年12月16日]
株探ニュース
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