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アイモバイルのニュース
日経平均株価
始値 38470.39
高値 38841.80(15:00)
安値 38271.38(10:33)
大引け 38797.51(前日比 -22.98 、 -0.06% )
売買高 18億2973万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆7860億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、後場戻り足で軽微な下げ
2.米ハイテク株安受け、朝方は半導体株など下落
3.米CPI発表前で買い手控えも売り圧力限定的
4.後半は半導体関連買い戻し、全体相場に浮揚力
5.値上がり銘柄数は1000超で、全体の65%占める
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比46ドル高と反発した。米CPIの発表を控え様子見気分の中、ディフェンシブ株が買われ指数を押し上げた。
東京市場では、朝方は前日からのリスクオフの流れが続き日経平均株価は大きく下値を探ったが、後場は下げ渋り、わずかな下げ幅にとどまった。
12日の東京市場は、前日の米ハイテク株安を受け、朝方は半導体関連中心に売り圧力の強い地合いだった。日経平均は先物主導で下値を探る展開で、前場中盤には500円超の下げで3万8200円台まで下押す場面も。しかし、その後は徐々に買い戻しや押し目買いが機能する展開となった。後場は戻り足を鮮明とし、半導体関連の一角などが買い戻され全体相場に浮揚力が働いた。日本時間今晩発表予定の2月の米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑が買い手控え要因となる一方で、売り方もポジションを高めにくく、一部の銘柄はショートカバーで上昇に転じる銘柄も少なくなかった。下げ渋ったとはいえ日経平均はマイナス圏で着地、TOPIXも続落して引けたが、後場に入ってから切り返す銘柄が多く観測され、プライム市場の値上がり数は1000を超え全体の65%を占めた。
個別では、三井E&S<7003>が商い活況ながら株価は下げ止まらず、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが下値を摸索。ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。三菱重工業<7011>が安く、三井物産<8031>の下げも目立つ。さくらインターネット<3778>はストップ安、そーせいグループ<4565>も急落した。ルネサスエレクトロニクス<6723>も安い。
反面、レーザーテック<6920>が上昇、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>がしっかり、野村マイクロ・サイエンス<6254>も買われている。ソシオネクスト<6526>も高い。ファーストリテイリング<9983>が堅調、ダイキン工業<6367>も上値指向。Fast Fitness Japan<7092>、セック<3741>がストップ高に買われ、ユーザーローカル<3984>も大幅高。バリューコマース<2491>も大きく水準を切り上げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、ダイキン <6367>、アドテスト <6857>、信越化 <4063>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約117円。うち61円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、SBG <9984>、KDDI <9433>、中外薬 <4519>、三井物 <8031>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約102円。うち64円は東エレク1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は16業種。上昇率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)ガラス土石製品、(3)繊維製品、(4)石油石炭製品、(5)化学。一方、下落率の上位5業種は(1)銀行業、(2)保険業、(3)卸売業、(4)精密機器、(5)その他製品。
■個別材料株
△ITbook <1447> [東証G]
国土交通省のグリーンインフラ創出促進事業に採択。
△若築建 <1888> [東証P]
24年3月期業績予想増額し営業利益は一転増益へ。
△Vコマース <2491> [東証P]
自社株TOBで3割強の株式取得。
△焼津水化 <2812> [東証S]
TOB価格を1438円に引き上げ。
△セック <3741> [東証P]
ISS内運搬・操作ロボットシステムの開発契約先に選定。
△勤次郎 <4013> [東証G]
6月末に1対2の株式分割、26年12月期の営業利益目標12.15億円。
△カーブスHD <7085> [東証P]
新商品販売が計画上回り24年8月期業績予想を上方修正。
△FFJ <7092> [東証P]
今期業績・配当予想の上方修正を好感。
△広済堂HD <7868> [東証P]
SBI <8473> と資本・業務提携を締結へ。
△シルバライフ <9262> [東証S]
値上げなど奏功し11~1月期経常益38%増。
▼ルネサス <6723> [東証P]
「定期昇給を半年延期」との報道。
▼GENDA <9166> [東証G]
24年1月期営業27%増益達成で今期30%増益予想も利食い優勢。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)FFJ <7092>、(2)セック <3741>、(3)北越コーポ <3865>、(4)広済堂HD <7868>、(5)カーブスHD <7085>、(6)ネットプロ <7383>、(7)ユーザーロカ <3984>、(8)Vコマース <2491>、(9)JPHD <2749>、(10)若築建 <1888>。
値下がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778>、(2)そーせい <4565>、(3)ブロドリーフ <3673>、(4)トーホー <8142>、(5)鳥貴族HD <3193>、(6)楽天銀 <5838>、(7)ルネサス <6723>、(8)良品計画 <7453>、(9)東エレデバ <2760>、(10)アイモバイル <6535>。
【大引け】
日経平均は前日比22.98円(0.06%)安の3万8797.51円。TOPIXは前日比9.59(0.36%)安の2657.24。出来高は概算で18億2973万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1079、値下がり銘柄数は529となった。東証グロース250指数は751.57ポイント(14.28ポイント高)。
[2024年3月12日]
株探ニュース
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