394円
ウチヤマホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 29618.55
高値 29806.49(13:29)
安値 29542.29(09:38)
大引け 29774.11(前日比 +28.24 、 +0.09% )
売買高 10億6538万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3720億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅ながら続伸、朝安後切り返す展開に
2.欧州の新型コロナ拡大が重荷、景気に対する警戒感再燃
3.売り一巡後下げ渋る、米株先物が堅調で投資家心理改善
4.値上がり・値下がり銘柄の数がいずれも1000に乗せ拮抗
5.海運など買われるも3万円台手前では戻り売り圧力が強い
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比268ドル安と3日続落した。新型コロナウイルスが再拡大していることを受けて、世界経済の回復鈍化懸念が広がり、リスク回避の動きが強まった。
週明けの東京市場では、売り優勢のなかスタートしたが、日経平均株価の下値は底堅く後場は戻り歩調となりプラス圏に浮上した。
22日の東京市場は、朝方は軟調。前週末の欧州株市場が全面安だったことや、米国株市場でも景気敏感株を中心に売られNYダウの下値模索が続いていることから、日経平均は安く始まった。ドイツやオーストリアなどで新型コロナウイルスの感染が再拡大し、経済回復が遅れることへの懸念が重荷となっている。しかし、売り一巡後は下げ渋る展開となり、後場に入ると一段と下げ幅を縮小、堅調な値動きを示す米株価指数先物の動きを横目に日経平均は午後1時半頃にプラス圏に切り返した。一方、2万9800円近辺では売り圧力が強く、結局日経平均は高く引けたものの、上げ幅は30円弱にとどまった。東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも1000を上回り拮抗した。売買代金は2兆3000億円台と、10月25日以来約1ヵ月ぶりの低水準だった。
個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>は売りに押されたものの、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>などは堅調で半導体製造装置関連はまちまちの展開。日本郵船<9101>など海運株が高く、塩野義製薬<4507>も買いが優勢。ダイキン工業<6367>が値を上げ、ベイカレント・コンサルティング<6532>も上昇した。値幅制限上方拡大のOKK<6205>は400円高のストップ高。アグレ都市デザイン<3467>、JUKI<6440>、イソライト工業<5358>なども値を飛ばした。
半面、武田薬品工業<4502>が冴えず、任天堂<7974>も軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが売りに押され、INPEX<1605>が大幅安、日本航空<9201>も軟調。デンソー<6902>も安い。国際紙パルプ商事<9274>が急落、ディア・ライフ<3245>、キャンドゥ<2698>、フィル・カンパニー<3267>なども大きく値を下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ダイキン <6367> 、東エレク <8035> 、塩野義 <4507> 、アドテスト <6857> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約43円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はデンソー <6902> 、SBG <9984> 、信越化 <4063> 、日東電 <6988> 、トヨタ <7203> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約30円。
東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)保険業、(3)証券商品先物、(4)ガラス土石製品、(5)倉庫運輸関連。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)輸送用機器、(3)空運業、(4)銀行業、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△クックパッド <2193>
物言う株主のアルファレオが5%超の株主に。
△アールプラン <2983> [東証M]
22年1月31日を基準日として1株を4株に株式分割。
△日本毛織 <3201>
21年11月期営業利益予想を一転増益へ上昇修正し配当予想も増額。
△メルカリ <4385> [東証M]
USJと安心・安全な取引環境の構築に向けた包括連携協定を締結。
△イソライト <5358>
半導体の増産投資で収益環境に追い風。
△中国工 <5974> [東証2]
「強化プラスチック容器の生産ラインを自動化」との報道。
△ジモティー <7082> [東証M]
あんしん決済機能でNTTドコモ「d払い」利用開始。
△オービス <7827> [JQ]
21年10月期業績見込みを上方修正。
△マネックスG <8698>
エルサルバドル「ビットコインシティー」構想が株価刺激。
△パーカー <9845> [東証2]
60万株を上限とする自社株買いを実施へ。
▼リスモン <3768> [東証2]
東京商工リサーチとの業務提携を22年3月31日に解消。
▼国際紙パルプ <9274>
452万3000株の売り出しを発表。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)OKK <6205> 、(2)マーケットE <3135> 、(3)アグレ都市 <3467> 、(4)ゲームウィズ <6552> 、(5)クックパッド <2193> 、(6)JUKI <6440> 、(7)巴川紙 <3878> 、(8)稀元素 <4082> 、(9)イソライト <5358> 、(10)ペプドリ <4587> 。
値下がり率上位10傑は(1)国際紙パルプ <9274> 、(2)ディアライフ <3245> 、(3)キャンドゥ <2698> 、(4)フィルC <3267> 、(5)ウチヤマHD <6059> 、(6)ランド <8918> 、(7)ウイルプラス <3538> 、(8)Fスターズ <3687> 、(9)スノーピーク <7816> 、(10)神戸物産 <3038> 。
【大引け】
日経平均は前日比28.24円(0.09%)高の2万9774.11円。TOPIXは前日比1.71(0.08%)安の2042.82。出来高は概算で10億6538万株。東証1部の値上がり銘柄数は1054、値下がり銘柄数は1023となった。日経ジャスダック平均は4017.78円(6.05円高)。
[2021年11月22日]
株探ニュース
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