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ちゅうぎんフィナンシャルグループのニュース
【↓】日経平均 大引け| 5日続落、朝高も円高などが嫌気され値を消す (7月23日)
日経平均株価
始値 39864.09
高値 39927.89(09:14)
安値 39519.91(13:09)
大引け 39594.39(前日比 -4.61 、 -0.01% )
売買高 13億8972万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆4885億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅ながら5日続落、朝高後に軟化
2.前日の欧米株高を受け、市場のセンチメントが改善
3.米半導体株高を好感も、その後値を消す銘柄相次ぐ
4.売買代金上位の大型株軟調も、中小型株は活況呈す
5.値上がり銘柄数は全体の約7割、売買代金は低調続く
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比127ドル高と3日ぶりに反発した。半導体関連株などハイテク株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、前日の欧米株高を引き継いで朝方は日経平均株価が高く始まったが、その後は漸次値を消す展開となり、大引けはわずかながら下落となった。
23日の東京市場は、朝方はリスク選好の地合いだったが、その後は一貫して軟化傾向をたどった。前日の欧米株市場が総じて高く、特に米国株市場では半導体関連株の上げが顕著だったことから、東京市場でもこれを拠りどころに同関連株への押し目買いや買い戻しが活発化した。しかし、外国為替市場でドル安・円高に振れたことなどが嫌気され、ハイテク株など輸出セクター中心に値を消す銘柄が相次いだ。政府要人の発言で日銀に利上げ圧力がかかっているとの見方もあり、買い手控えムードを助長した。もっとも、売買代金上位の大型株が冴えない一方、中小型株に買いが集まったことで、プライム市場の値上がり銘柄数は1100を上回り全体の7割近くを占めた。なお、売買代金は3兆4000億円台と前日同様低水準にとどまっている。
個別では、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株が活況高の様相を呈したほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも堅調。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>などが上昇、トヨタ自動車<7203>もしっかり。瑞光<6279>が値上がり率トップに買われ、ジャムコ<7408>、ティーガイア<3738>も急騰。武蔵精密工業<7220>も値を飛ばした。横浜ゴム<5101>、ACCESS<4813>なども大幅高となった。
半面、売買代金トップのディスコ<6146>と同2位のレーザーテック<6920>がいずれも売りに押され、ソフトバンクグループ<9984>も軟調。キーエンス<6861>が値を下げ、ローツェ<6323>も安い。FPパートナー<7388>が大幅安、大和工業<5444>も大きく下値を探った。ヤマシンフィルタ<6240>の下げも目立つ。北海道電力<9509>も売られた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、中外薬 <4519>、ニトリHD <9843>、第一三共 <4568>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約104円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、テルモ <4543>、ファナック <6954>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約87円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)銀行業、(3)ゴム製品、(4)ガラス土石製品、(5)その他金融業。一方、下落率の上位5業種は(1)精密機器、(2)電気・ガス業、(3)その他製品、(4)電気機器、(5)卸売業。
■個別材料株
△ピクスタ <3416> [東証G]
大口受注の獲得をポジティブ視。
△TKP <3479> [東証G]
SMBC日興証券が目標株価を引き上げ。
△Kudan <4425> [東証G]
米ロボット企業が自律走行ロボット製品販売へ。
△ギフティ <4449> [東証P]
岩手県花巻市が「e街プラットフォーム」を採用。
△JTOWER <4485> [東証G]
KDDI <9433> と通信鉄塔の整理統合で覚書。
△浜ゴム <5101> [東証P]
米グッドイヤー
△ちゅうぎんF <5832> [東証P]
茂木幹事長講演で日銀早期利上げシナリオ意識。
△ベストワン <6577> [東証G]
24年7月期業績及び配当予想を上方修正。
△河西工 <7256> [東証S]
遅延していた24年3月期の決算を発表。
△郵船 <9101> [東証P]
運賃市況想定上回り25年3月期業績予想を上方修正。
▼QPS研究所 <5595> [東証G]
福岡市での拠点稼働開始に遅延の可能性。
▼両毛システム <9691> [東証S]
4~6月期経常益62%減で中間期に対し進捗率32%。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)瑞光 <6279>、(2)ジャムコ <7408>、(3)ティーガイア <3738>、(4)郵船 <9101>、(5)武蔵精密 <7220>、(6)浜ゴム <5101>、(7)ACCESS <4813>、(8)ファーマF <2929>、(9)BEENOS <3328>、(10)日本マイクロ <6871>。
値下がり率上位10傑は(1)FPパートナ <7388>、(2)大和工 <5444>、(3)大有機 <4187>、(4)ヤマシン―F <6240>、(5)JMDC <4483>、(6)クスリアオキ <3549>、(7)コスモス薬品 <3349>、(8)北海電 <9509>、(9)TOTO <5332>、(10)アイザワ証G <8708>。
【大引け】
日経平均は前日比4.61円(0.01%)安の3万9594.39円。TOPIXは前日比5.86(0.21%)高の2833.39。出来高は概算で13億8972万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1127、値下がり銘柄数は472となった。東証グロース250指数は660.90ポイント(3.65ポイント高)。
[2024年7月23日]
株探ニュース
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