1,014円
アジアパイルホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 23422.13
高値 23471.82(09:08)
安値 23323.02(14:15)
大引け 23331.84(前日比 -60.03 、 -0.26% )
売買高 12億4128万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1814億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は5日ぶり反落、前週の大幅上昇の反動で利益確定売りに押される
2.前週末のNYダウ最高値も上値重く、目先は香港情勢懸念でアジア株安が重荷に
3.朝方発表の9月の機械受注が市場予想を下回り、設備投資関連などに売りを誘発
4.取引時間中に為替が円高方向に振れ、電機・機械など輸出セクターには逆風意識
5.下値では押し目買い厚く下げ幅限定的、値上がり銘柄は値下がりを大きく上回る
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは6ドル高と小幅に続伸し、連日で過去最高値を更新した。トランプ米大統領が関税撤回で中国と合意していないと発言を受け売り先行も、米中合意への期待は強くプラスに転換した。
週明けの東京市場では、日経平均株価が朝高後に値を消す展開。ここ急速に上値追いを続けてきた反動が出たが、下値では買いが入り下げ幅は60円にとどまった。
11日の東京市場は、朝方買い先行でスタートしたものの、その後は利益確定売りに押され、日経平均はマイナス圏に沈んだ。前週末の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が最高値を更新したが、日経平均は前週に4営業日すべて上昇しこの間に540円強の上昇をみせていたこともあって、目先的には過熱感が意識されていた。朝方発表された9月の機械受注が市場予想を下回ったことも、設備投資関連株中心に売りを誘う背景となった。取引時間中は為替市場で円高方向に振れたほか、香港情勢への警戒感からアジア株が総じて軟調だったことも投資家心理を冷やした。ただ、下値を売り込むような動きもみられなかった。押し目では買い板が厚く、下げ幅は限定的なものにとどまっている。東証1部の値上がり銘柄数は値下がりを大幅に上回り、全体の6割の銘柄が上昇した。
個別では、資生堂<4911>が売りに押され、武田薬品工業<4502>も軟調。ファーストリテイリング<9983>も下落した。大和ハウス工業<1925>、ユニ・チャーム<8113>は大きく値を下げた。オルトプラス<3672>がストップ安、NISSHA<7915>、ラウンドワン<4680>も大幅安に売られた。石原産業<4028>が下値を探り、大平洋金属<5541>も水準を切り下げた。
半面、ソニー<6758>が上昇、ホンダ<7267>も大きく買われ、トヨタ自動車<7203>もしっかり。オリエンタルランド<4661>、セコム<9735>なども買いを集めた。第一精工<6640>、新日本科学<2395>がストップ高となったほか、福島銀行<8562>、アイスタイル<3660>も一時値幅制限いっぱいに買われる人気となった。インソース<6200>、ビジョン<9416>が大幅高、ネオス<3627>も物色人気となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は日産化 <4021> 、セコム <9735> 、ホンダ <7267> 、エムスリー <2413> 、バンナムHD <7832> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約54円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はテルモ <4543> 、ファストリ <9983> 、ファナック <6954> 、大和ハウス <1925> 、SBG <9984> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約75円。
東証33業種のうち上昇は18業種。上昇率の上位5業種は(1)倉庫運輸関連、(2)その他金融業、(3)繊維製品、(4)パルプ・紙、(5)サービス業。一方、下落率の上位5業種は(1)建設業、(2)石油石炭製品、(3)非鉄金属、(4)鉱業、(5)海運業。
■個別材料株
△新日本科学 <2395>
今期経常を一転24%増益・最高益に上方修正。
△JBR <2453>
今期経常は7%増で5期連続最高益、1円増配へ。
△AMI <3773> [東証M]
7-9月期(2Q)経常は52%増益。
△エデュラボ <4427> [東証M]
今期経常は32%増で5期連続最高益、前期初配当を実施。
△マイスター <4695> [東証2]
MBOによる株式の非公開化を発表。
△那須鉄 <5922> [東証2]
上期営業利益は4.6倍で計画を大きく上回って着地。
△ナガオカ <6239> [JQ]
今期経常を2期ぶり最高益に97%上方修正。
△第一精工 <6640>
今期経常を63%上方修正、配当も5円増額。
△福島銀 <8562>
SBI <8473> と資本業務提携。
△ソレキア <9867> [JQ]
今期経常を一転15%増益に上方修正。
▼ラウンドワン <4680>
今期最終を7%下方修正。
▼NISSHA <7915>
今期経常を一転赤字に下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)福島銀 <8562> 、(2)第一精工 <6640> 、(3)JBR <2453> 、(4)クックパッド <2193> 、(5)新日本科学 <2395> 、(6)アイスタイル <3660> 、(7)インソース <6200> 、(8)ビジョン <9416> 、(9)ディアライフ <3245> 、(10)プロト <4298> 。
値下がり率上位10傑は(1)オルトP <3672> 、(2)NISSHA <7915> 、(3)ラウンドワン <4680> 、(4)阪和興 <8078> 、(5)オープンドア <3926> 、(6)ユーグレナ <2931> 、(7)豆蔵HD <3756> 、(8)アジアパイル <5288> 、(9)日精樹脂 <6293> 、(10)太平電 <1968> 。
【大引け】
日経平均は前日比60.03円(0.26%)安の2万3331.84円。TOPIXは前日比1.26(0.07%)高の1704.03。出来高は概算で12億4128万株。東証1部の値上がり銘柄数は1294、値下がり銘柄数は787となった。日経ジャスダック平均は3537.13円(13.98円高)。
[2019年11月11日]
株探ニュース
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