837円
日本空調サービスのニュース
日経平均株価
始値 30606.15
高値 30622.39(09:02)
安値 30202.51(12:47)
大引け 30323.34(前日比 -188.37 、 -0.62% )
売買高 12億6150万株 (東証1部概算)
売買代金 3兆4660億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、朝高後に利益確定売りに値を消す展開
2.来週のFOMCを見極めたいとの思惑で買い手控えムードに
3.中国や香港などアジア株市場が軟調となり市場心理を冷やす
4.自民党総裁選告示を前に、経済対策期待からの押し目買いも
5.商い活況が続き、売買代金はきょうも3兆4000億円台と高水準
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比236ドル高と反発した。米9月ニューヨーク連銀製造業景気指数が市場予想を上回る結果となるなか、景気回復への期待から景気敏感株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株高を受け朝方は買いが先行したものの、その後は利益確定の動きが優勢となり日経平均株価はマイナス圏に転じた。ただ、後場後半は下げ渋った。
16日の東京市場は、前日の米国株市場で主要株3指数が揃って上昇したことを受け、主力株をはじめ広範囲に買いが先行したが上値は重く、その後は一転して利益確定売りに押される展開となった。来週のFOMCの結果を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた。日経平均の下げ幅は一時300円を超え3万200円近辺まで水準を切り下げる場面もあったが、午後1時を過ぎたあたりから波動が変わり次第に下げ幅を縮小する動きに。中国や香港などアジア株市場が軟調で市場心理を冷やす一方、明日の自民党総裁選の告示を前に、新政権下での経済対策への期待感などから押し目買いを誘う格好となった。業種では石油や資源関連が値上がり上位に。東証1部の売買代金は3兆4000億円台と高水準で、前週からの2週間で3兆円を下回ったのは1営業日にとどまっている。
個別では、売買代金トップの日本郵船<9101>が朝高後に値を崩しやすくなったほか、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>なども下落した。ソフトバンクグループ<9984>が冴えず、キーエンス<6861>、任天堂<7974>も水準を切り下げた。日本電子<6951>、エムスリー<2413>も軟調。宮越ホールディングス<6620>が急落、プロレド・パートナーズ<7034>、イーレックス<9517>も大幅安となった。
半面、トヨタ自動車<7203>がしっかり、ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢だった。ソニーグループ<6758>も頑強な値動き。NSユナイテッド海運<9110>が活況高となったほか、乾汽船<9308>が値を飛ばした。ブラス<2424>が値上がり率トップに買われ、ストップ安の続いていた東京機械製作所<6335>も大きく切り返した。日本空調サービス<4658>が急伸、ジェイリース<7187>が物色人気。ギフト<9279>も高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、テルモ <4543> 、第一三共 <4568> 、キッコマン <2801> 、アステラス <4503> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約45円。うち26円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、ダイキン <6367> 、ファナック <6954> 、エムスリー <2413> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約156円。
東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)鉱業、(3)倉庫運輸関連、(4)食料品、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)ガラス土石製品、(3)不動産業、(4)その他製品、(5)空運業。
■個別材料株
△リスモン <3768> [東証2]
BPO事業者のシップスを子会社化。
△うるる <3979> [東証M]
9月末を基準日として1→2に株式分割へ。
△日本空調 <4658>
投資有価証券売却益の発生で今期業績と配当予想を大幅増額。
△日鋳造 <5609> [東証2]
低熱膨張合金の3Dプリンター技術に思惑。
△HMT <6090> [東証M]
シンガポールのバイオ企業と業務提携。
△ユビテック <6662> [JQ]
25年6月期に営業利益3億円目指す中計を評価。
△EMネットJ <7036> [東証M]
9月末を基準日として1→2に株式分割。期末配当予想を実質増額。
△リビングPF <7091> [東証M]
9月末を基準日として1→3に株式分割。
△ジェイリース <7187>
22年3月期業績及び配当予想を上方修正。
△ビイングHD <9145> [東証2]
21年12月期業績見通しと配当予想を上方修正。
▼STIFHD <2932> [東証2]
公募と売り出し実施で希薄化や需給悪化。
▼ヘリオス <4593> [東証M]
海外募集による330万株の新株発行を嫌気。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ブラス <2424> 、(2)東京機 <6335> 、(3)乾汽船 <9308> 、(4)日本空調 <4658> 、(5)日本コンセプ <9386> 、(6)ジェイリース <7187> 、(7)ギフト <9279> 、(8)明治海 <9115> 、(9)イーグランド <3294> 、(10)共栄タ <9130> 。
値下がり率上位10傑は(1)宮越HD <6620> 、(2)プロレド <7034> 、(3)コーセル <6905> 、(4)MSOL <7033> 、(5)イーレックス <9517> 、(6)ぐるなび <2440> 、(7)エフオン <9514> 、(8)ERIHD <6083> 、(9)サインポスト <3996> 、(10)川西倉 <9322> 。
【大引け】
日経平均は前日比188.37円(0.62%)安の3万0323.34円。TOPIXは前日比6.23(0.30%)安の2090.16。出来高は概算で12億6150万株。東証1部の値上がり銘柄数は892、値下がり銘柄数は1186となった。日経ジャスダック平均は4061.43円(46.09円安)。
[2021年9月16日]
株探ニュース
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