3,557円
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日経平均株価
始値 31621.98
高値 31704.08(13:08)
安値 31309.68(10:36)
大引け 31626.00(前日比 -140.82 、 -0.44% )
売買高 13億7326万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆2976億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、米株安と中国景気減速を懸念
2.米株市場はFOMC議事録受け利上げ長期化警戒
3.米長期金利上昇を背景としたハイテク株安嫌気
4.日経平均は一時450円超安、その後は下げ渋る
5.前場は84%が下落も後場はプラ転銘柄が増える
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比180ドル安と続落した。FOMC議事要旨の公表後に追加利上げの可能性が示唆したことによる金利上昇を懸念した売りが優勢となった。
東京市場では、リスク回避の地合いが続き日経平均株価は続落。前日の米株安や中国景気減速に対する警戒感から買いが手控えられた。ただ、後場は下げ渋る動きをみせた。
17日の東京市場は、前日の米国株市場がハイテク株中心に売られ主要株価指数が揃って軟調だったことを受け、リスクオフの流れとなった。米国株市場では7月のFOMC議事要旨が追加利上げの可能性を示唆するものであったことから、FRBによる利上げ長期化が懸念された。米長期金利の上昇が重荷となったほか、中国景気減速に対する警戒感も依然として買い手控え要因となっている。東京市場でもこの流れを引き継ぐ格好で一時日経平均が450円を超える大幅安となる場面もあった。ただ、前日にも日経平均は470円あまりの大幅な下げをみせていたことで、下値では突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが入り、売り一巡後は下げ渋る展開に。プライム市場の値下がり銘柄数は前引け時点では全体の84%に達していたが、後場はプラス圏に転じる銘柄も多くなり、下落したのは結局全体の3分の2にとどまった。
個別では、きょうも群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が冴えず、ソシオネクスト<6526>が売りに押された。三菱商事<8058>が下値を探る展開となり、三井物産<8031>も安い。ファーストリテイリング<9983>も軟調。日本製鉄<5401>が安く、三菱重工業<7011>も値を下げた。ニデック<6594>の下げも目を引く。エンプラス<6961>、Appier Group<4180>が急落、メドピア<6095>も大幅安。ベース<4481>も大きく水準を切り下げた。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクがしっかり、ソニーグループ<6758>も堅調。ダイキン工業<6367>が頑強だったほか、メルカリ<4385>も底堅さを発揮した。河西工業<7256>も物色人気で値上がり率トップに買われ、三栄建築設計<3228>が急伸、アニコム ホールディングス<8715>も大幅高。ワイエイシイホールディングス<6298>も値を上げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は信越化 <4063>、ダイキン <6367>、東エレク <8035>、ファナック <6954>、ソニーG <6758>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約40円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、テルモ <4543>、HOYA <7741>、アドテスト <6857>、オリンパス <7733>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約89円。うち51円はファストリ1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)銀行業、(2)保険業、(3)ゴム製品、(4)金属製品、(5)証券商品先物。一方、下落率の上位5業種は(1)精密機器、(2)卸売業、(3)鉄鋼、(4)鉱業、(5)パルプ・紙。
■個別材料株
△メルディアD <1739> [東証G]
オープンH <3288> 傘下入りで収益性向上の思惑。
△神栄 <3004> [東証S]
メディパル子会社の医薬品物流センターにシステム導入。
△三栄建築 <3228> [東証P]
オープンH <3288> がTOB実施を発表。
△フジタコーポ <3370> [東証S]
4~6月期収益改善を評価。
△ソフトウェア <3733> [東証S]
7月度売上高84.8%増で5ヵ月連続プラス。
△ヘッドウォ <4011> [東証G]
2日連続S安受けリバウンド狙いの買い炸裂。
△イオンファン <4343> [東証P]
7月の国内既存店増収率拡大をプラス視。
△シノプス <4428> [東証G]
伊藤忠 <8001> との実証実験開始を材料視。
△アトラG <6029> [東証S]
ブレインテック活用の施術サービス開始が株価を刺激。
△アイコム <6820> [東証P]
24年3月期業績予想と期末配当計画を上方修正。
▼ITbook <1447> [東証G]
特別調査委の報告書受領延期を嫌気。
▼総医研HD <2385> [東証G]
今期も減収減益見通し。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)河西工 <7256>、(2)三栄建築 <3228>、(3)イオンファン <4343>、(4)RSテクノ <3445>、(5)ビジョン <9416>、(6)アニコムHD <8715>、(7)力の源HD <3561>、(8)ワイエイシイ <6298>、(9)DMG森精機 <6141>、(10)ヨシックス <3221>。
値下がり率上位10傑は(1)エンプラス <6961>、(2)Appier <4180>、(3)メドピア <6095>、(4)ベース <4481>、(5)ビーロット <3452>、(6)日東紡 <3110>、(7)ペッパー <3053>、(8)サニックス <4651>、(9)コプロHD <7059>、(10)キャリインデ <6538>。
【大引け】
日経平均は前日比140.82円(0.44%)安の3万1626.00円。TOPIXは前日比7.78(0.34%)安の2253.06。出来高は概算で13億7326万株。東証プライムの値上がり銘柄数は561、値下がり銘柄数は1214となった。東証マザーズ指数は721.12ポイント(5.38ポイント安)。
[2023年8月17日]
株探ニュース
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