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セントラル硝子のニュース
日経平均株価
始値 25945.04
高値 26028.36(11:24)
安値 25688.11(09:22)
大引け 25748.72(前日比 -464.92 、 -1.77% )
売買高 14億8101万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆2683億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅反落、2万6000円台を大きく割り込む
2.前日の米株市場が後半崩れ大幅安、東京市場もリスクオフに
3.米CPI発表受けインフレ警戒感再燃、ハイテク株売り顕著
4.為替の円高や、明日のオプションSQ算出控え見送りムード
5.米株安でリスク許容度低下の外国人売り、8割の銘柄が下落
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比326ドル安と5日続落した。4月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を上回ったことで、FRBによる金融引き締めを警戒した売りが優勢となった。
東京市場では、主力株をはじめ広範囲に売りがかさみ、後場になると日経平均株価は下げ幅を広げ2万6000円台を大きく下回った。
12日の東京市場は、リスク回避ムードの強いなか日経平均は大きく下値を探る動きとなった。前日の海外市場は欧州株が総じて高かったものの、米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が朝高後に値を崩す展開を強いられており、この流れを引き継ぐ格好となった。注目された4月の米CPIは市場予測を上回ったことで、米株市場ではインフレに対する警戒感が拭えず、ハイテク株を中心に売りがかさむ展開。東京市場もリスク許容度の低下した海外投資家の売りが顕在化した。外国為替市場で円高方向に振れたことや、あすにオプションSQ算出を控えていることもあって買いが見送られた。値下がり銘柄数は1500近くに達し、プライム市場全体の8割強に相当する銘柄が値を下げた。
個別では、売買代金首位となったレーザーテック<6920>が大幅安に売り込まれ、売買代金2位のソフトバンクグループ<9984>も急落した。ファーストリテイリング<9983>が大きく値を下げ、キーエンス<6861>、任天堂<7974>など値がさ株の下げが目立つ。オリエンタルランド<4661>も売られた。日医工<4541>がストップ安、スプリックス<7030>、SREホールディングス<2980>なども急落した。マネーフォワード<3994>も大幅に水準を切り下げた。
半面、ソニーグループ<6758>がプラス圏で着地、オリンパス<7733>が物色人気。レノバ<9519>、ダイキン工業<6367>もしっかり。三菱重工業<7011>も上昇した。OATアグリオ<4979>が一時ストップ高に買われたほか、シュッピン<3179>、Jパワー<9513>が急騰。日立造船<7004>も値幅制限いっぱいに買われた。日本製鋼所<5631>も値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はオリンパス <7733>、ダイキン <6367>、SUBARU <7270>、ブリヂストン <5108>、日製鋼 <5631>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約52円。うち36円はオリンパス1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、NTTデータ <9613>、エムスリー <2413>、東エレク <8035>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約284円。
東証33業種のうち上昇は7業種。上昇率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)保険業、(3)石油石炭製品、(4)電気・ガス業、(5)不動産業。一方、下落率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)サービス業、(3)水産・農林業、(4)医薬品、(5)小売業。
■個別材料株
△シュッピン <3179> [東証P]
今期経常は9%増で2期連続最高益、2円増配へ。
△TIS <3626> [東証P]
今期経常は2%増で2期連続最高益、前期配当を4円増額・今期は3円増配へ。
△セ硝子 <4044> [東証P]
今期18期ぶり最終最高益で自社株買いも。
△アルマード <4932> [東証S]
業績急拡大を背景に配当や自社株買いなど株主還元も評価。
△新日本電工 <5563> [東証P]
22年12月期経常利益及び配当予想を上方修正。
△日製鋼 <5631> [東証P]
自動車生産回復やEV化を背景に23年3月期は連続大幅増益見通し。
△富士ソSB <6188> [東証S]
コロナ関連の需要取り込み上期業績予想を上方修正。
△日立造 <7004> [東証P]
ごみ焼却発電設備案件が寄与し23年3月期は大幅増益に転換へ。
△ヨネックス <7906> [東証S]
23年3月期連続最高業績更新へ。
△Jパワー <9513> [東証P]
23年3月期経常利益は37%増益で5円増配を計画。
▼LIFULL <2120> [東証P]
22年9月期業績予想を下方修正。
▼サンアスタ <4053> [東証G]
第1四半期営業益27%減で通期計画進捗率18%。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)OATアグリ <4979>、(2)Jパワー <9513>、(3)シュッピン <3179>、(4)神戸鋼 <5406>、(5)日立造 <7004>、(6)日製鋼 <5631>、(7)アシックス <7936>、(8)ヤマエGHD <7130>、(9)TIS <3626>、(10)日特塗 <4619>。
値下がり率上位10傑は(1)日医工 <4541>、(2)スプリックス <7030>、(3)SREHD <2980>、(4)日本新薬 <4516>、(5)マネフォ <3994>、(6)ソラスト <6197>、(7)日本ライフL <7575>、(8)LIFULL <2120>、(9)ギフティ <4449>、(10)メンバーズ <2130>。
【大引け】
日経平均は前日比464.92円(1.77%)安の2万5748.72円。TOPIXは前日比21.97(1.19%)安の1829.18。出来高は概算で14億8101万株。東証プライムの値上がり銘柄数は330、値下がり銘柄数は1477となった。東証マザーズ指数は620.63(40.13ポイント安)。
[2022年5月12日]
株探ニュース
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