1,478円
ベネフィットジャパンのニュース
日経平均株価
始値 20578.67
高値 20694.35(14:05)
安値 20554.16(09:45)
大引け 20649.14(前日比 +23.98 、 +0.12% )
売買高 9億0011万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆5931億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は小幅ながら続伸、米株大幅安受け売り先行も朝安後切り返す
2.ISM製造業景況指数が低調で米景気減速への警戒からリスク回避ムード
3.米中貿易協議への先行き不安が重荷も、円高一服を受け買い戻しの動き
4.値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が大幅に上回り、TOPIXはマイナス圏
5.様子見ムードのなか売買代金の低調続き、1兆6000億円台に届かず
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは285ドル安と4日ぶりに反落した。米中閣僚級貿易協議の日程の取りまとめが難航していると伝わったほか、米8月ISM製造業景況感指数が低調となったことが嫌気された。
東京市場では、前日の米株安を引き継いで売り先行で始まったが、その後切り返す動き。日経平均株価は小幅ながらプラス圏で着地した。
4日の東京市場は、朝方は軟調展開でスタート。前日の米国株市場でNYダウが一時400ドル以上下落したことを受けリスク回避の売りが先行した。8月のISM製造業景況指数が好不況の分かれ目とされる50を3年ぶりに割り込み、市場予測も下回った。米中貿易摩擦の影響によるもので、両国の協議再開日程がままならない中で投資家心理が弱気に傾いた。米長期金利の低下も景気減速を示唆するものとしてネガティブに受け止められている。しかし、東京市場では外国為替市場で円高が一服したことなどを背景に先物を絡めた買い戻しが利いて、日経平均はプラス圏に浮上。後場寄りにマイナス圏に沈んだものの、その後再び切り返した。ただ、東証1部の値下がり銘柄数は値上がり銘柄数の3倍以上でTOPIXはマイナスだった。売買代金も引き続き低調で、1兆6000億円台に届かなかった。
個別では、任天堂<7974>が売買代金トップで1000円超の上昇。ファーストリテイリング<9983>も堅調。ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>なども買い優勢だった。武田薬品工業<4502>、第一三共<4568>なども上昇した。アトラ<6029>は3日連続ストップ高、クボテック<7709>、テモナ<3985>も値を飛ばした。ベネフィットジャパン<3934>が急騰、イーレックス<9517>も物色人気。アダストリア<2685>も買いを集めた。
半面、トヨタ自動車<7203>が冴えず、JT<2914>も軟調。資生堂<4911>も値を下げた。キーエンス<6861>が売りに押され、SUBARU<7270>も下落した。アイ・アールジャパンホールディングス<6035>が急落、アイル<3854>も大幅安。GameWith<6552>、フタバ産業<7241>が売られたほか、KHネオケム<4189>も安い。マイネット<3928>も水準を切り下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、KDDI <9433> 、中外薬 <4519> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約50円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は資生堂 <4911> 、SBG <9984> 、日産化 <4021> 、スズキ <7269> 、ヤマハ <7951> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約22円。
東証33業種のうち上昇は8業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)その他製品、(3)医薬品、(4)精密機器、(5)小売業。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)鉄鋼、(3)金属製品、(4)水産・農林業、(5)化学。
■個別材料株
△ITbook <1447> [東証M]
マイナポイントの利用促進支援サービスを提供。
△アダストリア <2685>
8月既存店売上高が2ヵ月連続前年上回る。
△PCNET <3021> [東証2]
ガイド無線機「イヤホンガイド」が「川崎市大山街道ふるさと館」にて採用。
△ケイアイ不 <3465>
電気の販売代行業に参入。
△協和キリン <4151>
三菱UFJMS証券が目標株価を2800円へ引き上げ。
△カイノス <4556> [JQ]
光通信が大株主に浮上。
△メイコー <6787> [JQ]
十和田ベトナム株式の60%を取得し子会社化。
△オータケ <7434> [JQ]
1.74%を上限に自社株買いを実施。
△良品計画 <7453>
8月直営既存店売上高が2ケタ増で4ヵ月連続前年上回る。
△Uアローズ <7606>
8月既存店売上高が2ヵ月ぶり前年上回る。
▼CRE <3458>
前期経常を28%下方修正。
▼泉州電 <9824>
5-7月期(3Q)経常は10%減益。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アトラ <6029> 、(2)ベネフィJ <3934> 、(3)クボテック <7709> 、(4)テモナ <3985> 、(5)中国工 <5974> 、(6)ハブ <3030> 、(7)イーレックス <9517> 、(8)東洋 <8614> 、(9)ビジョン <9416> 、(10)オーイズミ <6428> 。
値下がり率上位10傑は(1)IRジャパン <6035> 、(2)アイル <3854> 、(3)泉州電 <9824> 、(4)ゲームウィズ <6552> 、(5)日総工産 <6569> 、(6)フタバ <7241> 、(7)ナイガイ <8013> 、(8)理想科学 <6413> 、(9)KHネオケム <4189> 、(10)メルコ <6676> 。
【大引け】
日経平均は前日比23.98円(0.12%)高の2万0649.14円。TOPIXは前日比3.98(0.26%)安の1506.81。出来高は概算で9億0011万株。東証1部の値上がり銘柄数は482、値下がり銘柄数は1587となった。日経ジャスダック平均は3295.28円(3.69円安)。
[2019年9月4日]
株探ニュース
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