1,852円
フィックスターズのニュース
日経平均株価
始値 20909.98
高値 20941.83(09:02)
安値 20514.19(12:30)
大引け 20720.29(前日比 -366.87 、 -1.74% )
売買高 14億7447万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆5151億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続急落、一時500円を超える下げで2万0500円近辺まで下落
2.米中摩擦が激化、トランプ大統領の対中関税第4弾の表明で中国も報復示唆
3.1ドル=105円台に入る急激な円高が重荷、アジア株安も市場心理冷やす
4.ほぼ全面安商状となったが、終盤は買い戻しの動きがみられ下げ渋る展開に
5.売買代金は前週から増勢傾向にあり、本日で5営業日連続で2兆円上回る
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは98ドル安と4日続落した。トランプ米大統領が中国に対する第4弾の追加関税を発動すると発表したことで中国関連株を中心に売りが優勢となった。
週明けの東京市場では、前週末の米株安や急速に進む円高などを受け、大きく売り優勢に傾いた。日経平均株価は一時500円を超える下げをみせた。
5日の東京市場は、米中貿易協議の進展期待が大きく後退していることを背景にリスク回避ムードが継続。トランプ米大統領が対中追加関税第4弾発動を表明したことに対抗して中国側も報復措置をとる構えをみせ、両国間の交渉が暗礁に乗り上げたとの見方が売りを誘発した。外国為替市場でも1ドル=105円台に入る急激な円高が重荷となった。また中国や香港、韓国などのアジア株が総じて下げ基調を強めていることも投資家心理を冷やした。業種別では小売を除きほぼ全面安。個別でも約9割の銘柄が値を下げ、日経平均は一時2万0500円近辺まで下落した。ただ、売り一巡後は押し目買いや買い戻しの動きがみられ、終盤は下げ渋る展開で結局日経平均は2万0700円台で引けた。東証1部の売買代金は2兆5000億円台と5営業日連続で2兆円台を上回った。
個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が売りに押され、ソニー<6758>、任天堂<7974>も値を下げた。ファーストリテイリング<9983>も安い。東京エレクトロン<8035>やキーエンス<6861>、ファナック<6954>なども下落した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>なども下値を探る展開に。神戸製鋼所<5406>が急落、ヤフー<4689>の下げも目立つ。フィックスターズ<3687>が大幅安、enish<3667>も大きく利食われた。
半面、太陽誘電<6976>、SUBARU<7270>が強い動き。オリンパス<7733>も買いを集めた。アシックス<7936>が大幅高で値上がり率トップに買われ、ゴールドウイン<8111>も上昇した。ジョイフル本田<3191>、アイ・アールジャパンホールディングス<6035>も値を飛ばした。東洋紡<3101>も高い。ワコム<6727>、カプコン<9697>なども堅調。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はオリンパス <7733> 、セブン&アイ <3382> 、SUBARU <7270> 、コナミHD <9766> 、ユニファミマ <8028> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約19円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ファストリ <9983> 、NTTデータ <9613> 、ファナック <6954> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約120円。
東証33業種のうち上昇は小売業のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)陸運業、(2)電気・ガス業、(3)食料品、(4)空運業、(5)輸送用機器。一方、下落率の大きかった5業種は(1)水産・農林業、(2)鉄鋼、(3)ガラス土石製品、(4)電気機器、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△大成建 <1801>
第1四半期営業益70%増で上半期計画進捗率56%。
△手間いらず <2477> [東証M]
今期経常は32%増で6期連続最高益・6.5円増配へ。
△シスロケ <2480> [JQ]
4-6月期(1Q)経常は52%増益で着地。
△あらた <2733>
最大4.5%の自社株買い実施、4-6月期(1Q)経常は6%増益。
△アリアケ <2815>
第1四半期は実質2ケタ増益。
△ジョイ本田 <3191>
今期経常は3%増益、1円増配へ。
△アルゴグラフ <7595>
4-6月期(1Q)経常は34%増益で着地。
△アシックス <7936>
今期経常を25%上方修正、配当も6円増額。
△ゴルドウイン <8111>
上期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ。
△ベネッセHD <9783>
4-6月期(1Q)営業は黒字浮上で着地。
▼神戸鋼 <5406>
今期経常を67%下方修正、未定だった上期配当は無配転落。
▼日特エンジ <6145> [JQ]
4-6月期(1Q)経常は61%減益で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アシックス <7936> 、(2)アリアケ <2815> 、(3)ジョイ本田 <3191> 、(4)アルゴグラフ <7595> 、(5)IRジャパン <6035> 、(6)オイレス <6282> 、(7)あらた <2733> 、(8)ゴルドウイン <8111> 、(9)フジミインコ <5384> 、(10)ベネッセHD <9783> 。
値下がり率上位10傑は(1)アイエスビー <9702> 、(2)神戸鋼 <5406> 、(3)Fスターズ <3687> 、(4)ヤフー <4689> 、(5)シスメックス <6869> 、(6)DLE <3686> 、(7)日金銭 <6418> 、(8)アグロカネシ <4955> 、(9)enish <3667> 、(10)ソディック <6143> 。
【大引け】
日経平均は前日比366.87円(1.74%)安の2万0720.29円。TOPIXは前日比27.58(1.80%)安の1505.88。出来高は概算で14億7447万株。東証1部の値上がり銘柄数は196、値下がり銘柄数は1914となった。日経ジャスダック平均は3387.61円(51.81円安)。
[2019年8月5日]
株探ニュース
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