196円
ペッパーフードサービスのニュース
日経平均株価
始値 22255.05
高値 22281.38(10:31)
安値 21969.59(14:54)
大引け 21995.04(前日比 -517.04 、 -2.30% )
売買高 12億4962万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1407億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反落、500円超の下げで2万2000円割れ
2.前週末にNYダウが700ドル超の下落でリスク回避モード
3.米国では新型コロナ感染者数の増勢止まず経済回復に黄信号
4.海外ヘッジファンドの売りや、米年金リバランス売りが重荷
5.前場は米株価指数先物を横目に下げ渋るも後場売り直される
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比730ドル安と大幅に反落した。新型コロナウイルスの感染第2波への懸念が高まるなか、テキサス州やフロリダ州での感染拡大による経済への影響が警戒された。
週明けの東京市場では、前週末の米国株急落を受けてリスク回避の売りに晒された。日経平均株価は500円を超える下げでフシ目の2万2000円台を割った。
29日の東京市場は、米国での新型コロナ感染拡大を警戒した。前週末の米国株市場では、新規感染者数の増勢が止まらない新型コロナによる影響で経済回復が遅れることへの警戒からNYダウが700ドルを超える急落をみせ、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も大幅反落となった。これを受けて東京市場でも主力株をはじめ広範囲に売りが広がった。取引時間中はアジア株が総じて安かったことなども投資家心理を冷やした。ただ、米株価指数先物は底堅くプラス圏で推移する場面もあり、日経平均は前場下げ渋る動きもみせたが、後場に入ると再び売り直された。中国が明日にも「香港国家安全維持法」を可決するとの観測もあり、米中摩擦の激化を懸念する売りも誘った。米国の年金基金のリバランスに伴う売りに加え、先物を経由したヘッジファンドの売り圧力なども全体相場の下げを助長したとみられている。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が大きく値を下げたほか、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>も安い。トヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>なども売りに押された。任天堂<7974>も売りが優勢。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが下落、富士通<6702>も利食われた。ディー・エル・イー<3686>が大幅安、千趣会<8165>、三櫻工業<6584>の下げも目立つ。日本通信<9424>、ペッパーフードサービス<3053>も大きく値を下げた。
半面、レーザーテック<6920>が値を保ち、日本電産<6594>も堅調。ニトリホールディングス<9843>も頑強な値動きをみせた。ウシオ電機<6925>が大きく値を上げた。丸文<7537>、グローバルキッズCOMPANY<6189>がストップ高に買われ、TDCソフト<4687>、日本電子材料<6855>なども高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は明治HD <2269> 、ヤマトHD <9064> 、コムシスHD <1721> 、コマツ <6301> 、住友大阪 <5232> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約2円。うち1円は明治HD1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、テルモ <4543> 、KDDI <9433> 、京セラ <6971> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約134円。
東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)倉庫運輸関連、(3)小売業、(4)石油石炭製品、(5)証券商品先物。一方、下落率の大きかった5業種は(1)鉄鋼、(2)鉱業、(3)その他金融業、(4)空運業、(5)保険業。
■個別材料株
△フィット <1436> [東証M]
21年4月期は4割営業増益見通し。
△パレモ・HD <2778> [東証2]
6月度既存店売上高の減収率が縮小。
△GAテクノ <3491> [東証M]
中国不動産テックのBeike社とサービス提携。
△cotta <3359> [東証M]
今期経常を5倍上方修正。
△IPS <4335> [JQ]
標準ソリューションモデル「EasyOne Trading」提供開始。
△不二サッシ <5940> [東証2]
「米軍向け高強度窓サッシの用途拡大」との報道。
△小島鉄 <6112> [名証2]
MBOを実施。
△パルテック <7587> [東証2]
20年1-6月期最終利益を大幅増額。
△ジュンテン <9835> [東証2]
21年2月期業績予想を上方修正。
▼ITbook <1447> [東証M]
東証がきょうから信用規制。
▼ハイレックス <7279> [東証2]
上期営業利益7割減で着地し期末配当を未定に修正。
▼ヴィアHD <7918>
前期決算は赤字で着地。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)丸文 <7537> 、(2)Gキッズ <6189> 、(3)キューブシス <2335> 、(4)宮越HD <6620> 、(5)東エレデバ <2760> 、(6)日本マイクロ <6871> 、(7)TDCソフト <4687> 、(8)ダイニチ工業 <5951> 、(9)山田コンサル <4792> 、(10)藤久 <9966> 。
値下がり率上位10傑は(1)DLE <3686> 、(2)ワタベ <4696> 、(3)ハウスドゥ <3457> 、(4)ランド <8918> 、(5)千趣会 <8165> 、(6)三桜工 <6584> 、(7)穴吹興産 <8928> 、(8)オープンドア <3926> 、(9)ペッパー <3053> 、(10)クックパッド <2193> 。
【大引け】
日経平均は前日比517.04円(2.30%)安の2万1995.04円。TOPIXは前日比28.15(1.78%)安の1549.22。出来高は概算で12億4962万株。東証1部の値上がり銘柄数は506、値下がり銘柄数は1618となった。日経ジャスダック平均は3436.24円(48.15円安)。
[2020年6月29日]
株探ニュース
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