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ピックルスコーポレーションのニュース
日経平均株価
始値 22338.30
高値 22360.31(09:37)
安値 22039.56(14:17)
大引け 22121.73(前日比 -166.41 、 -0.75% )
売買高 11億8497万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0351億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、朝高後に値を消し後場一段安の展開に
2.前日の米株高や円安追い風に買い先行も、その後は戻り売り
3.新型コロナ感染者増加に対する警戒感と米中関係の悪化懸念
4.半導体関連に買いが入るも85%の銘柄が下げる弱い地合い
5.商いも盛り上がらず、売買代金はかろうじて2兆円台キープ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比217ドル高と続伸した。米6月の消費者態度指数が市場予想を上回ったことなどが好感され、買いが優勢となった。
東京市場では、主力株はじめ広範囲に売りに押される展開。米株高を朝方は好感したもののその後は戻り売りを浴び、日経平均株価は下値を探る動きとなった。
1日の東京市場は、日経平均が朝方高く始まったもののその後は値を崩す展開となった。前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合指数が高かったことや朝方はドル・円相場が円安に傾いていたことでリスク選好ムード。寄り前に発表された日銀短観は厳しい内容だったが織り込みが進んでいたこともあり、全体相場は買い優勢でスタートした。しかし、国内で感染者数が増加傾向にある新型コロナウイルスに対する警戒感や、「香港国家安全維持法」を成立させた中国と米国との関係悪化などへの懸念がくすぶるなか、寄り後は次第に売りに押される展開となった。個別では半導体関連の一角が買われたものの、東証1部全体の85%の銘柄が値を下げるなど地合いの悪さが目立ち、全体売買代金も2兆円をかろうじて上回ったものの低調だった。
個別では、トヨタ自動車<7203>が軟調、ファーストリテイリング<9983>、任天堂<7974>も冴えない。武田薬品工業<4502>も安く、リクルートホールディングス<6098>も値を下げた。日本電産<6594>が軟調、Zホールディングス<4689>も売り優勢だった。サンデンホールディングス<6444>がストップ安となったほか、クロス・マーケティンググループ<3675>、ダイセキ環境ソリューション<1712>なども大きく値を下げた。
半面、東京エレクトロン<8035>が売買代金を膨らませ大幅高となったほか、レーザーテック<6920>やルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体関連株が買いを集めた。ダイキン工業<6367>、ニトリホールディングス<9843>なども堅調。アイティメディア<2148>が急伸、パイプドHD<3919>、日本農薬<4997>なども値を飛ばした。マルマエ<6264>も大きく水準を切り上げた。ワイヤレスゲート<9419>も高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、SBG <9984> 、アドテスト <6857> 、ダイキン <6367> 、ソニー <6758> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約86円。うち47円は東エレク1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアステラス <4503> 、KDDI <9433> 、リクルート <6098> 、第一三共 <4568> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約48円。
東証33業種のすべての業種が下落。下落率の小さかった上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)鉄鋼、(3)証券商品先物、(4)電気機器、(5)機械。一方、下落率の大きかった5業種は(1)医薬品、(2)繊維製品、(3)不動産業、(4)ゴム製品、(5)パルプ・紙。
■個別材料株
△ピックルス <2925>
キムチ好調で第1四半期2ケタ増収増益を好感。
△パイプドHD <3919>
第1四半期経常利益3割増を好感。
△ジャストプラ <4287> [JQ]
オージス総研と資本業務提携合意。
△ステムリム <4599> [東証M]
業績予想の上方修正と塩野義との新たな契約を好感。
△日農薬 <4997>
20年3月期業績は計画上振れで着地。
△マルマエ <6264>
FPD分野好調で第3四半期営業利益は76%増。
△タツモ <6266>
半導体関連株人気波及で足もとの業績急拡大を見直す動き。
△セリオ <6567> [東証M]
20年5月期営業利益は計画上振れ。
△共栄セキュリ <7058> [JQ]
警備保障会社の東京セフティを持ち分法適用関連会社化。
△アルテック <9972>
25万株を上限とする自社株買いを実施
▼そーせい <4565> [東証M]
海外公募とユーロ円CBの発行による希薄化を懸念。
▼サンデンHD <6444>
事業再生ADRを申請。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)KeePer <6036> 、(2)ITメディア <2148> 、(3)パイプドHD <3919> 、(4)日農薬 <4997> 、(5)ピックルス <2925> 、(6)Bガレージ <3180> 、(7)昭文社HD <9475> 、(8)ワイヤレスG <9419> 、(9)マルマエ <6264> 、(10)アセンテック <3565> 。
値下がり率上位10傑は(1)サンデンHD <6444> 、(2)クロスマーケ <3675> 、(3)スマバ <9417> 、(4)ダイセキS <1712> 、(5)三陽商 <8011> 、(6)ダイセキ <9793> 、(7)サイバーリン <3683> 、(8)アイロムG <2372> 、(9)サンネクスタ <8945> 、(10)井村屋G <2209> 。
【大引け】
日経平均は前日比166.41円(0.75%)安の2万2121.73円。TOPIXは前日比20.16(1.29%)安の1538.61。出来高は概算で11億8497万株。東証1部の値上がり銘柄数は274、値下がり銘柄数は1849となった。日経ジャスダック平均は3416.00円(26.90円安)。
[2020年7月1日]
株探ニュース
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