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くら寿司のニュース
日経平均株価
始値 23843.51
高値 23910.01(11:04)
安値 23779.23(09:29)
大引け 23795.44(前日比 -235.91 、 -0.98% )
売買高 10億4906万株 (東証1部概算)
売買代金 1兆9516億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は終始売り優勢の展開で反落、2万3800円台を割り込む
2.為替が1ドル109円台半ばまで円高に振れ、輸出主力株中心に向かい風
3.新型肺炎への警戒感くすぶるなか、香港と中国株の大幅下落が重荷となる
4.中国・武漢市では公共交通機関のストップを発表、リスクオフの流れ助長
5.全体の77%の銘柄が値を下げ、売買代金は増勢ながら2兆円台に届かず
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは9ドル安と小幅に続落した。主力小型機「737MAX」の運行再開に不透明感が強まったボーイングが続落したほか、キャタピラーやダウなど中国向け売上比率の高い銘柄が下落し指数を押し下げた。
東京市場では終始売り優勢の展開となり、日経平均株価は前日の上げ幅を上回る下げで、終値で2万3800円台を割り込んだ。
23日の東京市場は、前日の米国株市場では主要株指数が高安まちまちだったものの、外国為替市場で1ドル=109円台半ばまで円高が進んだこともあって、輸出主力株中心にリスク回避の売りが活発化した。中国で発生した新型肺炎の感染拡大に対する警戒感がくすぶるなか、きょうは、香港株と中国・上海株が大きく値を下げており、これを横目に先物に海外ヘッジファンド筋とみられる売りが出て、現物株もこれに引きずられる格好となった。新型肺炎の発生元となった中国・武漢市では感染拡大を防ぐために、公共交通機関をストップさせる措置を発表し、これが中国経済へ悪影響をもたらすとの思惑が売りを助長した。海運、鉄鋼株などの下げが目立ち、東証1部全体の77%の銘柄が下落する売り圧力の強い地合いだった。なお、売買代金は増勢ではあるものの2兆円台には届かなかった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も売られており、この2銘柄による全体指数の押し下げ効果が大きかった。東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>なども軟調だった。楽天<4755>も下落した。IDOM<7599>が急落、アイスタイル<3660>、シキボウ<3109>などが大きく値を下げたほか、新日本科学<2395>、ダブル・スコープ<6619>なども安い。
半面、アドバンテスト<6857>が売買高を伴い上昇、任天堂<7974>もしっかり。トヨタ自動車<7203>も底堅さを発揮した。阿波製紙<3896>がストップ高、ファルコホールディングス<4671>も値を飛ばした。ファーマライズホールディングス<2796>、くら寿司<2695>が物色人気となり、わかもと製薬<4512>、イワキ<8095>が商いを膨らませて急動意した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857> 、エーザイ <4523> 、TDK <6762> 、セコム <9735> 、明治HD <2269> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約17円。うち12円はアドテスト1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、SBG <9984> 、ファミマ <8028> 、ダイキン <6367> 、日東電 <6988> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約88円。
東証33業種のうち上昇はその他金融業、その他製品の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)精密機器、(2)証券商品先物、(3)電気機器、(4)保険業、(5)食料品。一方、下落率の大きかった5業種は(1)海運業、(2)鉄鋼、(3)鉱業、(4)空運業、(5)非鉄金属。
■個別材料株
△出前館 <2484> [JQ]
シェアフルとサービス連携を開始。
△アスクル <2678>
クレディ・スイス証券が買い推奨。
△グッドライフ <2970> [JQ]
販売用不動産を取得へ。
△メドレー <4480> [東証M]
三菱UFJMS証券が新規「バイ」でカバレッジ開始。
△中京医薬 <4558> [JQ]
新型コロナウイルス対策関連の物色人気続く。
△ジーンテクノ <4584> [東証M]
東京都医学総合研究所などと共同研究契約を締結。
△ファルコHD <4671>
今期最終を一転2.3倍増益に上方修正。
△アップバンク <6177> [東証M]
「マックスむらい」氏が代表取締役社長CEOに就任。
△ローツェ <6323>
韓国子会社がディスプレー製造装置を受注。
△ベルトラ <7048> [東証M]
前期の経常最高益予想を5%上乗せ。
▼イオンモール <8905>
大和証券がレーティングを「3」へ引き下げ。
▼Genky <9267>
今期経常を一転23%減益に下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)阿波製紙 <3896> 、(2)ファルコHD <4671> 、(3)eBASE <3835> 、(4)ランド <8918> 、(5)ファマライズ <2796> 、(6)くら寿司 <2695> 、(7)サクサ <6675> 、(8)わかもと <4512> 、(9)エムアップ <3661> 、(10)イワキ <8095> 。
値下がり率上位10傑は(1)IDOM <7599> 、(2)Genky <9267> 、(3)アイスタイル <3660> 、(4)エアーテック <6291> 、(5)シキボウ <3109> 、(6)新日本科学 <2395> 、(7)ワイエイシイ <6298> 、(8)WSCOPE <6619> 、(9)日進工具 <6157> 、(10)日華化学 <4463> 。
【大引け】
日経平均は前日比235.91円(0.98%)安の2万3795.44円。TOPIXは前日比13.63(0.78%)安の1730.50。出来高は概算で10億4906万株。東証1部の値上がり銘柄数は433、値下がり銘柄数は1660となった。日経ジャスダック平均は3949.81円(15.26円安)。
[2020年1月23日]
株探ニュース
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